株
株式会社ギックス
カブシキガイシャギックス上場サービス業9219EDINET: E37546決算期: 06月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
24.0億円
13.22%営業利益 (FY25)
-1.0億円
174.63%経常利益 (FY25)
-1.0億円
175.94%純利益 (FY25)
-1.0億円
213.64%総資産
21.1億円
10.25%自己資本比率
86.1%
—ROE
0.0%
4.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ギックスは「あらゆる判断を、Data-Informedに。」をパーパスに掲げ、国内大手企業向けにデータ分析コンサルティング・情報基盤構築・自社プロダクト提供を一気通貫で行うデータアナリティクス企業である。売上高は2019年の4億円から2025年の24億円へ6年で6倍に成長しており、国内BDA市場のCAGR14.3%という追い風を受けながら拡大基調を維持している。主要顧客は西日本旅客鉄道(売上比43.8%)、TRAILBLAZER(22.0%)、アサヒグループジャパン(11.9%)と特定大手企業への集中度が高い構造である。 FY2025(2025年3月期)は売上高が前期比13.3%増の約24億円を確保した一方、大規模開発案件のコスト超過プロジェクト発生と「Camecon」のれん減損損失計上が重なり、営業損失1億円・純損失1億円と前期の黒字から急反転した。またM&A(2025年4月に株式会社メイズ子会社化決定)や新フレームワーク「CU/ADS」のリリース、JALやMrs. GREEN APPLEへのプロダクト「Mygru」採用など成長施策は継続しているものの、特定顧客依存リスクと利益安定性の低さが投資判断の焦点となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: DIコンサルティング・DIプラットフォーム・DIプロダクトの3サービスを組み合わせ、売上24億円の大半をコンサル主体の受託案件で構成している。
- 2顧客: 西日本旅客鉄道・アサヒグループ等の業界リーディング大手企業に絞り込み、1社内で複数部門への縦横展開で単価拡大を図っている。
- 3価値提案: 戦略コンサル・データサイエンス・エンジニアリング・プロダクト開発の4ケイパビリティを自社完結させ、経営課題の上流から実装まで一気通貫で支援している。
- 4コスト構造: 少数精鋭の正社員と外部パートナーを組み合わせた人的資本依存型で、人員増に頼らず生産性向上と自社プロダクト化による規模拡大を志向している。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客集中リスク: 上位3社で売上の77.7%を占め、西日本旅客鉄道1社だけで43.8%に達するため、同社の方針変更やキーパーソン異動が業績に直撃する可能性が高い。
- 2プロジェクトコスト超過リスク: FY2025に大規模開発案件のコスト超過が発生し、営業利益を前期比2.3億円以上押し下げた実績があり、採算管理能力の脆弱性が露呈した。
- 3人材依存・採用難リスク: 戦略コンサルとデータサイエンスを兼備する希少人材に事業が依存し、採用・育成が計画通りに進まない場合は売上天井が早期に来る可能性がある。
- 4M&A・新規投資の失敗リスク: 「Camecon」のれん減損をFY2025に計上済みであり、2025年4月に子会社化決定の株式会社メイズも計画未達となれば追加損失が発生しうる。
Strengths · 強み
- 1深耕営業モデル: 1クライアント内の複数部門・複数案件に展開する縦横展開により、西日本旅客鉄道1社で売上の43.8%・約10億円を獲得する深い関係を構築できている。
- 24ケイパビリティの自社完結: 戦略コンサルとデータ実装の両方を社内に保有し、外注依存なしに上流設計から仕組み化まで提供できる点が差別化要因となっている。
- 3自社プロダクトの横展開: 行動データ活用ツール「Mygru」がJAL・神戸市・Mrs. GREEN APPLEと業種を超えて採用され、コンサル以外の反復収益源として育ちつつある。
- 4市場成長との整合性: 国内BDA市場はCAGR14.3%・2027年に3兆円超と予測され、当社の過去6年間の売上CAGR約34%は市場を大幅に上回る成長を実現してきた。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1利益確保への方針転換: これまでの売上最優先から、コスト管理を並行強化して安定的な利益確保を目指す方針へ転換し、営業赤字の再発防止を最優先課題と位置づけている。
- 2プロダクト拡販: 「Mygru」「CU/ADS」等の自社プロダクトを販売パートナー・展示会・新マーケティング手法で多角的に拡販し、コンサル依存からの収益構造分散を図る。
- 3長期顧客基盤の深化: 資本業務提携・共同プロジェクト・人材交流を通じてキーアカウントとの関係を更に強固にし、1社あたりの取引規模と契約継続率の向上を目指す。
- 4M&Aによる非連続成長: 2025年4月に株式会社メイズを子会社化するなど、人材獲得・サービス領域拡大を目的としたM&Aを引き続き積極活用し、有機成長を補完する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高24億円(前期比+13.3%)と増収を確保したが、大規模案件コスト超過の影響で営業損失1億円・純損失1億円と前期の純利益0.9億円から黒字転落した。
コスト超過プロジェクトとのれん減損: 大規模開発案件の工数超過が他案件への投下工数を圧迫した上、「Camecon」事業譲受ののれんを第3四半期に全額減損処理し、二重の損失要因となった。
プロダクト採用拡大: 「Mygru」がJALマイレージバンクアプリ・神戸市都市OSに続き、2025年3月にMrs. GREEN APPLEの「MGA DIGITAL STAMP RALLY」にも採用されエンタメ領域へ展開した。
株式会社メイズ子会社化: 2025年4月にシステム開発・労働者派遣事業を営む株式会社メイズの株式取得を決定し、エンジニアリング人材の拡充と開発体制強化を狙うM&Aを実施した。
02
業績推移
売上高
24億円▲13.2%FY25
営業利益
-1億円▼174.6%FY25
純利益
-1億円▼213.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3.8 | 6.2 | 7.2 | 10.6 | 16.9 | 21.2 | 24.0 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.0 | 3.5 | 1.3 | -1.0 |
| 経常利益 | 0.5 | 0.4 | 0.5 | 0.9 | 3.5 | 1.3 | -1.0 |
| 純利益 | 0.3 | 0.4 | 0.5 | 0.7 | 2.4 | 0.9 | -1.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 5.0 | 8.0 | 15.5 | 20.0 | 23.5 | 23.5 | 21.1 |
| 純資産 (自己資本) | 3.8 | 4.2 | 12.0 | 16.5 | 19.0 | 20.1 | 18.2 |
| 自己資本比率 (%) | 75.2 | 52.1 | 77.1 | 82.5 | 81.1 | 85.5 | 86.1 |
| 現金及び預金 | — | 6.5 | 12.3 | 16.2 | 19.0 | 17.7 | 11.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | 1.0 | ▲0.9 | 0.7 | 3.3 | ▲0.6 | ▲3.2 |
| 投資CF | — | ▲0.1 | 0.0 | ▲0.1 | ▲0.0 | ▲0.1 | ▲1.1 |
| 財務CF | — | 2.2 | 6.7 | 3.3 | ▲0.5 | ▲0.5 | ▲1.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
91人
平均年齢
35.7歳
平均勤続
2.5年
単体 平均年収
761万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
80.00円+53
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
27
FY25
80
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。