株
株式会社トーシンホールディングス
カブシキガイシャ トーシンホールディングス上場情報・通信業9444EDINET: E05137TOSHIN HOLDINGS CO.,LTD
決算期: 04月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
175億円
2.00%営業利益 (FY25)
0.5億円
86.15%経常利益 (FY25)
-0.3億円
111.23%純利益 (FY25)
-0.9億円
159.86%総資産
245億円
1.42%自己資本比率
9.9%
—ROE
-3.4%
8.86%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
トーシンホールディングスは、ソフトバンク・au・ワイモバイル・UQモバイルの代理店として携帯ショップを運営する移動体通信関連事業(売上高の86%)を中核に、テナントビル・マンション賃貸の不動産事業、複数ゴルフ場を運営するリゾート事業を組み合わせた複合持株会社である。FY2025売上高は175億円(前年比+2.0%)と微増回復を示したものの、売上総利益率が前年23.5%から18.8%へ急低下したことで営業利益は44百万円(前年比86.2%減)に激減、経常損失32百万円・純損失85百万円を計上した。最大の問題は不適切会計処理の発覚であり、第三者委員会調査を経て特別損失486百万円を過年度決算訂正費用として計上、過年度有報の訂正報告書を提出した。これにより借入コベナンツへの抵触・資金繰り悪化が生じ、金融機関への返済期限延長要請に至るなど継続企業の前提に重要な疑義が認められる状態となっている。売上は2019年244億円をピークに構造的に縮小しており、不動産・リゾート両事業が堅調(合計利益約7億円)でも主力通信事業の損失を補いきれていない状況が続いている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 移動体通信関連事業が売上高の86%を占め、ソフトバンクおよびKDDIからの契約取次手数料が主収益である。
- 2顧客: 携帯ショップ来店の個人顧客にMNP乗り換え・端末販売・金融サービスをワンストップで提案している。
- 3補完事業: 不動産賃貸(売上9億円・利益5億円)とゴルフ場運営(売上15億円・利益2億円)が安定収益を担う。
- 4コスト構造: 端末・通信サービスの仕入が売上原価の大半を占め、FY2025仕入実績は141億円と売上高に迫る水準である。
Risks · リスク要因
- 1ゴーイングコンサーン: 不適切会計によるコベナンツ抵触・資金繰り悪化で継続企業の前提に重要な疑義が認められ、上場廃止・課徴金リスクが存在する。
- 2特定取引先依存: 売上の41%をオーレンジ、16%をソフトバンク、12%をKDDIに依存し、代理店契約は1年毎更新で一方的解約条項がある。
- 3通信市場の構造縮小: スマホ買い替えサイクル長期化と端末高騰で端末販売が低迷、売上は2019年比で約28%縮小している。
- 4不適切会計の追加リスク: 訴訟・課徴金・税務追徴に加え、監査・調査費用が経常的に発生し、財務回復の障害となる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1対面販売力: MNP獲得に特化した接客ノウハウを持ち、主要取引先オーレンジ向け売上が72億円(全体の41%)まで拡大している。
- 2マルチキャリア展開: ソフトバンク・au・ワイモバイル・UQモバイルの4ブランドを扱い、顧客の乗り換えニーズを自社内で囲い込める体制を持つ。
- 3収益分散: 不動産事業の利益率54%・リゾート事業の利益率15%が通信事業の不振を部分的に補完する多角化構造がある。
- 4資産保有: 売却可能な有形固定資産を保有しており、FY2025投資CFで約16億円の固定資産売却収入を確保した実績がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1通信事業の収益性改善: 顧客ニーズの高い商材提案と対面接客強化でMNP獲得を増やし、店舗オペレーション改善で既存店利益を回復させる。
- 2選択的出店: 新店・移転改装は投資採算性を厳格審査して実施し、キャッシュアウトを抑制しつつ収益性の高い店舗網を維持する方針である。
- 3保有資産売却: 固定資産の売却で借入金返済資金を確保し、金融機関支援を継続させてゴーイングコンサーン懸念の解消を最優先課題とする。
- 4内部管理体制の再構築: 不適切会計の再発防止に向けたガバナンス強化を早急に実施し、取引金融機関・監督当局の信頼回復を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
不適切会計の発覚: 2025年8月に第三者委員会が不適切会計を認定、過年度決算訂正費用486百万円を特別損失計上し、純損失85百万円となった。
ゴーイングコンサーン注記付与: コベナンツ抵触・資金繰り悪化で金融機関へ返済期限延長を要請、継続企業の前提に重要な不確実性が認められている。
営業利益急減: 売上総利益率が23.5%から18.8%へ低下し、営業利益は前年比86.2%減の44百万円に急落した。
固定資産売却でキャッシュ確保: 投資CFが前年の約19億円の支出から約16億円の収入に転換し、現金残高は20億93百万円まで回復した。
02
業績推移
売上高
175億円▲2.0%FY25
営業利益
0.5億円▼86.2%FY25
純利益
-0.9億円▼159.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 244 | 213 | 210 | 181 | 164 | 171 | 175 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 6.0 | 6.1 | 3.3 | 0.5 |
| 経常利益 | 3.0 | 2.0 | 6.2 | 5.4 | -1.5 | 2.9 | -0.3 |
| 純利益 | 1.3 | 1.9 | -6.6 | 3.4 | -2.1 | 1.4 | -0.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 198 | 218 | 233 | 234 | 227 | 242 | 245 |
| 純資産 (自己資本) | 34.8 | 35.0 | 27.8 | 29.6 | 26.2 | 26.2 | 24.2 |
| 自己資本比率 (%) | 17.6 | 16.1 | 11.9 | 12.7 | 11.5 | 10.8 | 9.9 |
| 現金及び預金 | 16.9 | 15.3 | 16.8 | 11.1 | 13.1 | 10.8 | 20.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.1 | 7.7 | 12.8 | ▲2.1 | 2.9 | 2.3 | 2.8 |
| 投資CF | ▲16.3 | ▲28.4 | ▲5.8 | ▲11.4 | 2.6 | ▲19.1 | 15.8 |
| 財務CF | 11.9 | 19.1 | ▲5.5 | 7.7 | ▲3.6 | 14.5 | ▲8.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
MobileCommunicationsAssociatedBusiness0.0兆86.2%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.1%
RealEstateEnterprise0.0兆5.3%
ResortEnterprise0.0兆8.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
18人
平均年齢
37.9歳
平均勤続
6.7年
単体 平均年収
381万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円-14
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
30
FY21
34
FY22
34
FY23
36
FY24
34
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。