日
日本アジア投資株式会社
ニホンアジアトウシカブシキガイシャ上場証券、商品先物取引業8518EDINET: E03695Japan Asia Investment Company, Limited
決算期: 03月期
業種: 証券、商品先物取引業
売上高 (FY25)
30.9億円
26.51%営業利益 (FY25)
1.1億円
109.13%経常利益 (FY25)
1.4億円
110.83%純利益 (FY25)
4.0億円
123.53%総資産
154億円
8.20%自己資本比率
46.4%
—ROE
6.5%
32.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本アジア投資株式会社は、日本とアジアを対象とする独立系投資会社であり、未上場株式・プロジェクト投資を中核に、再生可能エネルギー・障がい者グループホーム・ヘルスケア施設などのリアルアセット投資(投資開発事業)、上場・未上場株式ファンドの運用(投資運用事業)、ファンドのミドル・バック業務受託(ファンド・プラットフォーム事業)の3事業を運営する。FY2025(2025年3月期)は売上高31億円(前期比+26.5%)、営業利益1億円、純利益4億円を計上し、前期の純損失17億円から大幅に黒字転換した。黒字回復の主因はメガソーラー・ヘルスケアプロジェクトの売却益増加、中華圏での評価損一巡、販管費削減(前期比-16.4%)の複合効果である。一方でPBRは依然1倍割れが継続しており、2025-2027年の中期経営計画ではAUM・AUA増加によるフィー収入拡大と借入金リファイナンスにより資本コスト(約13.4%)水準のROE達成を目指している。KPIとして2027年3月期にAUM増加額累計450億円・AUA残高4,000億円を掲げるが、FY2025実績はそれぞれ29億円・2,690億円と計画を下回っており、達成には2026-2027年の大幅な積み上げが前提となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: プロジェクト売却キャピタルゲイン・組合持分利益(FY2025合計29億円超)が主収益で、管理報酬フィー1.3億円が安定収益を補完する。
- 2顧客: 国内外の機関投資家・ファミリーオフィス・富裕層向けにファンドを組成し、VCやCVCファンド運営企業にはBPO業務を提供する。
- 3価値提案: インフレヘッジ特性を持つリアルアセット(再エネ・障がい者GH等)と日本・アジア株式の両資産クラスで責任投資ニーズに応える。
- 4コスト構造: 販管費11億円が固定費主体で、外部資金(プロジェクトファイナンス・ファンド資金)活用により自己資本負担を抑制する設計である。
Risks · リスク要因
- 1借入金リスケ継続: 当社単体の金融機関借入35億円はリスケジュール中であり、リファイナンス未達成が財務信認低下や資金繰り悪化を招く恐れがある。
- 2業績の売却依存: 安定フィー収入が1.3億円にとどまり、収益の大半をプロジェクト・株式売却タイミングに依存するため業績変動リスクが極めて大きい。
- 3為替・カントリーリスク: アジア各国での外貨建資産を保有しヘッジ未実施のため、急激な円高や現地政治・法制度変更が資産価値を直撃する可能性がある。
- 4競合激化: 金融機関・外資系PEファンドの参入増加により案件価格が上昇し、中小規模の当社が競争力ある条件で案件を獲得できなくなるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1アジアネットワーク: 設立以来30年超で構築した日本・アジア現地政府・パートナー企業との関係が、独自の案件ソーシングを可能にしている。
- 2ファンドBPO実績: 子会社ジャイク事務サービスがAUA2,690億円のファンド事務受託を担い、採算性向上により計画超の報酬収入を確保している。
- 3リアルアセット多角化: 再エネ・障がい者GH・ヘルスケアと分散したプロジェクト群がディフェンシブ収益とESG訴求力を同時に提供している。
- 4損失処理の完了: 中華圏の評価損計上が前期で一巡し、FY2025の評価損は前期比82.2%減の1.4億円まで圧縮されポートフォリオが健全化した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1フィー収入拡大: AUM増加額をFY2026に210億円・FY2027に450億円と積み上げ、安定フィーで固定費11億円をカバーし黒字を恒常化する計画である。
- 2新規投資領域開拓: FY2026にデータセンターおよび再生可能エネルギーの新規プロジェクト投資を検討し、投資開発事業AUM増加額を60億円に拡大する。
- 3財務再構築: リスケ中の借入金35億円のリファイナンスを実現し、新規借入による財務レバレッジ改善とROE12.7%(資本コスト13.4%水準)の達成を目指す。
- 4AUA4,000億円目標: ファンドPF事業で顧客候補からの引き合いを取り込み、人員補強と業務効率化によりFY2027のAUAを4,000億円まで拡大する計画である。
Recent Highlights · 直近の動向
黒字転換: FY2025は純利益4億円(前期 純損失17億円)を達成。メガソーラー3件売却・DC/GH売却益増が主因で営業総利益は前期比629.6%増の12億円となった。
第三者割当増資: 2024年6月にガバナンス・パートナーズASIA投資事業有限責任組合を割当先として約10億円を調達し、期末現金残高を30.5億円に押し上げた。
中期経営計画始動: 2024年8月に2025-2027年計画を策定、AUM・AUAをKPIに設定し、FY2025実績はAUM29億円・AUA2,690億円と初年度目標を下回った。
FY2026業績予想: 国内未上場株・GH等の売却により親会社株主帰属純利益を4.5億円と見込み、中期計画KGIの10億円達成はFY2027に持ち越される見通しである。
02
業績推移
売上高
30.9億円▲26.5%FY25
営業利益
1.1億円▲109.1%FY25
純利益
4億円▲123.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 35.0 | 39.5 | 37.1 | 32.0 | 38.7 | 24.4 | 30.9 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -2.4 | 0.1 | -11.5 | 1.1 |
| 経常利益 | 0.1 | 4.4 | -4.0 | -4.1 | -1.3 | -13.0 | 1.4 |
| 純利益 | 5.8 | 3.4 | 0.3 | 0.2 | -3.0 | -17.0 | 4.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 288 | 285 | 252 | 202 | 188 | 168 | 154 |
| 純資産 (自己資本) | 84.0 | 87.2 | 91.1 | 94.4 | 91.0 | 61.3 | 71.6 |
| 自己資本比率 (%) | 29.1 | 30.5 | 36.2 | 46.7 | 48.5 | 36.5 | 46.4 |
| 現金及び預金 | 40.8 | 27.2 | 33.0 | 24.0 | 17.6 | 14.0 | 30.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.0 | 1.2 | 17.3 | ▲1.4 | 1.6 | 4.6 | 14.3 |
| 投資CF | 12.2 | 1.5 | 0.6 | 2.1 | — | ▲0.0 | 0.2 |
| 財務CF | ▲21.7 | ▲16.2 | ▲12.2 | ▲10.1 | ▲8.1 | ▲8.3 | 1.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
18.94
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.5%
自己資本利益率
ROA
2.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
21人
平均年齢
47.0歳
平均勤続
13.0年
単体 平均年収
805万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。