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株式会社クオルテック
カブシキガイシャクオルテック上場サービス業9165EDINET: E38693Qualtec Co.,Ltd.
決算期: 06月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
40.3億円
11.07%営業利益 (FY25)
3.8億円
1.05%経常利益 (FY25)
3.8億円
4.63%純利益 (FY25)
2.2億円
18.52%総資産
43.5億円
4.95%自己資本比率
75.4%
—ROE
6.8%
3.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
クオルテックは、信頼性評価事業(売上の88%)と微細加工事業(同10%)を中核とする独立系受託検査・加工会社である。主力の信頼性評価では、パワーサイクル試験・断面研磨・故障解析など多様な試験メニューをワンストップで提供し、ISO/IEC17025の国際認定を取得した第三者機関として自動車・半導体メーカーから信頼を得ている。筆頭顧客のデンソーが売上の14.8%を占めるなど特定顧客依存が残るものの、半導体業界への拡販やバイオ・ヘルスケア分野への進出で顧客基盤の多様化を進めている。FY2025は売上高40億円・営業利益3.8億円と揃って過去最高を更新したが、販管費が前年比+18.4%と膨らんだため営業増益率は+0.9%にとどまり、投資有価証券評価損の計上で純利益は-18.6%と減少した。パワエレテクノセンター開設などの積極投資により固定資産が大幅増加、投資CFは7.4億円の支出となった。自動車電動化(CASE/EV)という長期成長テーマを背景に中期的な需要拡大が見込まれる一方、設備投資の回収・人材確保・特定顧客依存が主要な経営課題として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 信頼性評価事業が売上の88%を占め、微細加工事業10%・その他(バイオ)1%が補完する受託サービス構造である。
- 2顧客: 自動車メーカー・Tier1サプライヤー・半導体メーカーを主顧客とし、デンソーが売上の14.8%を占める最大顧客である。
- 3価値提案: 独立系第三者機関として多種試験をワンストップで提供し、ISO/IEC17025認定により国際的に技術力を担保している。
- 4コスト構造: 売上原価の大半が労務費・設備減価償却費で、設備集約型ビジネスのため積極的な資本投資が競争力維持に不可欠である。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客依存: デンソー1社が売上の14.8%を占め、トヨタグループサプライチェーン依存が高く、同グループの業績悪化が直撃しやすい。
- 2自動車業界の構造変化: EVシフト・ゲームチェンジにより既存顧客の研究開発投資が急変した場合、受注が大幅に変動するリスクがある(影響度:大)。
- 3設備投資の回収リスク: パワエレテクノセンター開設等で投資CFが7.4億円に拡大しており、市場環境変化による設備陳腐化・減損が財務を圧迫しうる。
- 4人材確保・育成: 少子高齢化による技術者不足が深刻化しており、高度な専門人材が採用できない場合は受注能力・技術力の維持が困難になる。
Strengths · 強み
- 1独立系の中立性: メーカー系でないため競合顧客にも対応でき、企業不正問題の高まりを背景に第三者評価の需要が拡大している。
- 2試験ラインナップの広さ: パワーサイクル試験・断面研磨・故障解析・レーザ加工等を1社で完結できるTotal Quality Solutionが参入障壁となる。
- 3ISO/IEC17025認定: 国際的に認められた試験所認定を保持し、顧客の品質・規制要件への適合を担保できる点が差別化要因である。
- 4フェムト秒グリーンレーザ等の特殊加工技術: 難加工材への高精細加工が可能で、医療・車載の小ロット多品種試作市場で高い付加価値を発揮している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1顧客基盤の多様化: 半導体業界への拡販・熊本営業所を起点とした九州の半導体メーカー開拓・北海道・東北・中四国の空白地帯開拓を進める。
- 2ヘルスケア・バイオ分野の育成: バイオセンサ市場成長を捉え、医療用消耗品の信頼性試験・バイオ医薬品受託検査の受注を拡大する方針である。
- 3設備増強とパワエレ領域の深耕: パワエレテクノセンターを活用しパワー半導体試験の処理能力を強化し、EV普及前段階の試作需要を確実に取り込む。
- 4人材育成と技術伝承: 管理職を含む各拠点の人員増強・マーケティング部の設置・階層別研修により、2030年前後のEV急拡大に備えた組織能力を高める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は過去最高を更新: 売上高40億円(+11.1%)・営業利益3.8億円(+0.9%)と増収増益を達成したが、純利益は2.2億円(-18.6%)と投資有価証券評価損が下押しした。
パワエレテクノセンターを開設: 有形固定資産取得に7.3億円を投じ、建物+2.7億円・工具器具備品+2.7億円が固定資産を押し上げた大型投資案件である。
微細加工事業が高成長: 表面処理技術が新セグメントに加わり、売上高4.1億円(+8.2%)・営業利益1.8億円(+42.3%)と収益性が大幅に改善した。
デンソー向け売上が低下: 筆頭顧客デンソー向けは6.0億円(前期6.3億円)・売上比14.8%(前期17.4%)へ低下し、顧客分散化が一定程度進展した。
02
業績推移
売上高
40.3億円▲11.1%FY25
営業利益
3.8億円▲1.0%FY25
純利益
2.2億円▼18.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 32.6 | 29.9 | 29.2 | 14.8 | 31.6 | 32.7 | 36.2 | 40.3 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | — | 3.5 | 3.0 | 3.8 | 3.8 |
| 経常利益 | -0.5 | -1.2 | 0.3 | 0.6 | 3.4 | 3.0 | 3.7 | 3.8 |
| 純利益 | 0.5 | — | -2.2 | 0.6 | 3.3 | 2.1 | 2.7 | 2.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 41.9 | 42.7 | 36.0 | 32.9 | 34.0 | 31.8 | 41.4 | 43.5 |
| 純資産 (自己資本) | 16.1 | 21.1 | 18.6 | 19.2 | 22.5 | 23.8 | 31.6 | 32.8 |
| 自己資本比率 (%) | 38.4 | 49.4 | 51.5 | 58.4 | 66.1 | 74.9 | 76.2 | 75.4 |
| 現金及び預金 | — | — | — | 10.5 | 12.5 | 11.0 | 17.4 | 13.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | — | 3.5 | 6.9 | 2.7 | 6.4 | 5.1 |
| 投資CF | — | — | — | ▲0.2 | ▲0.3 | ▲2.0 | ▲4.3 | ▲7.4 |
| 財務CF | — | — | — | ▲4.0 | ▲4.6 | ▲2.2 | 4.3 | ▲1.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
93.54
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.8%
自己資本利益率
ROA
5.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
257人
平均年齢
43.4歳
平均勤続
6.4年
単体 平均年収
506万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
37.00円-5
配当性向
39.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY18
78000
FY19
70000
FY22
185000
FY23
37
FY24
42
FY25
37
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。