株
株式会社コーチ・エィ
カブシキガイシャコーチエィ上場サービス業9339EDINET: E38178COACH A Co.,Ltd.
決算期: 12月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
35.0億円
3.87%営業利益 (FY25)
2.1億円
36.77%経常利益 (FY25)
2.0億円
1.00%純利益 (FY25)
1.0億円
10.81%総資産
44.7億円
2.81%自己資本比率
71.2%
—ROE
3.2%
0.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社コーチ・エィは、「対話を通じた組織変革」を事業の核に据えるコーチング専業の上場企業である。独自開発の「システミック・コーチング™」を用いて経営層から現場までを包括的に支援し、大手企業の戦略実行力強化・組織文化変革・リーダーシップ開発を一体的に提供している。売上の先行指標である受注高はFY2025に34.7億円(前年比-5.1%)と2期連続で減少傾向にあり、大型案件の減少が主因である。一方で、販管費削減(前年比-14.2%)による収益構造改善が奏功し、営業利益は2.1億円(同+36.4%)と大幅増益を達成した。財務面では設立以来の無借金経営を継続し、現預金34.2億円を保有する盤石な財務基盤を誇る。課題はコーチ人材の確保(期末110名、前年比-20名)と1人当たり生産性の向上であり、AIコーチングやITプラットフォームへの継続投資で高付加価値化を図っている。海外展開(アジア・米国)は依然模索段階にあり、中国子会社の合理化費用25.7百万円を特別損失に計上するなど、グローバル戦略の再構築が求められている局面でもある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 大企業向けシステミック・コーチング™による組織開発サービスが単一セグメントで売上35億円の全てを構成する。
- 2顧客: 上位クライアント企業の構成比が高く、国内大手企業の経営層・次世代リーダー層が主要ターゲットである。
- 3価値提案: 複数コーチがチームで組織全体を変革する独自手法と、AIコーチング・各種アセスメントを組み合わせた高付加価値サービスを提供する。
- 4コスト構造: コーチ人材の採用・育成費と、AIコーチング等ITシステムの運用保守費が主要コストで、前払い受領制で資金効率を高める。
Risks · リスク要因
- 1人材依存リスク: コーチ人材数がFY2025末に110名(前年比-20名)と減少しており、採用・育成が計画未達の場合は収益確保が困難になる。
- 2売上集中リスク: 上位クライアント企業への収益依存度が高く、大型契約の不更新や更新遅延が業績に直接的な影響を与える構造的リスクがある。
- 3情報漏洩リスク: コーチングセッションで機密情報・個人情報に常時接するため、サイバー攻撃や従業員の不正行為による漏洩時の損害賠償・信用毀損リスクが大きい。
- 4海外事業リスク: アジア・米国への展開で過去に債務超過・拠点閉鎖事例があり、FY2025も中国子会社の合理化費用25.7百万円を特別損失に計上している。
Strengths · 強み
- 1独自ブランド: 25年超の実績で確立した「システミック・コーチング™」は、個人でなく組織全体の変革を志向する独自哲学が参入障壁となっている。
- 2財務健全性: 無借金経営を継続し、売上35億円に対して現預金34.2億円を保有するキャッシュリッチな財務体質が安定成長を支える。
- 3前払い受領制: サービス提供開始時に全額一括請求する前金制により、営業キャッシュフローが安定し、投資資金を自己資本で賄える。
- 4コーチング研究所: 世界に先駆けてコーチング成果の可視化に取り組む研究部門を持ち、学術的裏付けがサービス品質の差別化に貢献する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1組織開発ビジネス拡大: システミック・コーチング™を核に国内外大手企業とのパートナーシップを拡大し、既存顧客の契約長期化と新規開拓を推進する。
- 2新サービス開発: 2025年2月に「トランジションコーチング」「ICT」を投入し、多様化する顧客ニーズへの対応とマーケット拡大を継続的に図る。
- 3IT・AI投資継続: AIコーチングおよびITプラットフォーム開発への投資を継続し、FY2025も無形固定資産を1.3億円増加させてサービス品質向上を目指す。
- 41人当たり生産性向上: コーチ稼働の安定化、業務プロセスのデジタル化、人員配置最適化により、売上高横ばい局面でも営業利益率の改善を追求する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高35億円(前年比-3.9%)と2期連続減収も、販管費14.2%削減が効き営業利益は2.1億円(同+36.4%)と大幅増益を実現した。
コーチ人材減少: FY2025末のコーチ数は110名(前年比-20名)と大幅減少し、事業成長の前提となる人材確保が最大の経営課題として浮上している。
中国事業合理化: 中国子会社「COACH A Co., Ltd. (Shanghai)」の合理化に伴う事業構造改善費用25.7百万円を特別損失に計上し、海外戦略の見直しを余儀なくされた。
新サービス2件投入: 2025年2月に就任直後の役員向け「トランジションコーチング」と社内コミュニケーション強化向け「ICT」を相次いで提供開始した。
02
業績推移
売上高
35億円▼3.9%FY25
営業利益
2.1億円▲36.8%FY25
純利益
1億円▼10.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 26.8 | 24.3 | 33.1 | 36.0 | 36.5 | 36.4 | 35.0 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 4.7 | 2.9 | 1.6 | 2.1 |
| 経常利益 | 2.0 | -4.0 | 4.2 | 5.2 | 3.0 | 2.0 | 2.0 |
| 純利益 | 2.1 | -3.0 | 2.4 | 4.2 | 0.8 | 1.1 | 1.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 24.0 | 22.5 | 31.2 | 44.0 | 43.0 | 43.5 | 44.7 |
| 純資産 (自己資本) | 16.2 | 13.1 | 16.4 | 28.7 | 29.4 | 30.7 | 31.8 |
| 自己資本比率 (%) | 67.4 | 58.2 | 52.6 | 65.3 | 68.3 | 70.5 | 71.2 |
| 現金及び預金 | — | 12.1 | 21.5 | 32.6 | 34.0 | 33.6 | 34.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | ▲1.3 | 9.6 | 4.7 | 0.6 | 1.3 | 2.9 |
| 投資CF | — | ▲0.6 | ▲0.6 | ▲0.6 | ▲0.6 | ▲2.1 | ▲2.0 |
| 財務CF | — | ▲0.3 | 0.3 | 7.1 | 1.2 | ▲0.5 | ▲0.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
41.93
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
3.2%
自己資本利益率
ROA
2.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
130人
平均年齢
39.9歳
平均勤続
7.6年
単体 平均年収
868万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円
配当性向
58.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
30
FY21
30
FY22
20
FY23
20
FY24
20
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。