櫻
櫻島埠頭株式会社
サクラジマフトウカブシキガイシャ上場倉庫・運輸関連9353EDINET: E04322SAKURAJIMA FUTO KAISHA,LTD.
決算期: 03月期
業種: 倉庫・運輸関連
売上高 (FY25)
43.4億円
5.50%営業利益 (FY25)
2.0億円
13.98%経常利益 (FY25)
3.0億円
10.45%純利益 (FY25)
2.3億円
9.91%総資産
111億円
10.13%自己資本比率
62.8%
—ROE
3.5%
0.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
櫻島埠頭は大阪市此花区の大阪港特殊物資港区に立地する独立系港湾物流企業で、ばら貨物(石炭・コークス等)・液体貨物(石油・化学品)・物流倉庫の3セグメントを運営する。企業系列に縛られない中立的立場から、電力会社や大手メーカー向けに本船荷役・保管・海上/陸上輸送をワンストップで提供しており、最大顧客の電源開発向け売上は全体の15.2%を占める。FY2025は売上高43億円(前年比+5.5%)と増収したものの、修繕費・減価償却費の増加により営業利益は2億円(同△13.9%)に減少した。一方、純利益は税効果の改善により前年比+10.1%の2.3億円を確保した。財務面では純資産70億円に対し政策保有株の含み益38億円超が積み上がっており、PBR水準を大きく押し下げる潜在的バリュー資産となっている。第4次中期経営計画(2024〜2026年度)では累進配当の導入(2025年6月に1株40円へ増配)、EBITDA9億円超、総設備投資30億円以上を掲げ、石炭需要縮小を見据えたステンレスタンク新設・ばら貨物倉庫新設など次世代ポートフォリオへの転換を進めている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ばら貨物(売上構成53%)・液体貨物(34%)・物流倉庫(12%)の3セグメントで構成され、荷役料と保管料が主軸である。
- 2顧客: 電力会社・大手メーカー・商社・卸売会社向けに輸入燃料・原材料の荷役・保管・輸送をワンストップで提供する。
- 3価値提案: 大阪港特殊物資港区の好立地に大型クレーン・液体タンク群を保有し、西日本向け物流拠点として高い代替困難性を持つ。
- 4コスト構造: 設備集約型で減価償却費・修繕費が重く、FY2025の減価償却費は4.1億円で営業CFの55%超を占める構造である。
Risks · リスク要因
- 1脱炭素政策リスク: 主力のばら貨物(石炭)は火力発電向け燃料であり、国のエネルギー政策転換で取扱数量が中長期的に減少する恐れがある。
- 2顧客集中リスク: 最大顧客の電源開発1社で売上の15.2%を占め、同社の方針転換が業績に直結する特定顧客依存の構造がある。
- 3自然災害リスク: 全事業設備が一拠点に集中しており、大規模地震では地震保険支払限度を超える損失で全事業が停止する可能性がある。
- 4設備投資負担リスク: 中計で30億円超の設備投資を計画しており、経済環境悪化時には資金調達コスト上昇や収益圧迫が生じる恐れがある。
Strengths · 強み
- 1立地独占性: 大阪港特殊物資港区という法的・物理的に代替困難な場所に主要設備を集中保有し、参入障壁が極めて高い。
- 2資産含み益: 政策保有株の時価4,474百万円に対し取得原価615百万円で、含み益3,858百万円が純資産を厚く下支えしている。
- 3独立系の強み: 企業系列に属さない中立的立場により、複数の電力会社・メーカーから貨物を受け入れる多様な顧客基盤を維持できる。
- 4安定CF: 液体・倉庫セグメントは長期利用契約に基づく保管料収入が主体で、FY2025の営業CFは7.55億円と純利益の3倍超を確保した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1次世代貨物対応: 石炭需要縮小に備え野積場跡地へのステンレスタンク新設を中計期間(〜2026年度)中に着工し、液体貨物の品目を多様化する。
- 2ばら貨物倉庫新設: 汎用性の高いばら貨物倉庫を新設し、2026年度中の完工を目指して新規貨物誘致と保管収益の拡大を図る。
- 3定量目標EBITDA: 2026年度にEBITDA9億円以上(FY2025実績8.26億円)を達成し、累進配当を維持しながら財務規律を守る方針である。
- 4株主還元強化: 税引後本業利益の30%以上を配当還元する方針のもと、2025年6月に1株40円へ増配し、継続的な増配を目指している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収減益: 売上高43.4億円(+5.5%)と増収も、修繕費・減価償却費増加で営業利益2億円(△13.9%)に縮小した。
純利益は増益: 特別損失の減少と繰延税金資産の計上により純利益2.3億円(+10.1%)を確保し、EBITDAは8.26億円(前期比+0.91億円)に改善した。
増配を実施: 第4次中計の累進配当方針に基づき、2025年6月定時総会で1株配当を前年30円から40円へ33%増配した。
設備投資を継続: FY2025の設備投資額は6.19億円で、ばら貨物倉庫新設着手と液体タンクのステンレス化検討を中計目標30億円に向け加速している。
02
業績推移
売上高
43.4億円▲5.5%FY25
営業利益
2億円▼14.0%FY25
純利益
2.3億円▲9.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 44.3 | 46.3 | 45.1 | 42.0 | 38.7 | 41.1 | 43.4 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.1 | 1.6 | 2.4 | 2.0 |
| 経常利益 | 1.1 | 2.8 | 1.7 | 2.2 | 2.4 | 3.4 | 3.0 |
| 純利益 | 1.4 | 2.4 | 1.9 | 1.8 | 1.9 | 2.1 | 2.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 62.9 | 64.8 | 71.5 | 75.8 | 79.4 | 101 | 111 |
| 純資産 (自己資本) | 38.9 | 38.3 | 43.1 | 46.3 | 49.7 | 62.6 | 69.7 |
| 自己資本比率 (%) | 61.8 | 59.1 | 60.3 | 61.1 | 62.5 | 62.2 | 62.8 |
| 現金及び預金 | 13.4 | 13.5 | 13.3 | 15.4 | 9.3 | 8.5 | 9.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 4.0 | ▲1.6 | 5.6 | 3.9 | 6.3 | 7.6 | 7.6 |
| 投資CF | ▲1.4 | ▲3.4 | ▲5.6 | ▲2.6 | ▲11.1 | ▲10.8 | ▲6.1 |
| 財務CF | ▲0.6 | 5.0 | ▲0.1 | 0.9 | ▲1.3 | 2.4 | ▲0.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
153.77
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
3.5%
自己資本利益率
ROA
2.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DryBulkCargo0.0兆53.1%▲0.00兆-2.4%
LiquidBulkCargo0.0兆34.1%0.00兆32.1%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.5%0.00兆35.0%
Wearhouse0.0兆12.3%0.00兆40.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
73人
平均年齢
47.6歳
平均勤続
18.4年
単体 平均年収
625万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
40.00円+10
配当性向
25.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
20
FY21
20
FY22
20
FY23
30
FY24
30
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。