株
株式会社青山財産ネットワークス
カブシキガイシャアオヤマザイサンネットワークス上場不動産業8929EDINET: E05407Aoyama Zaisan Networks Company,Limited
決算期: 12月期
業種: 不動産業
売上高 (FY25)
418億円
8.40%営業利益 (FY25)
38.6億円
10.04%経常利益 (FY25)
37.6億円
7.93%純利益 (FY25)
27.5億円
13.26%総資産
263億円
12.88%自己資本比率
44.6%
—ROE
25.7%
0.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
青山財産ネットワークスは、相続・事業承継・不動産コンサルティングを一体提供する総合財産コンサルティングファームである。富裕層・企業オーナーを主な顧客とし、金融機関・会計事務所との紹介ネットワークを通じて案件を獲得する。収益は「財産コンサルティング」(相続・事業承継手数料等)と「不動産取引」(独自商品ADVANTAGE CLUBの組成・売買)の2本柱で構成され、FY2025売上高は418億円と前年比8.4%減となったが、高粗利の財産コンサルティングが前年比45.8%増の118億円へ急拡大したことで、営業利益は39億円(+10%)、純利益は28億円(+13%)と増益を達成した。2030年代に想定される団塊世代の大規模資産移転や後継者不在問題が追い風となり、コンサルティングニーズは構造的に拡大局面にある。2025年始動の3カ年中計では、パートナー戦略(全国拠点展開)・AIエージェント300体開発・チェスターグループとの統合シナジーを軸に成長を図る。ROE25.7%・DOE11.9%・累進配当方針と高い資本効率が投資家から評価される一方、不動産市況への収益依存度の高さと代表取締役社長への経営依存がリスクとして残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 財産コンサルティング(118億円、+45.8%)と不動産取引(299億円)の2本柱で構成され、前者は高粗利型である。
- 2顧客: 個人資産家・企業オーナーを主対象とし、全国の金融機関・会計事務所からの紹介を主な集客チャネルとしている。
- 3価値提案: 相続・事業承継・不動産運用・M&Aを一社で完結対応し、独自商品ADVANTAGE CLUBで不動産小口化投資も提供している。
- 4コスト構造: コンサルタント281名体制が主要コストで、AIエージェント開発による生産性向上で人員当たり収益の拡大を目指している。
Risks · リスク要因
- 1不動産市況への高依存: 不動産取引が売上の約72%を占め、市況悪化や大規模経済ショック時にADVANTAGE CLUB在庫を余儀なくされ評価損リスクがある。
- 2税制改正リスク: 相続税・租税特別措置法の改正により節税ニーズが減退した場合、財産コンサルティングの主要需要が急速に縮小する可能性がある。
- 3代表取締役社長への依存: 蓮見正純社長が経営全般に重要な役割を果たしており、不測の事態による離脱は経営戦略・業績に重大な影響を及ぼしうる。
- 4個人情報・コンプライアンスリスク: 富裕層の機密情報を大量に保有するため、情報漏洩やコンプライアンス違反が発生した場合の信用毀損・行政処分リスクが大きい。
Strengths · 強み
- 1紹介ネットワークの優位性: 金融機関・会計事務所との長年の提携網と2024年末統合のチェスターグループで紹介件数を数百件規模で積み上げている。
- 2財産コンサルティングの高粗利構造: FY2025の財産コンサルティング売上総利益率は約46.8%と高く、コンサルティング比率上昇が収益の質を高めている。
- 3資本効率の高さ: ROE25.7%・DOE11.9%を達成し、資本コスト約8%を大幅に上回る株主還元水準を継続的に実現している。
- 4全選択肢対応の事業承継力: 同族承継・従業員承継・M&A・廃業支援など全ての事業承継手法に対応できる専門家集団として差別化している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1パートナー網拡充: 2026年1月に岡山拠点準備室を開設し、富山・金沢・名古屋・静岡・仙台・札幌へ順次拠点展開を予定している。
- 2AIエージェント300体開発: 2027年度末までに約300体のAIエージェントを開発し、コンサルタント生産性向上と成約率改善を実現する計画である。
- 3チェスターグループ統合シナジー: 2024年末統合のチェスターグループと相互に数百件を紹介し合い、2026年以降に本格的なシナジー効果を見込んでいる。
- 4財務規律の維持: ROE20%超・配当性向50%・累進配当・DOE10%水準を目標に掲げ、資本コストを継続的に上回る株主還元を維持する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
売上減収も増益達成: FY2025売上高418億円(-8.4%)の一方、営業利益39億円(+10%)・純利益28億円(+13%)と利益の質が大幅に改善した。
財産コンサルティングが急拡大: 財産承継65億円・事業承継30億円が牽引し、財産コンサルティング全体で118億円(+45.8%)と過去最高水準を達成した。
不動産取引は縮小: ADVANTAGE CLUBは284億円(前年297億円)、その他不動産取引は16億円(前年78億円)へ大幅縮小し、ポートフォリオ構造が転換した。
増配と高ROE継続: 1株当たり配当を7円増配し、ROE25.7%・DOE11.9%を達成、資本効率重視の財務戦略を堅持している。
02
業績推移
売上高
418億円▼8.4%FY25
営業利益
38.6億円▲10.0%FY25
純利益
27.5億円▲13.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 191 | 191 | 242 | 360 | 361 | 456 | 418 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 26.3 | 32.6 | 35.1 | 38.6 |
| 経常利益 | 15.0 | 12.0 | 18.0 | 25.0 | 33.6 | 34.8 | 37.6 |
| 純利益 | 16.8 | 8.0 | 14.8 | 16.9 | 20.6 | 24.3 | 27.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 155 | 160 | 174 | 218 | 235 | 233 | 263 |
| 純資産 (自己資本) | 63.9 | 65.7 | 71.3 | 83.2 | 95.8 | 98.2 | 117 |
| 自己資本比率 (%) | 41.2 | 41.0 | 40.9 | 38.2 | 40.8 | 42.2 | 44.6 |
| 現金及び預金 | 84.9 | 94.2 | 109 | 128 | 147 | 129 | 138 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 23.0 | 19.4 | 23.9 | 22.2 | 24.9 | 66.6 | 9.0 |
| 投資CF | 7.2 | ▲7.5 | ▲6.3 | ▲12.6 | 2.1 | ▲26.6 | 9.0 |
| 財務CF | 12.1 | ▲2.1 | ▲3.7 | 8.8 | ▲8.6 | ▲57.7 | ▲8.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
114.78
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
25.7%
自己資本利益率
ROA
10.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
268人
平均年齢
39.9歳
平均勤続
6.5年
単体 平均年収
929万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
73.00円+9
配当性向
61.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
73
FY21
61
FY22
48
FY23
56
FY24
64
FY25
73
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。