京
京阪ホールディングス株式会社
ケイハンホールディングスカブシキガイシャ上場陸運業9045EDINET: E04105Keihan Holdings Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 陸運業
売上高 (FY25)
3135億円
3.77%営業利益 (FY25)
421億円
24.09%経常利益 (FY25)
409億円
23.54%純利益 (FY25)
283億円
13.56%総資産
8599億円
4.83%自己資本比率
36.6%
—ROE
9.3%
0.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
京阪ホールディングスは、京阪電気鉄道を基幹に大阪・京都・滋賀を事業エリアとする関西系総合私鉄グループである。運輸・不動産・流通・レジャーサービスの4セグメントを展開し、FY2025の営業収益は3,135億円(前期比+3.8%)、営業利益は421億円(同+24.1%)と中期経営計画の最終目標値340億円を大幅に上回った。特にレジャーサービス業が営業利益+50.5%増、鉄道事業が+41.5%増と牽引し、インバウンド需要の急速な回復が収益拡大に寄与した。不動産業も事業用地売却により+10.8%増益となった。 中期経営計画「BIOSTYLE~深化と挑戦~」(2023-2025年度)のもと、淀屋橋エリアの大型開発「YODOYABASHI Station One」や枚方市駅周辺のまちづくりを推進するほか、2025年10月の運賃改定(国交省認可済み)による収益改善も織り込んだ2026年3月期予想は営業利益446億円を掲げる。有利子負債は3,712億円と財務負担が大きく、ネットD/EBITDAが5.70倍と高止まりしている点は引き続き留意が必要である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 不動産業が売上高の44%超を占め最大セグメントで、運輸業29%・流通業18%・レジャー13%が続く多角構造である。
- 2顧客: 大阪・京都・滋賀の沿線住民・観光客・インバウンド旅行者を主要顧客とし、生活サービス全域をカバーする。
- 3価値提案: 鉄道沿線を起点に住宅・商業・観光コンテンツを一体提供し、居住と来訪双方の需要を同時に取り込む。
- 4コスト構造: 人件費・減価償却費・修繕費が主要コストで、省エネ車両導入やDX推進で固定費削減を図っている。
Risks · リスク要因
- 1高水準の有利子負債: 期末有利子負債3,712億円・ネットD/EBITDA5.70倍と財務レバレッジが高く、金利上昇局面では利払い負担が増大するリスクがある。
- 2少子高齢化による沿線人口減少: 大阪・京都・滋賀に経営基盤が集中するため、沿線人口の長期的減少が鉄道輸送人員と賃貸需要に影響を与える。
- 3原油・資材価格高騰: バス燃料費・建築工事費・ホテルエネルギーコストが想定超に高騰した場合、複数セグメントで同時に利益が圧迫されるリスクがある。
- 4自然災害・大規模事故リスク: 大阪・京都に集中する鉄道施設・賃貸ビル・商業施設は地震等で一斉被害を受ける地理的集中リスクを内包している。
Strengths · 強み
- 1沿線資産の独占的ポジション: 京都観光ゴールデンルートに沿った路線網と駅前不動産を同時保有し代替困難な立地優位性を持つ。
- 2インバウンド感応度の高さ: 京都・伏見・宇治エリアへのアクセス路線を擁し、訪日客増加をレジャー・鉄道・ホテル全事業で享受できる。
- 3キャッシュレス比率94%のデジタル基盤: QRデジタル乗車券導入で交通系IC含む決済比率が94%に達し、顧客データ活用基盤を構築している。
- 4中期計画を大幅超過する収益力: 最終年度目標340億円に対しFY2025で421億円を達成し、事業ポートフォリオの収益性改善が実証されている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12026年3月期に営業利益446億円・ROE9.4%を目標とし、運賃改定(2025年10月実施)による鉄道収益の底上げを図る。
- 2淀屋橋「YODOYABASHI Station One」や枚方市駅「ステーションヒル枚方」など沿線大型開発を推進し、2031年3月期EBITDA700億円以上を目指す。
- 3京都観光ゴールデンルート確立に向けテーマツーリズムや舟運など体験コンテンツを地域と共創し、インバウンド需要の持続的取り込みを図る。
- 4省エネ13000系車両への順次置換・太陽光発電設備設置など「BIOSTYLE環境アクション2030」を推進し、脱炭素対応とコスト削減を同時に実現する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益は421億円(前期比+24.1%)と過去最高水準を更新し、中期計画目標340億円を81億円上回る大幅超達成となった。
レジャーサービス業の営業利益が前期比+50.5%の49億円となり、インバウンド急回復が最大の増益ドライバーとなった。
2025年3月に国交省から鉄道運賃改定の認可を取得し、同年10月1日より運賃改定を実施予定で、翌期以降の収益底上げ効果が見込まれる。
有利子負債が前期比+329億円の3,712億円に増加し、大型開発案件への投資拡大を反映した投資キャッシュフローは-632億円と前期の2倍超に拡大した。
02
業績推移
売上高
3,135億円▲3.8%FY25
営業利益
421億円▲24.1%FY25
純利益
283億円▲13.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3262 | 3171 | 2534 | 2581 | 2601 | 3021 | 3135 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 134 | 205 | 339 | 421 |
| 経常利益 | 321 | 299 | 2.4 | 165 | 205 | 331 | 409 |
| 純利益 | 215 | 201 | -45.7 | 95.9 | 176 | 249 | 283 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 7318 | 7328 | 7642 | 7373 | 7748 | 8202 | 8599 |
| 純資産 (自己資本) | 2387 | 2541 | 2486 | 2559 | 2735 | 3048 | 3145 |
| 自己資本比率 (%) | 32.6 | 34.7 | 32.5 | 34.7 | 35.3 | 37.2 | 36.6 |
| 現金及び預金 | 214 | 149 | 266 | 203 | 167 | 228 | 138 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 365 | 320 | 153 | 217 | 169 | 408 | 440 |
| 投資CF | ▲481 | ▲264 | ▲249 | ▲176 | ▲131 | ▲269 | ▲632 |
| 財務CF | 127 | ▲121 | 213 | ▲103 | ▲74.3 | ▲78.6 | 102 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
268.32
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.3%
自己資本利益率
ROA
3.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
LeisureAndService0.0兆12.6%0.00兆12.5%
Others0.0兆1.5%0.00兆1.5%
RealEstate0.1兆39.6%0.02兆18.0%
Retail0.1兆17.9%0.00兆5.1%
Transportation0.1兆28.5%0.01兆13.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
141人
平均年齢
44.2歳
平均勤続
20.6年
単体 平均年収
814万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
40.00円+5
配当性向
22.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
53
FY21
25
FY22
25
FY23
30
FY24
35
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。