大
大栄環境株式会社
ダイエイカンキョウカブシキガイシャ上場サービス業9336EDINET: E38148Daiei Kankyo Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
802億円
9.78%営業利益 (FY25)
215億円
9.30%経常利益 (FY25)
215億円
4.35%純利益 (FY25)
144億円
5.69%総資産
1849億円
7.01%自己資本比率
51.2%
—ROE
15.8%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
大栄環境は1979年創業の廃棄物処理・資源循環専業企業で、収集運搬から中間処理・再資源化・最終処分までをワンストップで提供する関西・中部・関東3極体制を敷く。FY2025(2025年3月期)の売上高は802億円(前期比+9.8%)、営業利益215億円(同+9.3%)と過去最高を更新し、ROE15.8%・EBITDAマージン34.7%と高収益体質を維持する。売上は2019年の321億円から6年で2.5倍に成長しており、M&Aと自社施設の新増設を両輪とした拡大戦略が奏功している。FY2025では栄和リサイクル・浦安清運・アイア・海成の4社を連結子会社化し、関東エリアの足場を着実に固めた。2025年5月に策定した中期経営計画「D-Plan2028」では、焼却等熱処理施設の処理能力を現状2,412トン/日から2031年3月期末に4,000トン/日へ拡大、公民連携(PPP)協定を現状3か所から12か所へ増やすことを目指す。廃棄物処理業は参入規制・許認可の高い参入障壁と社会インフラ的な需要安定性が特徴であり、同社は地域との信頼関係と施設群を競争優位の核としている。一方、人件費・燃料費の高止まり、最終処分場容量の有限性、関東エリアでの競合激化が投資家として注視すべきリスクである。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 廃棄物処理・資源循環が売上の約97%を占め、処理単価と受入量の積で収益が決まる構造である。
- 2顧客: 自治体487先(売上比約20%)・メーカー・ゼネコン・医療機関等に継続契約でサービスを提供している。
- 3価値提案: 収集運搬から中間処理・再資源化・最終処分までのワンストップサービスで顧客の廃棄物処理コストを一括削減する。
- 4コスト構造: 人件費・燃料費が主要コストであり、内製化推進と施設稼働率向上で固定費を分散させ高利益率を維持する。
Risks · リスク要因
- 1費用増加リスク: 人件費・燃料費が高止まりしており、顧客への価格転嫁が遅れると営業利益率が悪化する可能性が高い。
- 2廃棄物排出量の長期減少: 人口減少・循環経済移行により廃棄物排出量が長期的に減少し、処理受託価格への下落圧力が生じるリスクがある。
- 3許認可・法令違反リスク: 危険廃棄物取扱い中の火災・事故が発生した場合、業務停止や許認可取消しで事業継続に重大な支障をきたすリスクがある。
- 4競合激化と関東進出難航: 既存事業者が自治体と強固な関係を持つ関東エリアでの受注獲得が難航し、M&A投資の回収が遅延するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1許認可・施設バリア: 廃棄物処理法に基づく許認可と多数の処理施設が高い参入障壁を形成し、競合が模倣困難な地位を構築している。
- 2ワンストップ体制: 中間処理・再資源化・最終処分を自社完結できる一貫体制が、顧客の囲い込みと高単価受注を可能にしている。
- 3高収益・高キャッシュ創出力: 営業利益率26.9%・営業CFO230億円と業界水準を大幅に上回る収益力で成長投資を自己資金で賄う。
- 4M&A実績と関東進出: 小規模事業者が多い超分散型市場でFY2025に4社を傘下に収め、最大市場の関東エリアへの足場を急拡大している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中計「D-Plan2028」: 2028年3月期を最終年度とする3か年計画でオーガニック成長とM&Aを継続し、売上・利益の更なる拡大を目指す。
- 2焼却等熱処理能力の拡大: 2031年3月期末までに処理能力を現状2,412トン/日から4,000トン/日へ拡大し、受入量と収益を増加させる。
- 3公民連携(PPP)の推進: 現状3か所の公民連携協定を2031年3月期末までに12か所へ拡大し、一般廃棄物の民間処理受託を成長機会とする。
- 4資源循環システムの高度化: プラスチック再資源化施設の新増設と動脈産業へのリサイクル品供給拡大で最終処分依存度を低下させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025過去最高業績: 売上802億円(+9.8%)・営業利益215億円(+9.3%)・純利益144億円(+5.7%)と全指標で過去最高を更新した。
4社のM&A完了: 栄和リサイクル・浦安清運・アイア・海成を連結子会社化し、関東エリアの廃棄物受入体制を強化した。
設備投資加速: 有形固定資産取得支出162億円・投資CF総額190億円と前期比大幅増で、三重中央開発の第8期最終処分場も全面供用開始した。
新中計「D-Plan2028」策定: 2025年5月に3か年計画を公表し、PPP12か所・熱処理能力4,000トン/日・最終処分場残容量15,000千m3超を長期目標に掲げた。
02
業績推移
売上高
802億円▲9.8%FY25
営業利益
215億円▲9.3%FY25
純利益
144億円▲5.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 321 | 338 | 616 | 650 | 677 | 730 | 802 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 128 | 166 | 197 | 215 |
| 経常利益 | 51.1 | 102 | 142 | 133 | 167 | 206 | 215 |
| 純利益 | 35.0 | 80.4 | 92.3 | 88.7 | 105 | 136 | 144 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 616 | 1028 | 1516 | 1583 | 1636 | 1728 | 1849 |
| 純資産 (自己資本) | 211 | 285 | 532 | 601 | 790 | 880 | 947 |
| 自己資本比率 (%) | 34.2 | 27.8 | 35.1 | 38.0 | 48.3 | 50.9 | 51.2 |
| 現金及び預金 | — | — | 597 | 583 | 534 | 521 | 526 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | 114 | 180 | 163 | 217 | 230 |
| 投資CF | — | — | ▲146 | ▲164 | ▲123 | ▲156 | ▲190 |
| 財務CF | — | — | 11.0 | ▲31.7 | ▲89.7 | ▲76.4 | ▲35.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
145.54
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
15.8%
自己資本利益率
ROA
7.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆3.4%▲0.00兆-8.4%
WasteRelatedBusiness0.1兆96.6%0.02兆28.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,113人
平均年齢
42.0歳
平均勤続
9.0年
単体 平均年収
576万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
71.00円+29
配当性向
53.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
16990
FY21
30
FY22
30
FY23
34
FY24
42
FY25
71
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。