株
株式会社GRCS
カブシキガイシャジーアールシーエス上場サービス業9250EDINET: E36988GRCS Inc.
決算期: 11月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
33.3億円
1.37%営業利益 (FY25)
-0.7億円
254.55%経常利益 (FY25)
-1.0億円
476.92%純利益 (FY25)
-5.3億円
567.26%総資産
17.1億円
10.87%自己資本比率
-5.6%
—ROE
0.0%
39.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社GRCSは「ガバナンス・リスク・コンプライアンス(GRC)」とサイバーセキュリティ領域に特化したITサービス企業である。設立から15年以上、上場企業を中心とした大企業向けに、課題の分析・解決・維持をワンストップで支援するビジネスモデルを構築し、売上高は2019年の11億円から2024年の33億円へと5年で3倍に成長してきた。既存顧客比率94.2%・みずほ証券1社で売上の26.5%を占めるなど顧客基盤は厚い一方、顧客集中と専門人材不足という構造課題を抱える。FY2025は売上高33億円と前期比1.4%増にとどまり、外注費増加・フィナンシャルテクノロジー事業の大型プロジェクト中断・リース資産減損(2億4,500万円)・繰延税金資産取崩しが重なり純損失5億2,800万円を計上、純資産はマイナス9,600万円と債務超過に陥った。2026年11月期以降はAI実装による標準化サービス開発と取引社数拡大へ戦略転換を図るが、財務基盤の回復が急務となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ソリューション部門(88.8%)とプロダクト部門(11.2%)で構成し、モニタリング運用支援がストック収益を形成する。
- 2顧客: 上場企業および関連会社を主ターゲットとし、既存顧客比率94.2%の高リテンション型モデルで安定収益を確保する。
- 3価値提案: GRC・セキュリティ課題の分析・解決・維持をワンストップで支援し、PDCAサイクルでプロジェクトを積み増す。
- 4コスト構造: 専門コンサルタント人件費と外注費が原価の中心で、売上原価率71.4%(FY2025)と人材依存度が高い。
Risks · リスク要因
- 1債務超過・財務悪化リスク: FY2025に純資産マイナス9,600万円・自己資本比率マイナス7.9%へ転落し、資金調達余力が大幅に低下している。
- 2特定顧客集中リスク: みずほ証券1社が売上の26.5%(8.8億円)を占め、同社との取引縮小が経営成績に直撃するリスクがある。
- 3専門人材不足リスク: 採用未充足による人員減がFY2025の機会損失を招いており、コンサルタント・エンジニアの確保が成長の制約となっている。
- 4大型プロジェクト中断リスク: フィナンシャルテクノロジー事業での証券会社向け大型案件の中断が発生しており、同様の事態再発時の損失が大きい。
Strengths · 強み
- 115年超のGRC専業実績: 大企業向け高難度案件の知見を蓄積し、国内GRC専業企業として希少なポジションを確立している。
- 2高い顧客継続率: 既存顧客売上比率94.2%と、課題解決後の維持・モニタリングが継続受注に直結する粘着性の高い収益構造がある。
- 3フェーズB以上顧客21社: 年間取引3,000万円超の大口顧客21社から合計23.9億円を安定受注し、収益の柱を形成している。
- 4外部環境追い風: サイバー攻撃の増加・生成AI普及・個人情報規制強化がGRC需要を押し上げ、市場拡大局面で先行優位を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1AI実装による標準化サービス開発: 2030年を目標に自社プロダクトへAIを実装し、年間取引1,000万円規模のパッケージサービスを中堅企業向けに展開する。
- 2取引社数拡大への戦略転換: 1社あたり収益拡大策から方針を変更し、既存大手顧客のグループ会社・アライアンス先への横展開で顧客数を増やす。
- 3リカーリングモデルの強化: GRCセキュリティ事業とフィナンシャルテクノロジー事業の2事業体制に再編し、ストック型収益基盤の安定化を優先する。
- 4採用・教育体制の再整備: 専門人材不足解消のため採用活動を加速し、外部パートナー連携も深化させ、旺盛な需要に対応できる提供体制を構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025純損失5億2,800万円: リース資産減損2億4,500万円・事業構造改善引当金1億800万円・繰延税金資産取崩し等が重なり、前期の純利益1億1,300万円から大幅に悪化した。
フィナンシャルテクノロジー事業の大型案件中断: 証券会社向けホスティングサービスが中断し、関連リース資産を減損処理・事業再構築が急務となっている。
売上高成長が鈍化: FY2025売上高は33億円と前期比1.4%増にとどまり、専門人員減少と受注時期のズレが計画未達の主因となった。
2026年11月期から戦略転換を発表: AI活用の標準化サービス開発と取引社数拡大を軸とする新戦略に移行し、従来の1社あたり収益最大化路線から方向を転換した。
02
業績推移
売上高
33.3億円▲1.4%FY25
営業利益
-0.7億円▼254.5%FY25
純利益
-5.3億円▼567.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 11.0 | 14.3 | 17.6 | 24.0 | 27.8 | 32.9 | 33.3 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -1.9 | -1.5 | 0.4 | -0.7 |
| 経常利益 | -0.7 | 0.2 | 1.0 | -1.9 | -1.7 | 0.3 | -1.0 |
| 純利益 | -0.7 | 0.5 | 1.4 | -2.1 | -2.8 | 1.1 | -5.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 4.9 | 6.0 | 12.7 | 15.0 | 14.3 | 19.2 | 17.1 |
| 純資産 (自己資本) | 0.6 | 1.1 | 7.5 | 4.8 | 2.2 | 4.2 | -1.0 |
| 自己資本比率 (%) | 13.2 | 18.5 | 59.0 | 32.1 | 15.2 | 21.6 | -5.6 |
| 現金及び預金 | 2.8 | 2.5 | 8.8 | 8.5 | 6.1 | 7.4 | 5.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲0.3 | ▲0.4 | 1.6 | ▲2.5 | ▲1.2 | 3.1 | 0.2 |
| 投資CF | ▲0.0 | ▲0.0 | ▲0.1 | 0.2 | ▲2.1 | ▲2.2 | ▲3.0 |
| 財務CF | 1.6 | 0.1 | 4.7 | 2.0 | 1.0 | 0.4 | 0.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
213人
平均年齢
39.3歳
平均勤続
3.7年
単体 平均年収
698万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。