岩
岩井コスモホールディングス株式会社
イワイコスモホールディングスカブシキガイシャ上場証券、商品先物取引業8707EDINET: E03788IwaiCosmo Holdings, Inc.
決算期: 03月期
業種: 証券、商品先物取引業
売上高 (FY25)
258億円
7.11%営業利益 (FY25)
86.5億円
13.79%経常利益 (FY25)
91.5億円
14.33%純利益 (FY25)
67.3億円
21.08%総資産
1855億円
10.89%自己資本比率
36.5%
—ROE
10.0%
1.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
岩井コスモホールディングスは、中核子会社の岩井コスモ証券を通じて対面営業・コールセンター・ネット取引を複合展開する中堅証券グループである。顧客第一主義とIT活用を組み合わせた「進化した対面営業」を強みとし、日本株・米国株・投資信託を軸に個人富裕層顧客の資産形成を支援するビジネスモデルを持つ。FY2025の営業収益は257億50百万円(前期比+7.1%)、経常利益は91億50百万円(同+14.3%)、親会社株主帰属純利益は67億25百万円(同+21.1%)と営業収益・営業利益・経常利益のすべてで過去最高を更新した。収益拡大の主因は米国株式店頭取引(トレーディング損益)が134億33百万円と前期比+26.3%増加したことで、ROEは10.0%とネット専業を除く上場証券17社中1位を3期連続で維持している。2026年3月期を起点とする第6次中期経営計画では、預り資産3兆円(最終年度)・固定費カバー率50%以上・総還元性向50%以上を掲げ、DX推進と人的資本投資を両輪に持続的な収益基盤の強化を目指す。株主還元面では年間配当金145円(過去最高)・総還元性向50.6%を実現しており、配当の下限設定とDOE連動方式を組み合わせた安定還元策が株主に支持されている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 米国株式店頭トレーディング損益134億円が最大収益柱で、投信信託報酬・株式委託手数料が安定収益を補完している。
- 2顧客: 大阪地盤の個人富裕層・シニア投資家を中心に、全国の対面営業店・コールセンター・ネット経由で顧客基盤を維持している。
- 3価値提案: 専属アナリストの投資情報・Webセミナー・YouTubeを組み合わせた「進化した対面営業」で他社ネット専業と差別化している。
- 4コスト構造: 販売費・一般管理費168億円のうち人件費が主体で、ベースアップ4年連続実施により固定費は増加傾向にある。
Risks · リスク要因
- 1市況変動リスク: 株式・為替市況に収益が連動するため、FY2025末の日経平均が前期末比11.8%下落したような局面では収益が大幅減少する恐れがある。
- 2法的規制リスク: 金融商品取引法・自主規制規則に加え、自己資本規制比率120%以上の維持義務があり、違反時は業務停止・登録取消のリスクがある。
- 3固定費カバー率の低さ: 安定収益による固定費カバー率は40.9%(FY2025)にとどまり、目標50%未達が続くと市況悪化時の収益悪化が顕在化しやすい。
- 4情報セキュリティリスク: 顧客個人情報の漏洩やサイバー攻撃が発生した場合、損害賠償・社会的信用の失墜により事業継続に重大な影響を及ぼす恐れがある。
Strengths · 強み
- 1ROE競争力: FY2025のROE10.0%はネット専業除く上場証券17社中3期連続1位で、業界平均6.2%を大幅に上回る高い資本効率を誇っている。
- 2米国株収益: 米国株式リアルタイムトレード・外貨決済サービスの整備により、トレーディング損益が前期比+26.3%増の134億円に拡大した。
- 3安定還元策: 年間配当40円下限・総還元性向50%以上・DOE3%程度を組み合わせた株主還元の枠組みが投資家の信頼を獲得している。
- 4IT×対面の融合: 2024年1月設置のDX推進部がAI通話モニタリング・生成AI活用を主導し、対面営業の生産性向上と顧客接点強化を実現している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1預り資産3兆円: 第6次中期計画(2026-2028年度)の最終年度までに預り資産3兆円を目標とし、投信残高積み上げと外国株式残高拡大を軸に取り組む。
- 2固定費カバー率50%以上: 投信信託報酬・金融収支の拡大と低コスト体質の堅持により、最終年度に安定収益カバー率50%以上の達成を目指す。
- 3DX推進と人的投資: DX推進部を中心に生成AI・ITツールの全社展開を加速するとともに、4年連続ベースアップで優秀人材の確保・定着を図る。
- 4株主還元強化: 総還元性向50%以上とDOE3%程度のいずれか高い方を適用する新たな配当方針でTSRのTOPIX超過を中長期的に目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績過去最高: 営業収益257億50百万円・経常利益91億50百万円・営業利益が過去最高を記録し、純利益67億25百万円は前期比+21.1%増加した。
米国株トレーディング急伸: 米国株式店頭取引のトレーディング損益が134億33百万円と前期比+26.3%増加し、全体増収の主因となった。
配当145円で過去最高: FY2025の年間配当金は145円と過去最高を更新し、総還元性向50.6%・社会貢献積立金67百万円を同時に実現した。
第6次中期計画始動: 2026年3月期から預り資産3兆円・ROE業界上位維持・DOE連動配当を柱とする3カ年計画を新たにスタートさせた。
02
業績推移
売上高
258億円▲7.1%FY25
営業利益
86.5億円▲13.8%FY25
純利益
67.3億円▲21.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 212 | 189 | 230 | 207 | 197 | 240 | 258 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 53.8 | 47.7 | 76.0 | 86.5 |
| 経常利益 | 59.2 | 42.4 | 75.3 | 58.0 | 51.7 | 80.0 | 91.5 |
| 純利益 | 41.5 | 27.0 | 53.6 | 37.6 | 35.6 | 55.5 | 67.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1789 | 1668 | 1929 | 1825 | 1835 | 2081 | 1855 |
| 純資産 (自己資本) | 500 | 508 | 562 | 565 | 576 | 663 | 677 |
| 自己資本比率 (%) | 28.0 | 30.5 | 29.1 | 31.0 | 31.4 | 31.9 | 36.5 |
| 現金及び預金 | 63.2 | 89.8 | 101 | 139 | 47.3 | 79.8 | 77.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 35.7 | 50.3 | 39.6 | 63.6 | ▲58.0 | 15.8 | 31.3 |
| 投資CF | ▲6.1 | ▲4.9 | ▲10.2 | ▲11.4 | ▲23.9 | 30.2 | ▲6.7 |
| 財務CF | ▲24.7 | ▲18.7 | ▲24.7 | ▲27.5 | ▲17.3 | ▲18.9 | ▲28.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
286.34
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.0%
自己資本利益率
ROA
3.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データは準備中です。
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
165.00円+25
配当性向
113.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
95
FY21
137
FY22
100
FY23
100
FY24
140
FY25
165
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。