株
株式会社カチタス
カブシキカイシャカチタス上場不動産業8919EDINET: E33622KATITAS Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: 不動産業
売上高 (FY25)
1295億円
2.22%営業利益 (FY25)
142億円
12.23%経常利益 (FY25)
139億円
12.62%純利益 (FY25)
95.5億円
12.39%総資産
833億円
7.71%自己資本比率
54.9%
—ROE
22.2%
0.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
カチタスは、築古・地方・戸建の中古住宅を直接買い取り、リフォームを施して再販する「中古住宅買取再販」事業に特化した国内最大手企業である。日本の空き家数が2023年時点で900万戸・空き家率13.8%に達する社会課題を事業機会と捉え、「新築・中古・賃貸に次ぐ第4の選択肢」として低価格かつ高品質な住宅を中低所得者層へ提供するビジネスモデルを展開する。FY2025(2025年3月期)は売上高1,295億円(前期比+2.2%)、営業利益142億円(同+12.2%)、ROE22.2%と着実な成長を継続した。売上総利益率は粗利改善施策により前期比1.8ポイント上昇し307億円を確保する一方、人材採用・育成への先行投資として販管費が同+8.8%と拡大した。2025年5月に発表した第4次中期経営計画(2026〜2028年3月期)では、年間販売件数1万件・営業利益200億円・ROE20%以上・累進配当(配当性向50%以上)を掲げ、営業人員拡充・生産性向上・仕入チャネル多様化・M&Aを主要戦略と位置付けている。競合が参入しても撤退を繰り返す築古戸建領域の難易度の高さが参入障壁となっており、中長期的な競争優位性は依然として高い。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 中古住宅を直接買い取りリフォームして再販する差益モデルで、FY2025売上高1,295億円の大半を占める。
- 2顧客: 賃貸住まいの中低所得ファミリー層が主な顧客で、新築の約半額程度の価格帯の住宅を全国に供給する。
- 3価値提案: 雨漏りや白蟻リスクを有する築古・地方物件を独自ノウハウで商品化し、安心・清潔・実用的な住まいを届ける。
- 4コスト構造: 仕入原価と外注リフォーム費が原価の大半を占め、リビング中心の選択的リフォームでコスト抑制を図っている。
Risks · リスク要因
- 1金利上昇リスク: 顧客の約8割が住宅ローンを利用するため、日銀の政策金利引き上げが購買意欲を減退させ販売件数・価格に直接影響する可能性がある。
- 2消費税訴訟リスク: 国税当局と消費税会計処理に関する裁判が継続中であり、確定次第で追加納税等の重大な財務影響が生じる可能性がある。
- 3棚卸資産リスク: 仕入件数を大幅に増加(FY2025は前年比+20.4%)させた結果、市況悪化時には長期滞留在庫の増加と評価損の拡大リスクが高まっている。
- 4人材確保リスク: 全国展開に伴う採用・育成コストが増大する中、専門人材の離職増加や採用難が生じた場合、出店拡大計画の進捗が遅延する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1参入障壁: 築古戸建の品質コントロールと地方販売チャネルの難しさから、大手ハウスメーカー等が参入後に撤退を繰り返しており、競合圧力が限定的である。
- 2仕入供給: 買取対象の空き家が全国900万戸に達し、今後も増加が見込まれるため、仕入物件の中長期的な供給余地が極めて大きい。
- 3収益性: FY2025のROEは22.2%と高水準を維持し、売上総利益率も1.8ポイント改善して23.7%を達成する資本効率の高い経営を実現している。
- 4人材育成: 2013年以降継続する新卒定期採用と一気通貫(仕入・リフォーム企画・販売)の育成体系が、ノウハウの内製化と組織拡張の基盤を形成している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1販売件数拡大: 第4次中期経営計画(2026〜2028年3月期)で年間販売件数1万件・営業利益200億円を目標に掲げ、未出店地域への新規出店を推進する。
- 2人的資本強化: 新卒採用数の増加・リテンション施策・部門横断サポート部門の新設により育成能力を拡充し、営業人員の増加を加速する計画である。
- 3仕入チャネル多様化: 不動産仲介経由に加え、地方自治体や異業種企業との連携を推進して空き家情報の取得ルートを広げ、仕入競争力を強化する。
- 4M&A活用: 中古住宅再生事業での取扱件数拡大と仕入チャネル多様化を目的に、自社ノウハウを活用できるM&Aを積極的に検討・実行する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1,295億円(+2.2%)・営業利益142億円(+12.2%)・純利益96億円(+12.4%)と増収増益を達成し、ROEは22.2%を維持した。
仕入件数急拡大: FY2025の仕入件数は8,323件と前年比+20.4%増加し、成長に向けた在庫を積み上げた結果、期末棚卸資産が前年末比9,284百万円増加した。
決算特別賞与: 社員のモチベーション向上を目的に354百万円の決算特別賞与を支給し、今後の人材リテンション強化策の一環として実施した。
第4次中期経営計画発表: 2025年5月に2028年3月期を最終年度とする新中計を公表し、累進配当(配当性向50%以上)とROE20%以上の継続を株主に約束した。
02
業績推移
売上高
1,295億円▲2.2%FY25
営業利益
142億円▲12.2%FY25
純利益
95.5億円▲12.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 814 | 900 | 977 | 1013 | 1213 | 1267 | 1295 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 131 | 141 | 127 | 142 |
| 経常利益 | 87.4 | 98.9 | 111 | 127 | 138 | 123 | 139 |
| 純利益 | 59.3 | 51.9 | 74.4 | 68.5 | 60.9 | 85.0 | 95.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 474 | 534 | 555 | 626 | 663 | 774 | 833 |
| 純資産 (自己資本) | 193 | 227 | 282 | 328 | 358 | 403 | 457 |
| 自己資本比率 (%) | 40.8 | 42.6 | 50.9 | 52.3 | 53.9 | 52.1 | 54.9 |
| 現金及び預金 | 74.0 | 91.4 | 191 | 134 | 87.3 | 220 | 188 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 20.7 | 23.9 | 147 | ▲24.9 | ▲14.7 | 95.0 | 11.6 |
| 投資CF | ▲0.2 | ▲0.2 | ▲0.2 | ▲0.2 | ▲0.9 | ▲1.9 | ▲1.5 |
| 財務CF | 12.8 | ▲6.3 | ▲47.3 | ▲31.9 | ▲31.3 | 39.9 | ▲42.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
122.22
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
22.2%
自己資本利益率
ROA
11.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
737人
平均年齢
33.7歳
平均勤続
6.6年
単体 平均年収
542万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
84.00円+3
配当性向
53.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
81
FY21
43
FY22
50
FY23
73
FY24
81
FY25
84
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。