岡
岡山県貨物運送株式会社
オカヤマケンカモツウンソウカブシキガイシャ上場陸運業9063EDINET: E04195Okayamaken Freight Transportation Co.,Ltd
決算期: 03月期
業種: 陸運業
売上高 (FY25)
383億円
1.74%営業利益 (FY25)
9.1億円
41.72%経常利益 (FY25)
12.1億円
30.92%純利益 (FY25)
9.6億円
61.64%総資産
474億円
2.07%自己資本比率
49.4%
—ROE
4.2%
7.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
岡山県貨物運送は、特別積合せ貨物運送を主力に中国地方を軸とした広域ネットワークを保有する地域密着型の総合物流企業である。売上高は2019年の433億円をピークに減少傾向が続いていたが、FY2025は383億円と微増(+1.7%)に転じ、適正運賃・料金の収受交渉強化や輸送効率化により営業利益は9億円(前期比+41.7%)・経常利益は12億円(同+31.0%)と収益性が大きく回復した。主力の貨物運送関連セグメントが売上363億円(構成比95%)と収益を牽引し、3PLや倉庫事業などの付加価値事業の拡充も推進する。一方で国内輸送需要の低迷・燃料費高騰・ドライバー不足(2024年問題)・外注費増加といった構造的な逆風が続いており、ROE4.2%・経常利益率3.2%と収益水準は依然として低い。津山主管支店の新築や豊川営業所の取得など設備投資を継続し、キャッシュはFCF(営業CF25.9億円-投資CF18.0億円)でプラスを確保。中国地方に売上の51%が集中する地域特化型のビジネス構造を持ち、拠点網の維持と収益改善の両立が経営の最重要課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 特別積合せ貨物運送を中心とする貨物運送関連が売上363億円(95%)を占め、石油販売・派遣等が補完する。
- 2顧客: 製造業・流通業向けに中国地方を軸とした7地区の拠点網を通じ定期輸送サービスを提供する。
- 3価値提案: 3PL・倉庫・静脈物流など付加価値サービスを組み合わせ、顧客のサプライチェーン全体を支援する。
- 4コスト構造: 外注費(傭車料)・燃料費・人件費が主要コストで、2024年問題対応による外注費増加が利益を圧迫する。
Risks · リスク要因
- 1ドライバー不足と2024年問題: 時間外労働の上限規制により輸送能力が制約され、外注費増加が恒常化する可能性がある。
- 2燃料・原材料コスト上昇: 原油価格高止まりと金利上昇が燃料費・資金調達コストを押し上げ、利益率を圧迫するリスクがある。
- 3国内輸送需要の構造的低迷: 製造業関連を中心に輸送量が減少傾向にあり、売上高が2019年433億円から383億円へ11%低下済みである。
- 4自然災害・重大事故リスク: 中国地方を主要商圏とする拠点集中構造のため、大規模自然災害や重大交通事故が業績に直撃するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1中国地方拠点網: 売上の51%が中国地区に集中し、岡山を核とした長年の顧客基盤と配送ネットワークが参入障壁となる。
- 2適正運賃収受の実現: FY2025に運賃交渉を積極推進し、貨物取扱量微減でも営業収益を前期比+1.6%増と維持した。
- 3財務安定性: 総資産474億円・純資産234億円(自己資本比率約49%)の堅固なバランスシートで長期投資余力がある。
- 4多角化事業: 3PL・倉庫・石油販売・フォークリフト販売・労働者派遣など事業多角化で単一輸送依存リスクを分散する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1適正運賃の継続収受: 荷主との運賃交渉を継続強化し、売上高経常利益率の向上を主要KPIとして収益基盤を安定させる。
- 23PL・倉庫事業の拡充: 付加価値の高い3PLと倉庫事業を強化し、低利益率の単純輸送依存から脱却する方針を掲げる。
- 3輸送効率化と共同輸配送: JRコンテナ活用・同業他社との共同輸配送を拡充し、北陸・山陰方面の相互委託などコスト最適化を進める。
- 4カーボンニュートラルと人的資本: PPAによる太陽光発電導入・低公害車両の更新を進め、女性管理職育成・男性育休取得推進で人材基盤を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益が前期比41.7%増の9億円に急改善: 適正運賃収受の推進と輸送効率化により、収益性が大幅に回復した。
当期純利益は前期比15.4億円の減益: 前期(FY2024)に広島主管支店移転に伴う固定資産売却益を計上した反動による減益である。
設備投資21.7億円を実施: 津山主管支店の新築・豊川営業所の土地建物取得など拠点整備を推進し、固定資産が増加した。
営業CFは25.9億円と前期比6.3億円増加: フリーキャッシュフローはプラスを確保し、期末現金残高は64.5億円(前期比+8.9億円)となった。
02
業績推移
売上高
383億円▲1.7%FY25
営業利益
9.1億円▲41.7%FY25
純利益
9.6億円▼61.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 433 | 424 | 395 | 393 | 385 | 377 | 383 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 12.0 | 11.3 | 6.4 | 9.1 |
| 経常利益 | 21.1 | 17.4 | 15.5 | 14.1 | 14.2 | 9.3 | 12.1 |
| 純利益 | 13.5 | 11.2 | 11.0 | 12.4 | 9.5 | 24.9 | 9.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 430 | 414 | 422 | 426 | 458 | 464 | 474 |
| 純資産 (自己資本) | 161 | 170 | 181 | 191 | 200 | 225 | 234 |
| 自己資本比率 (%) | 37.4 | 41.0 | 42.9 | 44.9 | 43.6 | 48.5 | 49.4 |
| 現金及び預金 | 63.0 | 55.2 | 60.4 | 57.4 | 61.3 | 55.5 | 64.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 36.1 | 28.6 | 31.1 | 22.1 | 28.8 | 19.7 | 25.9 |
| 投資CF | ▲14.9 | ▲16.0 | ▲16.2 | ▲20.9 | ▲42.9 | ▲0.0 | ▲18.0 |
| 財務CF | ▲13.4 | ▲20.4 | ▲9.8 | ▲4.1 | 18.0 | ▲25.4 | 1.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
472.40
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.2%
自己資本利益率
ROA
2.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
FreightRelevance0.0兆94.7%0.00兆2.1%
OilProductsSale0.0兆2.8%0.00兆0.8%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆2.5%0.00兆13.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,906人
平均年齢
46.5歳
平均勤続
18.0年
単体 平均年収
445万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
70.00円
配当性向
19.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
70
FY21
70
FY22
70
FY23
80
FY24
70
FY25
70
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。