ラ
ラオックスホールディングス株式会社
ラオックスホールディングスカブシキガイシャ上場小売業8202EDINET: E03101Laox Holdings CO.,LTD.
決算期: 12月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
575億円
6.47%営業利益 (FY25)
0.7億円
51.41%経常利益 (FY25)
0.3億円
84.51%純利益 (FY25)
-1.0億円
114.78%総資産
424億円
3.74%自己資本比率
53.5%
—ROE
-0.4%
3.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ラオックスホールディングスは、傘下にシャディ(ギフト通販)・バーニーズジャパン(高級アパレル)・免税小売店舗などを擁する複合消費財グループである。かつて2019年に売上高1,295億円を計上したが、コロナ禍によるインバウンド急減と事業再編を経て、FY2025の売上高は575億円と6年間でほぼ半減した。主力のギフトソリューション事業(売上345億円、全体の60%)は物流・EC・コールセンターを内製化した独自バリューチェーンを持つが、中元・歳暮期に売上の約50%が集中するという季節偏重構造を抱える。リテール事業では日中関係悪化によりインバウンド需要が抑制され、セグメント損失64百万円に転落した。FY2025は営業利益69百万円(前年比51.5%減)、純損失99百万円となり、ROEは-0.4%に落ち込んだ。2025〜2027年度の中期経営計画では「収益優先の改革」「選択と集中」「顧客セグメント拡大」「グループシナジー最大化」の4テーマを掲げ、不採算店舗の統廃合、銀座鈴屋の子会社化による和菓子ブランド強化、バーニーズ銀座本店の大規模リニューアルなどを推進している。手元現金は78億円と財務余力はあるが、特定顧客(中国人インバウンド)依存からの脱却と安定収益源の確立が喫緊の課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ギフトソリューション事業が売上の60%(345億円)を占め、高級アパレルのリテール事業36%(208億円)が続く。
- 2顧客: ギフト通販では国内法人・個人、リテールでは富裕層国内客とインバウンド(中国系)を主要ターゲットとしている。
- 3価値提案: 物流・EC・コールセンターの内製化によるギフト一貫サービスと、バーニーズ等のブランド体験価値を組み合わせて提供する。
- 4コスト構造: 中元・歳暮期に売上の約50%が集中する季節変動型で、固定費削減と店舗統廃合によりコスト最適化を推進している。
Risks · リスク要因
- 1中国人インバウンド依存リスク: 日中関係悪化でリテール事業が前年比7.0%減・セグメント赤字に転落し、地政学変化への脆弱性が露呈した。
- 2売上高の構造的縮小リスク: 2019年比で売上高が6年間で55%減少しており、新たな収益柱が確立されなければ下落トレンドが継続する可能性がある。
- 3カタログ・物流コスト上昇リスク: 紙パルプ・燃料価格高騰がシャディの資材調達コストおよび配送費を押し上げ、利益を圧迫する可能性がある。
- 4固定資産減損リスク: 店舗統廃合を進める中でFY2025に減損損失79百万円・除却損161百万円を計上しており、追加損失計上の可能性が残る。
Strengths · 強み
- 1シャディが保有するギフト通販の物流・EC・コールセンター一体オペレーションは、競合他社が容易に模倣できない高参入障壁となっている。
- 2バーニーズジャパンは国内高感度富裕層への認知度が高く、銀座本店リニューアルで体験価値を強化し差別化を維持している。
- 3アセット・サービス事業が保有不動産の売却・仲介を通じてキャッシュ創出に貢献し、FY2025セグメント利益は前年から黒字転換(224百万円)した。
- 4手元現金78億円と自己資本比率53%超の財務健全性が、事業再編・M&A実行の基盤となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1収益優先の構造改革: 不採算免税店舗の統廃合を継続し、2027年度までにリテール事業の黒字化を目指す。
- 2ギフト事業の商品差別化: 高単価ギフト開発・海外直輸入品導入・銀座鈴屋の和菓子ブランド再構築で粗利率改善を図る。
- 3顧客セグメントの多様化: インバウンド特定層依存から脱却し、国内富裕層・ブライダル(エスクリ協業)・法人顧客へターゲットを拡張する。
- 4グループシナジー最大化: ギフト物流インフラをアパレル向けにも開放し、グループ横断の物流効率化とEC売上拡大を2027年度目標に推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上575億円(前年比-6.5%)、営業利益69百万円(-51.5%)、純損失99百万円と2期ぶりの最終赤字に転落した。
銀座鈴屋の子会社化: 2024年9月に和菓子メーカーの株式会社銀座鈴屋を取得し、自社製造体制の確立と和菓子ブランド強化を開始した。
バーニーズ銀座本店の大規模リニューアル: 2024年9月に実施し、マーケティング投資を強化したが、リテール全体のセグメント損失は64百万円となった。
アセット・サービス事業が黒字転換: 不動産売却・仲介案件の成約と資産除去債務戻入424百万円が寄与し、前年損失218百万円から利益224百万円へ改善した。
02
業績推移
売上高
575億円▼6.5%FY25
営業利益
0.7億円▼51.4%FY25
純利益
-1億円▼114.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1295 | 830 | 681 | 551 | 602 | 615 | 575 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.5 | 2.8 | 1.4 | 0.7 |
| 経常利益 | -36.8 | -34.4 | -21.5 | 4.9 | 5.6 | 2.3 | 0.3 |
| 純利益 | -78.7 | -166 | -71.1 | 0.7 | 20.4 | 6.7 | -1.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 853 | 635 | 467 | 409 | 463 | 441 | 424 |
| 純資産 (自己資本) | 442 | 276 | 201 | 203 | 224 | 230 | 227 |
| 自己資本比率 (%) | 51.8 | 43.4 | 43.1 | 49.6 | 48.4 | 52.2 | 53.5 |
| 現金及び預金 | 137 | 121 | 102 | 96.8 | 101 | 97.1 | 78.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲28.8 | 14.2 | 9.3 | ▲20.8 | ▲1.9 | ▲0.7 | ▲3.3 |
| 投資CF | ▲1.6 | 0.8 | 12.1 | 25.1 | ▲7.5 | ▲6.5 | ▲11.6 |
| 財務CF | 117 | ▲30.4 | ▲42.0 | ▲9.7 | 13.3 | 2.4 | ▲3.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AssetAndServicesBusiness0.0兆3.3%0.00兆11.7%
GIFT0.0兆60.0%0.00兆3.3%
RetailBusiness0.0兆36.2%▲0.00兆-0.3%
TradingBusiness0.0兆0.4%▲0.00兆-18.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
59人
平均年齢
45.8歳
平均勤続
10.1年
単体 平均年収
759万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
3.00円+1
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
2
FY25
3
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。