三
三井住友トラストグループ株式会社
ミツイスミトモトラストグループカブシキガイシャ上場銀行業8309EDINET: E03611Sumitomo Mitsui Trust Group, Inc.
決算期: 03月期
業種: 銀行業
売上高 (FY25)
2.92兆円
18.06%営業利益 (FY25)
0.15兆円
89.76%経常利益 (FY25)
0.37兆円
262.88%純利益 (FY25)
0.26兆円
225.30%総資産
78.2兆円
3.12%自己資本比率
4.0%
—ROE
8.3%
5.62%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
三井住友トラストグループは、三井住友信託銀行を中核とする国内最大・最高格の信託銀行グループである。1924年創業の信託会社を源流に持ち、銀行機能・資産運用・資産管理・不動産機能を融合した独自のビジネスモデルを展開する。売上高は2019年の1.47兆円から2025年には2.92兆円へと2倍近くに拡大し、FY2025の親会社帰属純利益は前年度比+1,784億円の2,576億円と過去最高を更新した。収益の柱は役務取引等収支(3,607億円)と信託報酬(1,208億円)に代表される手数料系収益であり、金利上昇局面でも安定した収益構造を持つ。中期経営計画では「AUF(Assets Under Fiduciary)」を成長の軸に設定し、FY2025に約640兆円へ拡大させた。日興アセットマネジメントや三井住友トラスト・アセットマネジメントを傘下に持ち、資産運用・管理領域でのグループ総合力が際立つ。一方、信用コストの増加やALMリスク、政策保有株式の時価変動リスクなどが主要な課題として残る。ROEは8.3%と目標水準へ向け改善中であり、資本効率向上と株主還元強化が引き続き注目点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 役務取引等収支3,607億円・信託報酬1,208億円など手数料系収益が中心で、金利系収益も金利上昇で改善している。
- 2顧客: 個人の資産形成から国内外機関投資家・年金基金・事業法人まで幅広い顧客層に信託ソリューションを提供している。
- 3価値提案: 銀行・資産運用・資産管理・不動産機能を融合したワンストップの受託者サービスで、AUF約640兆円を管理している。
- 4グループ構成: 三井住友信託銀行を中核に日興アセットマネジメント等を傘下に持ち、総合信託グループとして機能を補完している。
Risks · リスク要因
- 1ALM・金利リスク: 急激な金利変動により保有金融資産の価値変動や調達費用増加が生じ、ALM運営の難易度が高まっている。
- 2信用集中リスク: 大口与信先の業況悪化により与信関係費用が増加し、FY2025も特例引当金の再評価で費用が膨らんだ経緯がある。
- 3法務・コンプライアンスリスク: 元社員によるインサイダー事案が発生しており、内部管理態勢の強化とレピュテーション毀損への対応が急務である。
- 4政策保有株式の価格変動: 削減方針を掲げながらも保有残高が残存しており、株価急落時に減損・評価損が業績を直撃するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1信託ライセンスの参入障壁: 兼営信託銀行として年金・不動産・証券代行を一体提供できる希少な業態であり、競合との差別化が明確である。
- 2AUF約640兆円の規模: 資産運用・管理残高の圧倒的な規模が安定した手数料収益を生み出し、市場変動への耐性を高めている。
- 3年金受託における圧倒的地位: 企業年金の制度設計・運用・管理を三位一体で提供する機能は国内随一であり、長期固定収益を確保している。
- 4金利上昇の追い風: 国内金利上昇により国内資金運用利回りが1.27%から1.71%へ改善し、利ざや拡大が業績押し上げ要因となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1AUF拡大による成長: 中期経営計画でAUFを主要KPIに設定し、FY2025の約640兆円からさらなる拡大を目指している。
- 2アドバイザリ機能強化: フューチャートラストや気候変動コンサルなど新商品・サービスを投入し、個人・法人向け意思決定支援を高度化する方針である。
- 3資産運用力の強化: 日興アセットマネジメントや三井住友トラスト・アセットマネジメントが個性を発揮し、グローバルで運用競争力を高める計画である。
- 4DX推進と生産性向上: DXによる既存業務プロセスの構造変革と採算性改善を図り、インフレ環境下でのコスト競争力を維持する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025純利益が過去最高: 親会社帰属純利益2,576億円(前年比+1,784億円)・実質業務純益3,620億円(同+233億円)でいずれも過去最高益を達成した。
株式等関係損益の大幅改善: 前年度の日本株ベア型投信の持ち値改善処理に伴う減益要因が解消し、経常利益が前年比+2,663億円の3,676億円となった。
創業100周年を迎えた節目: 2024年4月15日に創業100年を迎え、中期経営計画2年目として「実行・実践・実現」を掲げた重点施策を推進している。
信託財産残高が過去最大: 連結信託財産額が前年度末比5兆8,129億円増の263兆2,797億円に拡大し、AUFも約580兆円から約640兆円へ増加した。
02
業績推移
売上高
2.92兆円▲18.1%FY25
営業利益
0.15兆円▲89.8%FY25
純利益
0.26兆円▲225.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.47 | 1.54 | 1.38 | 1.40 | 1.82 | 2.48 | 2.92 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.06 | 0.07 | 0.08 | 0.15 |
| 経常利益 | 0.26 | 0.26 | 0.18 | 0.23 | 0.29 | 0.10 | 0.37 |
| 純利益 | 0.17 | 0.16 | 0.14 | 0.17 | 0.19 | 0.08 | 0.26 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 57.0 | 56.5 | 63.4 | 64.6 | 69.0 | 75.9 | 78.2 |
| 純資産 (自己資本) | 2.73 | 2.59 | 2.72 | 2.75 | 2.82 | 3.14 | 3.13 |
| 自己資本比率 (%) | 4.8 | 4.6 | 4.3 | 4.2 | 4.1 | 4.1 | 4.0 |
| 現金及び預金 | 14.1 | 11.0 | 16.8 | 15.7 | 19.2 | 20.8 | 23.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.37 | ▲2.40 | 6.55 | ▲0.12 | 2.62 | 4.29 | 3.98 |
| 投資CF | ▲0.23 | ▲0.63 | ▲0.48 | ▲0.88 | 0.96 | ▲2.58 | ▲1.76 |
| 財務CF | ▲0.14 | ▲0.09 | ▲0.22 | ▲0.13 | ▲0.22 | ▲0.09 | ▲0.05 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
359.56
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.3%
自己資本利益率
ROA
0.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
273人
平均年齢
48.9歳
平均勤続
21.5年
単体 平均年収
1,351万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
227.50円+63
配当性向
74.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
225
FY21
225
FY22
250
FY23
310
FY24
165
FY25
228
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。