遠
遠州トラック株式会社
エンシュウトラックカブシキガイシャ上場陸運業9057EDINET: E04209ENSHU TRUCK CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 陸運業
売上高 (FY25)
486億円
3.60%営業利益 (FY25)
32.4億円
23.86%経常利益 (FY25)
33.1億円
23.67%純利益 (FY25)
23.9億円
16.87%総資産
401億円
1.97%自己資本比率
57.9%
—ROE
10.7%
0.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
遠州トラック株式会社は静岡県を主力地盤とし、関東・関西間の幹線輸送、EC物流、共同配送、倉庫・調達物流を一体提供する中堅物流企業である。売上高は2019年の284億円から2025年の486億円へと6年間で約1.7倍に拡大しており、アマゾンジャパン向け取引が全体の27.3%(133億円)を占めるEC物流の成長が主要ドライバーとなっている。FY2025は袋井市の大型倉庫(2023年10月竣工)が通期貢献し、運賃の価格転嫁も徐々に進んだことで、営業利益は前期比23.9%増の32億円、ROEは10.7%と中期計画目標(8%以上)を上回った。2026年3月期を最終年度とする中期経営計画では営業収益522億円・営業利益36.5億円を目標とし、3年累計90億円の設備投資を実施中である。「物流の2024年問題」に対しては独自の中継輸送プラットフォーム「e-change」を活用した日帰り運行モデルで乗務員の長時間労働を解消しつつ、DX推進・自動搬送ロボット導入・基幹システム再構築など生産性向上投資も並行して推進している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 売上486億円のうち物流事業が485億円(99.7%)を占め、輸送360億円・倉庫125億円の2本柱で構成される。
- 2顧客: アマゾンジャパン(27.3%)を筆頭にEC・製造業・食品・化学品など多業種に物流サービスを提供している。
- 3価値提案: 関東・関西間の中継輸送と共同配送・調達物流を組み合わせ、荷主のCO2削減とコスト最適化を同時に実現する。
- 4地域基盤: 静岡・関東・中京の自社拠点網と協力会社ネットワークを組み合わせ、自社輸送体制を堅持して品質を担保する。
Risks · リスク要因
- 1取引集中リスク: アマゾン1社が売上の27.3%を占め、契約変更・解消時に業績への影響が極めて大きい構造的脆弱性がある。
- 2燃料費変動リスク: 軽油価格高騰時に運賃転嫁が遅れると運送原価が直撃し、薄利な物流業では収益が大幅に圧迫される。
- 3自然災害リスク: 主力地盤の東海地方は東海地震の想定震源域に位置し、倉庫・車両・道路損壊による事業中断リスクが大きい。
- 4乗務員確保リスク: 2024年問題による時間外規制強化で輸送能力が制約され、賃上げコスト増と採用難が同時に経営を圧迫する。
Strengths · 強み
- 1中継輸送の先行優位: 「e-change」プラットフォームを業界先駆けで構築し、2024年問題対応で荷主獲得の差別化要因となっている。
- 2EC物流での実績: アマゾン向け売上133億円(27.3%)という大型取引を維持し、EC物流ノウハウと処理能力を蓄積している。
- 3財務健全性: 自己資本比率57.9%・有利子負債95億円台と借入依存度が低く、90億円の中計投資を自己資金主体でこなせる。
- 4立地優位性: 静岡は関東・関西の中間地点であり、製造業拠点近傍での調達物流や中継拠点として地理的優位を活かしている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中継輸送拡充: 「e-change」プラットフォームを他エリアにも展開し、乗務員日帰り運行網を2026年3月期までに全社標準化する。
- 2中期数値目標: 2026年3月期に営業収益522億円・営業利益36.5億円・ROE8%以上を目指し、3年累計90億円を設備投資する。
- 3DX・省人化投資: 自動配車システムの全社展開・自動搬送ロボット導入・基幹システム再構築で業務効率化と品質向上を図る。
- 4人的資本投資: 賃上げ・健康経営・エンゲージメント向上施策を強化し、多様な人材確保と離職防止で輸送能力を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上486億円(前期比+3.6%)、営業利益32億円(同+23.9%)と増収増益を達成し、ROEは10.7%に改善した。
袋井大型倉庫が通期寄与: 2023年10月竣工の静岡県袋井市倉庫がFY2025期初から通年貢献し、倉庫部門売上は前期比+4.4%増加した。
キャッシュフロー改善: 営業CFは48億円(前期比+20億円)と大幅増加し、投資CF圧縮と合わせ手元現金を74億円まで積み上げた。
アマゾン依存度低下: 主要顧客アマゾンの売上構成比は前期30.2%から27.3%に低下し、取引集中リスクの分散が緩やかに進んでいる。
02
業績推移
売上高
486億円▲3.6%FY25
営業利益
32.4億円▲23.9%FY25
純利益
23.9億円▲16.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 284 | 340 | 395 | 428 | 448 | 469 | 486 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 32.2 | 31.8 | 26.2 | 32.4 |
| 経常利益 | 15.7 | 23.3 | 31.8 | 33.0 | 32.4 | 26.8 | 33.1 |
| 純利益 | 9.9 | 15.9 | 22.6 | 23.4 | 22.8 | 20.4 | 23.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 251 | 273 | 298 | 316 | 358 | 393 | 401 |
| 純資産 (自己資本) | 137 | 150 | 169 | 186 | 201 | 215 | 232 |
| 自己資本比率 (%) | 54.6 | 54.8 | 56.8 | 58.9 | 56.3 | 54.8 | 57.9 |
| 現金及び預金 | 28.3 | 34.8 | 50.8 | 48.1 | 54.0 | 57.6 | 74.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 22.4 | 20.8 | 33.3 | 16.7 | 35.6 | 28.1 | 48.3 |
| 投資CF | ▲9.2 | ▲16.3 | ▲4.4 | ▲12.8 | ▲31.6 | ▲55.4 | ▲7.3 |
| 財務CF | ▲5.2 | 2.0 | ▲12.8 | ▲6.7 | 1.9 | 30.9 | ▲24.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
319.96
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.7%
自己資本利益率
ROA
6.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DistributionBusiness0.0兆99.7%0.00兆8.7%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.3%0.00兆51.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,094人
平均年齢
44.0歳
平均勤続
8.0年
単体 平均年収
537万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
143.00円+2
配当性向
35.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
65
FY21
100
FY22
120
FY23
141
FY24
141
FY25
143
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。