株
株式会社七十七銀行
カブシキガイシャシチジュウシチギンコウ上場銀行業8341EDINET: E03545The 77Bank,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 銀行業
売上高 (FY25)
1716億円
13.95%営業利益 (FY25)
—億円
—経常利益 (FY25)
563億円
27.20%純利益 (FY25)
393億円
31.77%総資産
104228億円
0.75%自己資本比率
5.5%
—ROE
6.7%
1.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
七十七銀行は宮城県を中核営業基盤とする東北最大規模の地方銀行であり、預金8兆9,608億円・貸出金6兆1,705億円・総資産10兆4,227億円の財務規模を持つ。FY2025(2025年3月期)は日銀の2度の利上げを追い風に資金運用収支が103億円(前年比+10,375百万円)へ拡大し、経常利益563億円(+27.1%)・純利益393億円(+31.7%)と大幅増益を達成した。貸出金は中小企業向けを中心に前年比+5.3%・3,160億円増と伸長し、預り資産残高(単体)も前年比+11.6%・6,335億円に達した。中長期経営計画「Vision 2030」のもと、2030年度に純利益450億円・ROE7%以上・コアOHR40%以下を目標に掲げ、コンサルティング機能強化・非金融分野への事業領域拡大・DX推進を推進している。一方、宮城県への営業集中リスク、金利急変動によるALM運営の複雑化、人口減少に伴う市場縮小、サイバーリスク等が中長期の課題として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 資金運用収支(貸出金・有価証券利息)が粗利益の過半を占め、FY2025は103,104百万円と最大収益柱である。
- 2顧客: 宮城県内の中小企業・個人(住宅ローン)・地公体を主要顧客とし、県内貸出比率は約70%である。
- 3価値提案: 融資にとどまらずコンサルティング・事業再生・資産形成支援を提供し、地域課題解決型の総合金融サービスを担っている。
- 4コスト構造: 営業経費52,524百万円(FY2025)で、コアOHRを45.34%から2030年40%以下へ削減する効率化を継続している。
Risks · リスク要因
- 1ALM運営の難化: 金利急上昇局面では預金調達コスト増・債券評価損が同時発生し、有価証券(2兆9,192億円)の含み損拡大が業績を圧迫するリスクがある。
- 2特定地域集中リスク: 宮城県への貸出・預金依存度が高く、地域経済の悪化や人口減少が不良債権増加と業容縮小を直撃する構造リスクを内包している。
- 3競合激化: フィンテック・異業種参入や大手行の地方進出により相対的競争優位が低下し、貸出利鞘・手数料収入が中長期的に圧縮されるリスクがある。
- 4サイバー・システムリスク: 膨大な金融データを保有するため、サイバー攻撃やシステム障害が発生した場合、業務停止・信用失墜・情報漏洩等の多大な損害が生じる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1地域シェアの圧倒的優位: 宮城県内預金8兆4,064億円・貸出4兆3,332億円を握り、東北最大の地銀として参入障壁が高い。
- 2金利上昇の恩恵: 短長期金利上昇で資金運用収支が前年比+10,375百万円拡大し、利ザヤ改善の構造的恩恵を享受できる体制を持つ。
- 3財務健全性の高さ: 連結自己資本比率10.60%は国内基準4%を大幅に上回り、与信コスト337百万円と不良債権リスクも現時点では低位である。
- 4仙台圏再開発への参画: ナノテラスや半導体プロジェクト等の地域開発案件へ積極的に関与し、中長期的な貸出・投資機会を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1Vision 2030の数値目標達成: 2030年度に純利益450億円・ROE7%以上・コアOHR40%以下を掲げ、収益拡大と効率化を同時推進する計画である。
- 2コンサルティング機能の強化: 資産形成支援・M&A仲介・事業承継・創業スタートアップ支援を拡充し、金融収益以外の役務収益(FY2025: 17,607百万円)の拡大を図る。
- 3非金融・グループ事業の拡大: みやぎ広域PPPプラットフォーム(MAPP)やビジネスコンテスト主催を通じ、産学官金連携で地域開発プロジェクトへの参画を深化させる。
- 4DXと人材投資: デジタル関連投資の拡大と生産性向上を推進し、人手不足対応と若手・多様な人材確保・育成によるグループガバナンス強化を進める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025純利益393億円で過去最高水準: 経常利益563億円(前年比+27.1%)、純利益393億円(+31.7%)と大幅増益を達成し、1株当たり純利益は529円50銭となった。
貸出金が6兆1,705億円に拡大: 前年比3,160億円(+5.3%)増で、中小企業向けが+2,202億円・住宅ローンが+317億円と堅調な伸びを示した。
金利上昇が資金利益を押し上げ: 日銀の2度の利上げにより長期金利が期首0.7%台から期末1.4%台へ上昇し、資金運用収支は103,104百万円に拡大した。
有価証券は1,579億円減少し地方債圧縮: 地方債を2,014億円減らす一方で国債を794億円積み増し、金利リスク管理の観点からポートフォリオを組み替えた。
02
業績推移
売上高
1,716億円▲13.9%FY25
営業利益
データなし
純利益
393億円▲31.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1095 | 1169 | 1200 | 1182 | 1221 | 1506 | 1716 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 経常利益 | 234 | 263 | 251 | 330 | 358 | 442 | 563 |
| 純利益 | 177 | 183 | 165 | 222 | 251 | 298 | 393 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 86275 | 87700 | 98396 | 106882 | 102008 | 105011 | 104228 |
| 純資産 (自己資本) | 4891 | 4474 | 5133 | 5133 | 5045 | 6017 | 5739 |
| 自己資本比率 (%) | 5.7 | 5.1 | 5.2 | 4.8 | 4.9 | 5.7 | 5.5 |
| 現金及び預金 | 7050 | 7374 | 13670 | 19556 | 13109 | 12796 | 10007 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲1944 | 167 | 8044 | 6340 | ▲6818 | ▲1037 | ▲3372 |
| 投資CF | 2008 | 203 | ▲1711 | ▲415 | 431 | 802 | 691 |
| 財務CF | ▲33.7 | ▲45.2 | ▲37.2 | ▲39.1 | ▲59.7 | ▲78.4 | ▲108 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
529.50
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.7%
自己資本利益率
ROA
0.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
2,291人
平均年齢
38.9歳
平均勤続
16.0年
単体 平均年収
760万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
252.50円+75
配当性向
33.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
75
FY21
75
FY22
95
FY23
130
FY24
178
FY25
253
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。