大
大東港運株式会社
ダイトウコウウンカブシキガイシャ上場倉庫・運輸関連9367EDINET: E04356DAITO KOUN CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 倉庫・運輸関連
売上高 (FY25)
168億円
4.42%営業利益 (FY25)
6.6億円
2.96%経常利益 (FY25)
8.2億円
2.64%純利益 (FY25)
6.2億円
15.33%総資産
152億円
3.07%自己資本比率
63.0%
—ROE
6.7%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
大東港運は京浜港・阪神港を主要拠点とし、食品(畜産・水産・農産物)を中心とした輸出入貨物取扱事業を核に、鉄鋼物流・海外事業・国内不動産賃貸・その他事業を展開する中堅港湾物流企業である。FY2025の売上高は168億円と前年比4.4%増で回復基調を示し、純利益は前年比15.5%増の6億円と収益性改善が進んだ。売上構成では輸出入貨物取扱事業が73.8%を占め、特に水産物が前年比+19.1%と高成長を記録した。一方で、コストコホールセールジャパンへの依存度(売上比10.5%)や、令和6年能登半島地震に伴う白エビ漁獲量激減による子会社業績悪化など、事業の脆弱性も顕在化している。 第8次中期経営計画(2023~2026年)の下、持続的価値拡大・人財力強化・ESG対応・グループシナジーの4骨子を推進中で、最終年度(FY2026)に売上175億円・経常利益10億円の達成を目指す。商船三井ロジスティクスとの戦略的提携やシンガポール子会社の倉庫取得など、収益多様化と海外展開への布石を打っているが、円安による輸入量抑制や地政学リスクなど外部環境の不確実性は依然高い。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 輸出入貨物取扱事業が売上の73.8%を占め、農畜水産物の港湾荷役・通関手続きが中核となっている。
- 2顧客: コストコホールセールジャパン(売上比10.5%)をはじめとする食品輸入企業・鉄鋼メーカー等が主要顧客である。
- 3価値提案: 京浜港・阪神港での食品物流ノウハウと通関機能を一体提供し、安定的なサプライチェーンを支えている。
- 4収益多様化: 鉄鋼物流(12.2%)・国内不動産賃貸(1.7%)・シンガポール海外事業(4.1%)で輸入依存リスクを分散している。
Risks · リスク要因
- 1円安・輸入量リスク: 輸入貨物依存度が高く、円安進行時に日本企業が海外買い付けで競り負け、取扱量が減少する構造的リスクがある。
- 2食品輸入停止・疾病リスク: 畜産・水産物は関係当局の輸入停止措置や自然災害(白エビ漁獲量激減など)で業績が急変しうる。
- 3特定顧客集中リスク: コストコホールセールジャパン1社が売上の10.5%を占め、取引条件変更や方針転換の影響を受けやすい。
- 4地政学・関税政策リスク: トランプ政権の関税政策やロシア・ウクライナ問題の長期化が輸出入物流量の減少を招く可能性がある。
Strengths · 強み
- 1食品物流の専門性: 農畜水産物の取扱に特化した港湾物流ノウハウと通関士有資格者網が参入障壁を形成している。
- 2拠点優位性: 京浜港・阪神港という日本最大級の港湾に密着した拠点網が顧客の物流効率化に直結している。
- 3安定収益基盤: 不動産賃貸事業(セグメント利益1.1億円)が景気変動に左右されにくいストック収益を提供している。
- 4戦略提携による信頼性向上: 商船三井ロジスティクスとの提携により、大手荷主向けのサービス品質と営業網が強化された。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1第8次中期経営計画最終年度目標: FY2026に売上175億円・営業利益9.2億円・経常利益10億円の達成を目指している。
- 2収益構造改革: 為替感応度低減のため輸出関連取引・国内取引を強化し、ビジネスモデルの多様化とM&Aへの積極投資を推進する。
- 3海外事業拡大: シンガポール子会社が新倉庫を取得し、2025年以降の東南アジア物流需要取込みと収益化を目指している。
- 4人財・DX投資: RPA化・AI活用の業務領域拡大と管理職候補アセスメント研修を通じ、生産性と組織力を同時に向上させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績回復: 売上168億円(+4.4%)、純利益6.2億円(+15.5%)と2期ぶりに増収増益を達成し、鉄鋼物流のセグメント利益は+32.8%増となった。
商船三井ロジスティクスと戦略提携: FY2025に戦略的提携合意を締結し、顧客への安全・信頼性の高いサービス提供体制を強化した。
能登半島地震の影響: 令和6年能登半島地震による海底地崩れで白エビ漁獲量が激減し、白エビ専業子会社の業績が悪化してその他事業のセグメント損失が1.2億円に拡大した。
本社移転と職場環境刷新: FY2025中に本社を移転し、テレワーク推進・エンゲージメント調査導入で従業員満足度向上施策を本格化させた。
02
業績推移
売上高
168億円▲4.4%FY25
営業利益
6.6億円▲3.0%FY25
純利益
6.2億円▲15.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 224 | 231 | 222 | 166 | 171 | 161 | 168 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 10.7 | 10.4 | 6.4 | 6.6 |
| 経常利益 | 8.4 | 9.1 | 9.0 | 11.9 | 11.8 | 8.0 | 8.2 |
| 純利益 | 5.5 | 6.5 | 5.8 | 8.3 | 7.8 | 5.3 | 6.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 117 | 117 | 123 | 133 | 141 | 147 | 152 |
| 純資産 (自己資本) | 58.9 | 61.9 | 69.2 | 77.4 | 85.9 | 91.6 | 95.7 |
| 自己資本比率 (%) | 50.4 | 52.9 | 56.3 | 58.3 | 60.8 | 62.2 | 63.0 |
| 現金及び預金 | 15.6 | 16.3 | 21.5 | 26.4 | 29.1 | 38.2 | 29.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 7.3 | 8.7 | 10.4 | 8.3 | 8.0 | 10.3 | 9.2 |
| 投資CF | ▲2.4 | ▲2.4 | ▲3.0 | ▲1.5 | ▲2.9 | ▲2.1 | ▲15.3 |
| 財務CF | ▲2.8 | ▲5.6 | ▲2.2 | ▲2.0 | ▲2.5 | 0.7 | ▲2.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
71.58
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.7%
自己資本利益率
ROA
4.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DomesticRealEstateRentalBusiness0.0兆1.7%0.00兆36.9%
ImportAndExportService0.0兆73.8%0.00兆13.2%
OverseasBusiness0.0兆4.1%▲0.00兆-2.3%
SteelDistribution0.0兆12.2%0.00兆8.8%
その他0.0兆8.2%▲0.00兆-8.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
323人
平均年齢
41.0歳
平均勤続
15.6年
単体 平均年収
651万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
36.00円+5
配当性向
32.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
14
FY21
14
FY22
17
FY23
20
FY24
31
FY25
36
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。