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ヤマトホールディングス株式会社
ヤマトホールディングスカブシキガイシャ上場陸運業9064EDINET: E04187YAMATO HOLDINGS CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 陸運業
売上高 (FY25)
1.76兆円
0.23%営業利益 (FY25)
0.01兆円
64.54%経常利益 (FY25)
0.02兆円
51.59%純利益 (FY25)
0.04兆円
0.83%総資産
1.27兆円
7.25%自己資本比率
47.4%
—ROE
6.5%
0.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ヤマトホールディングスは「クロネコヤマト」ブランドの宅急便ネットワークを基盤に、エクスプレス・コントラクトロジスティクス・グローバル物流・モビリティなど多角的サービスを展開する国内最大級の総合物流企業である。FY2025の売上高は1.76兆円と前年比0.2%増でほぼ横ばいを維持したものの、営業利益は142億円と前年比64.5%減と大幅に悪化した。主因は労務費・外部委託費の継続上昇、輸送領域オペレーション見直しコストの先行計上、新規ビジネス立ち上げ費用などである。一方、投資有価証券・固定資産売却益を取り込み純利益は379億円と微増を確保した。中期経営計画「SX2030 〜1st Stage〜」では2027年3月期に営業収益2〜2.4兆円・営業利益1,200〜1,600億円・ROE12%以上を目標に掲げるが、初年度の大幅未達を受けて目標値の精査が進行中であり、構造改革の進捗と収益回復の蓋然性が投資家の注目点となっている。成長戦略としてはナカノ商会のM&Aによる法人物流拡大、貨物専用機(フレイター)運航、EVライフサイクルサービスなど新規事業の収益化が鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 宅急便・宅急便コンパクト等エクスプレス事業が売上の大半を占め、コントラクトロジスティクスとグローバル事業が成長補完する。
- 2顧客: 個人向けには会員1億人超のクロネコメンバーズ基盤、法人向けにはEC・製造・小売など幅広い大口顧客に多様なソリューションを提供する。
- 3価値提案: 全国きめ細かい配送ネットワークとデジタル活用によるラストマイル利便性・速達性・環境対応を一体で提供する。
- 4コスト構造: 人件費・外部委託費が主要コストで労働集約型。ラストマイル拠点集約や積載効率向上によるコスト削減が収益改善の鍵となる。
Risks · リスク要因
- 1コスト上昇の長期化: 2024年問題に伴うドライバー労務費・外部委託単価の上昇が継続し、FY2025営業利益を前年比64.5%減に押し下げた構造的圧力が続く。
- 2中計目標との大幅乖離: FY2025営業利益142億円に対し2027年3月期目標は1,200〜1,600億円であり、達成には年間1,000億円超の改善が必要で実現確度は不透明である。
- 3労働力不足と人口減少: 労働集約型事業のため人材確保難が慢性化しており、過疎地での配送効率低下とネットワーク維持コスト増が中長期収益を圧迫するリスクがある。
- 4情報セキュリティ・気候変動規制: 大規模個人情報漏えいやサイバー攻撃によるシステム停止、GHG規制強化に伴うEV導入・設備改修費用の増大が財務に影響しうる。
Strengths · 強み
- 1ブランドと会員基盤: クロネコメンバーズ会員は国内有数規模を誇り、置き配・再配達削減など顧客接点を通じたサービス改善が競合差別化を生む。
- 2全国ネットワーク密度: 国内全域をカバーする集配拠点と幹線ターミナル網は新規参入が困難な物流インフラとして高い参入障壁を形成する。
- 3法人ソリューション拡大: ナカノ商会連結化でコントラクトロジスティクスが拡大し、倉庫・通関・フレイターを含む一気通貫サービスで大口顧客需要を取り込む。
- 4データドリブン経営: 宅急便で蓄積した膨大な配送データをプライシング最適化や需要予測に活用し、収益性改善を持続的に推進できる基盤を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1宅急便ネットワーク強靭化: 集配拠点の集約・大型化と輸送ルート最適化を進め、2027年3月期までに固定費抑制と変動費コントロールによる収益構造転換を目指す。
- 2法人ビジネス拡大: ナカノ商会PMIを加速し、国内外倉庫・フレイター・通関を組み合わせたサプライチェーンソリューションで法人収益を伸ばす。
- 3新規事業の収益化: EVライフサイクルサービス・共同輸配送プラットフォーム・ネコサポ店舗展開など環境・社会課題解決型ビジネスを2027年3月期までに収益基盤化する。
- 4資本効率改善: ROE12%以上・ROIC8%以上を2027年3月期目標に設定し、バランスシートマネジメント強化と投資有価証券売却によるEPS向上を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益142億円と前年比64.5%減の大幅悪化: 輸送領域オペレーション見直しコスト先行と労務費上昇が主因で、中計初年度から大きく未達となった。
ナカノ商会を連結子会社化: 発行済株式の87.74%を取得し、コントラクトロジスティクス拡大とエクスプレス事業とのシナジー創出に向けたPMIを推進中である。
貨物専用機フレイターの運航開始: 成田・羽田・新千歳・北九州・那覇を結ぶ自社フレイターを稼働させ、生鮮品やアパレル向けスピード輸送の新需要獲得を進めている。
純利益は379億円と微増を確保: 投資有価証券売却益や固定資産売却益を計上したバランスシートマネジメントが奏功し、ROEは6.5%を維持した。
02
業績推移
売上高
1.76兆円▲0.2%FY25
営業利益
0.01兆円▼64.5%FY25
純利益
0.04兆円▲0.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.63 | 1.63 | 1.70 | 1.79 | 1.80 | 1.76 | 1.76 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.08 | 0.06 | 0.04 | 0.01 |
| 経常利益 | 0.05 | 0.04 | 0.09 | 0.08 | 0.06 | 0.04 | 0.02 |
| 純利益 | 0.03 | 0.02 | 0.06 | 0.06 | 0.05 | 0.04 | 0.04 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.12 | 1.10 | 1.09 | 1.09 | 1.11 | 1.18 | 1.27 |
| 純資産 (自己資本) | 0.57 | 0.56 | 0.58 | 0.60 | 0.62 | 0.59 | 0.60 |
| 自己資本比率 (%) | 51.0 | 51.1 | 53.6 | 55.0 | 55.7 | 50.1 | 47.4 |
| 現金及び預金 | 0.19 | 0.20 | 0.24 | 0.18 | 0.18 | 0.19 | 0.21 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.12 | 0.07 | 0.12 | 0.05 | 0.09 | 0.06 | 0.05 |
| 投資CF | ▲0.05 | ▲0.05 | 0.04 | ▲0.06 | ▲0.05 | ▲0.02 | ▲0.04 |
| 財務CF | ▲0.07 | ▲0.02 | ▲0.12 | ▲0.05 | ▲0.04 | ▲0.03 | 0.01 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
111.87
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.5%
自己資本利益率
ROA
3.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ContractLogisticsBusiness0.1兆5.5%0.01兆5.8%
EXPBusiness1.5兆87.1%▲0.01兆-0.8%
GlobalBusiness0.1兆4.9%0.01兆10.5%
MobilityBusiness0.0兆1.2%0.00兆18.4%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆1.4%0.01兆33.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
15人
平均年齢
50.8歳
平均勤続
24.7年
単体 平均年収
1,226万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
69.00円
配当性向
29.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
56
FY21
62
FY22
69
FY23
69
FY24
69
FY25
69
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。