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NSユナイテッド海運株式会社
エヌエスユナイテッドカイウンカブシキガイシャ上場海運業9110EDINET: E04239NS UNITED KAIUN KAISHA, LTD.
決算期: 03月期
業種: 海運業
売上高 (FY25)
2474億円
6.14%営業利益 (FY25)
202億円
6.37%経常利益 (FY25)
190億円
14.29%純利益 (FY25)
186億円
3.53%総資産
2879億円
0.56%自己資本比率
56.5%
—ROE
11.9%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
NSユナイテッド海運は、日本製鉄グループを主要荷主とする鉄鋼原料・資源輸送特化型の海運会社である。外航海運事業が売上の約87%を占め、ケープ型・パナマックス型・ハンディ型の撒積船とVLGC(大型LPG運搬船)を軸に世界各地の荷動きに対応する。内航海運事業は鉄鋼・セメント・エネルギー貨物を国内で輸送し、安定的な補完収益を生む。FY2025(2025年3月期)の売上高は前期比6.1%増の2,474億円と過去最高圏を維持しつつ、2024年度スタートの中期経営計画「FORWARD 2030Ⅱ」が掲げる営業利益200億円・ROE10%以上・Net DER1.0倍以下をわずか1年目で前倒し達成した。財務体質は自己資本比率56.5%・Net DER0.18倍と極めて健全であり、営業CFは348億円と潤沢である。成長戦略の柱はカーボンニュートラルへの対応であり、2030年までにGHG排出量を2019年比25%削減する目標のもと、メタノール二元燃料船の複数隻建造契約締結やアンモニア燃料船の共同開発を推進している。2030年までに総額3,000億円規模の投資を計画するが、うち新燃料船への投資が1,650億円を占める。一方で市況の下半期低迷や石炭需要の鈍化、米国関税政策の影響など短期リスクも存在する。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 外航海運が売上2,161億円(全体の87%)、内航海運が312億円(13%)で構成される。
- 2顧客: 日本製鉄をはじめとする国内外鉄鋼・エネルギー会社と中長期輸送契約を締結して安定収益を確保している。
- 3価値提案: ケープ型40万トン鉱石船を含む多様な船型と内外航一体運営で、鉄鋼原料から液化ガスまで幅広い貨物に対応する。
- 4コスト構造: 燃料油費と船舶減価償却費が主要コストであり、SOxスクラバー搭載や省エネデバイス導入でコスト抑制を図る。
Risks · リスク要因
- 1海運市況変動: パナマックス型市況がFY2025下半期に日建て6,000ドル台へ急落するなど、スポット収益が大幅に振れるリスクがある。
- 2環境規制対応コスト: IMOのGHG規制強化やメタノール・アンモニア燃料船への1,650億円投資が収益を圧迫するリスクがある。
- 3地政学・関税リスク: 米国関税政策や中国経済の停滞が鉄鋼・石炭の貨物輸送需要を下押しし、業績に影響する可能性がある。
- 4為替・燃料価格リスク: 売上の大部分がドル建てであり、円高転換や燃料油価格の上昇(期中平均564ドル/トン)が採算を悪化させる。
Strengths · 強み
- 1日本製鉄との長期契約基盤: 主要荷主との中長期輸送契約により市況変動を吸収できる安定収益構造を持つ。
- 2財務健全性: Net DER0.18倍・自己資本比率56.5%と同業他社比で際立つ低レバレッジ財務体質を維持している。
- 3専門特化の運航ノウハウ: 鉄鋼原料輸送に特化した40万トン型超大型鉱石船の運用経験と船隊整備力を保有している。
- 4内外航一体の総合力: 外航市況低迷時に内航事業(FY2025利益+34.9%)が下支えするリスク分散構造を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画「FORWARD 2030Ⅱ」: 2027年度に営業利益200億円・ROE10%以上を目標とし、1年目に前倒し達成済みである。
- 2新燃料船投資: 2030年までに総額3,000億円規模の投資を実行し、うちメタノール・アンモニア燃料船に1,650億円を配分する。
- 3GHG削減ロードマップ: 2030年にGHG年間排出量を2019年比25%削減し、2050年ネットゼロを目指す環境戦略を推進する。
- 4DX・人材戦略: 船員訓練センター設立やホールドクリーニングロボット配備など人材育成とDX関連に100億円を投資する計画である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高2,474億円(前期比+6.1%)・営業利益202億円・ROE11.9%で中期計画の2027年度目標を初年度に達成した。
メタノール二元燃料船: 2027年度竣工予定の複数隻建造契約を締結し、グリーンメタノール利用で重油比GHG80%超削減を見込む。
アンモニア燃料船プロジェクト: 2024年4月にNEDOグリーンイノベーション基金採択の6社共同開発覚書を締結し共同保有・運航を予定する。
40万トン鉱石船への風力推進装置搭載: ローターセイル搭載を2025年9月頃に実施し、燃料消費・CO2排出を6〜12%削減する見込みである。
02
業績推移
売上高
2,474億円▲6.1%FY25
営業利益
202億円▼6.4%FY25
純利益
186億円▲3.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1511 | 1484 | 1385 | 1959 | 2508 | 2331 | 2474 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 267 | 325 | 216 | 202 |
| 経常利益 | 77.8 | 54.8 | 55.3 | 266 | 334 | 222 | 190 |
| 純利益 | 93.4 | 59.5 | 61.3 | 236 | 276 | 180 | 186 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2235 | 2485 | 2708 | 2749 | 2758 | 2863 | 2879 |
| 純資産 (自己資本) | 890 | 911 | 964 | 1182 | 1374 | 1496 | 1627 |
| 自己資本比率 (%) | 39.8 | 36.7 | 35.6 | 43.0 | 49.8 | 52.2 | 56.5 |
| 現金及び預金 | 267 | 198 | 276 | 312 | 403 | 471 | 558 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 200 | 169 | 227 | 329 | 429 | 310 | 349 |
| 投資CF | ▲50.3 | ▲399 | ▲250 | 1.4 | ▲19.6 | ▲131 | ▲82.5 |
| 財務CF | ▲155 | 161 | 101 | ▲299 | ▲324 | ▲121 | ▲178 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
790.18
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.9%
自己資本利益率
ROA
6.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
CoastalShipping0.0兆12.6%0.00兆12.7%
OverseasShipping0.2兆87.4%0.02兆7.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
247人
平均年齢
40.1歳
平均勤続
14.7年
単体 平均年収
1,102万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
355.00円+45
配当性向
37.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
125
FY21
110
FY22
380
FY23
535
FY24
310
FY25
355
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。