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いちよし証券株式会社
イチヨシショウケンカブシキガイシャ上場証券、商品先物取引業8624EDINET: E03772Ichiyoshi Securities Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 証券、商品先物取引業
売上高 (FY25)
188億円
0.18%営業利益 (FY25)
22.9億円
18.48%経常利益 (FY25)
24.1億円
16.31%純利益 (FY25)
15.6億円
18.92%総資産
419億円
10.18%自己資本比率
65.5%
—ROE
5.5%
1.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
いちよし証券は「金融・証券界のブランド・ブティックハウス」を経営目標に掲げる独立系中堅証券会社である。仕組み債など複雑商品を取り扱わない「いちよし基準」という顧客本位の信念を20年以上維持しており、売買手数料依存のフロー型から投信信託報酬・ラップフィー中心のストック型ビジネスモデルへの転換を進めている。2019年から「改革の断行」を推進し、引受け業務の取り止め、支店主導の営業体制への移行、小型店舗「プラネットプラザ」の展開などを実施してきた。グループはいちよし証券のアドバイス力、いちよし経済研究所のリサーチ力、いちよしアセットマネジメントの運用力(運用残高5,826億円)の3機能を連携させる体制を持つ。 FY2025の純営業収益は187億円と前期比ほぼ横ばいに留まった一方、人件費増加により販管費が3.0%増加し営業利益は22億円と18.5%減少した。ストック型移行の進捗指標であるコストカバー率は71.4%(前期61.2%)と大幅改善し、安定収益比率は64.1%に達したことは評価できる。ただし預り資産が2.2兆円と前期末比2.5%減少しており、中期経営計画「3・D」の目標3兆円達成には一段の成長加速が必要な状況にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 投信信託報酬45億円・ラップフィー46億円のストック収益が受入手数料の64.1%を占め安定収益基盤を形成している。
- 2顧客: 個人富裕層を中心に全国支店網とプラネットプラザを通じ、オーダーメイドのポートフォリオ提案を行っている。
- 3価値提案: 仕組み債等を扱わない「いちよし基準」と中小型成長株リサーチ力を組み合わせた独自の顧客本位アドバイスを提供している。
- 4グループ連携: 証券・リサーチ・運用の3社が連携するトライアングル経営で富裕層ビジネスと中小型株分析を両輪で展開している。
Risks · リスク要因
- 1株式市場依存リスク: 日経平均急落時(2024年8月に3.1万円台)に委託手数料が前期比19.0%減となったように市況悪化が直接業績を直撃する。
- 2競争激化リスク: ネット証券や大手対面証券がラップ・投信市場へ攻勢をかけており、預り資産2.2兆円の維持拡大が困難になる可能性がある。
- 3リーガル・コンプライアンスリスク: 金融商品取引業特有の法令違反・行政処分リスクがあり、信頼ブランドの毀損が業績に甚大な影響を及ぼしうる。
- 4収益構造転換の遅延リスク: コストカバー率71.4%は改善途上であり、販管費増加が続く中で預り資産3兆円目標の達成が遅れれば利益圧迫が長期化する。
Strengths · 強み
- 1顧客本位の差別化: 20年以上「仕組み債は取り扱わない」などいちよし基準を堅持し、信頼ブランドを構築している点が他社との差別化要因である。
- 2ストック収益の拡大: ドリコレ残高が前期末比21.5%増の3,273億円に達し、安定収益比率64.1%はフロー依存リスクを低減している。
- 3グループ研究力: いちよし経済研究所の中小型株リサーチと、運用残高5,826億円のいちよしアセットマネジメントが証券営業を支援している。
- 4財務健全性: 自己資本比率65.4%・自己資本規制比率448%と財務基盤が厚く、追加先行投資の余地を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画「3・D」: 預り資産3兆円を最重要目標に掲げ、ドリコレ・投信残高の継続拡大でストック型ビジネスモデルへの転換を完成させる。
- 2チャネル・店舗戦略: 既存店のプラネットプラザ化など小型店舗展開を継続し、顧客利便性向上と地域密着型の営業基盤拡充を図る。
- 3資産承継サービス拡充: 2024年9月開始の「ドリコレ・パス」など次世代承継サービスを育成し、富裕層顧客の世代を超えた長期取引を取り込む。
- 4人材投資: アドバイザーの質向上・若手育成・女性活躍推進を最大の先行投資と位置づけ、人件費増を容認して営業力強化に継続投資する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 純営業収益は187億円(前期比0.2%減)とほぼ横ばいも、販管費3.0%増により営業利益は22億円と18.5%減少した。
ドリコレ残高: ファンドラップ「ドリーム・コレクション」残高が3,273億円と前期末比21.5%増加し、ストック型転換を牽引している。
コストカバー率改善: 安定収益の販管費カバー率が前期61.2%から71.4%へ大幅改善し、ストック型モデルへの転換進捗が数値として示された。
株主還元: 配当11億50百万円に加え自己株式19億円を取得し合計30億円超の還元を実施、純資産は274億円(前期比5.3%減)となった。
02
業績推移
売上高
188億円▼0.2%FY25
営業利益
22.9億円▼18.5%FY25
純利益
15.6億円▼18.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 212 | 188 | 183 | 196 | 167 | 188 | 188 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 33.2 | 11.7 | 28.0 | 22.9 |
| 経常利益 | 22.4 | -4.7 | 13.0 | 34.4 | 12.2 | 28.8 | 24.1 |
| 純利益 | 16.7 | -7.2 | 10.0 | 25.3 | 7.6 | 19.3 | 15.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 485 | 435 | 492 | 479 | 427 | 466 | 419 |
| 純資産 (自己資本) | 347 | 288 | 291 | 301 | 278 | 290 | 275 |
| 自己資本比率 (%) | 71.5 | 66.1 | 59.1 | 62.7 | 65.2 | 62.2 | 65.5 |
| 現金及び預金 | 142 | 126 | 163 | 169 | 154 | 175 | 145 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 45.6 | 49.7 | 48.6 | 20.9 | 16.1 | 37.9 | 3.5 |
| 投資CF | ▲1.3 | ▲13.9 | ▲0.4 | ▲1.7 | ▲3.2 | ▲5.2 | ▲3.0 |
| 財務CF | ▲31.9 | ▲50.5 | ▲11.2 | ▲13.8 | ▲28.2 | ▲11.4 | ▲30.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
47.11
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.5%
自己資本利益率
ROA
3.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
874人
平均年齢
44.2歳
平均勤続
15.5年
単体 平均年収
727万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
51.00円
配当性向
104.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
48
FY21
49
FY22
57
FY23
51
FY24
51
FY25
51
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。