株
株式会社アルファポリス
カブシキガイシャアルファポリス上場情報・通信業9467EDINET: E30908AlphaPolis.Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
136億円
31.80%営業利益 (FY25)
32.2億円
41.81%経常利益 (FY25)
32.4億円
41.99%純利益 (FY25)
20.2億円
43.98%総資産
169億円
21.12%自己資本比率
81.2%
—ROE
15.9%
3.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社アルファポリスは、自社運営のWeb投稿サイトに集積した小説・漫画コンテンツを書籍化し、紙書籍・電子書籍として販売する独自ビジネスモデルを持つ出版社である。読者の反応をWeb上でリアルタイムに検証してから出版に踏み切る仕組みにより、ヒット率を高めつつ編集コストを抑制できる点が最大の強みだ。売上高は2019年の50億円から2025年の136億円へと6年で2.7倍に拡大し、特にFY2025は前期比+31.8%増収・営業利益+41.8%増益と加速度的な成長を示した。電子書籍売上の急拡大が主因であり、主要取次の株式会社メディアドゥ経由の売上が全体の57%を占めるほど電子シフトが進んでいる。 売上構成は漫画が約75%、ライトノベルが約23%とコミカライズ展開が収益の柱であるが、特定ジャンル・特定取引先への依存度の高さは構造的リスクとして認識されている。中長期では蓄積IPのアニメ化・ゲーム化・海外展開など多角化を志向しており、海外漫画アプリ「Alpha Manga」の展開や国内外の電子ストアとの連携強化を推進中である。ROE15.9%、現預金残高115億円と財務健全性は高く、成長投資余力は十分だが、創業者社長への依存・人材不足・生成AI対応など課題も残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電子書籍売上がメディアドゥ経由で売上の57%を占め、紙書籍取次の星雲社経由15%が補完する。
- 2顧客: 自社Web投稿サイトの作家・読者を起点に、書籍購読者・電子ストア利用者へ価値を届ける。
- 3価値提案: Web上の読者反応で市場検証済みのコンテンツのみを書籍化し、ヒット率と編集効率を高める。
- 4コスト構造: 印刷製本を複数外部委託してコストを分散し、編集人員への集中投資で内製付加価値を最大化する。
Risks · リスク要因
- 1売上の57%が株式会社メディアドゥ1社集中であり、取引条件変更や取引停止時の業績インパクトが極めて大きい。
- 2売上の約75%を漫画(多くはライトノベルのコミカライズ)が占めており、特定ジャンルの流行変化が業績を直撃しやすい。
- 3生成AIの急速普及が著作権ルールを流動化させており、自社IPや作家コンテンツへの侵害リスクが顕在化しつつある。
- 4創業者社長・梶本雄介氏への経営依存度が高く、不測の事態が生じた場合の事業継続リスクが有報でも明示されている。
Strengths · 強み
- 1Web投稿サイト起点の出版モデルにより市場検証コストを低減し、競合比で高いヒット率と収益性を実現している。
- 2漫画累計500万部超の「月が導く異世界道中」等の人気IPを複数保有し、続刊販売で安定収益を生み出している。
- 3電子書籍販売体制の強化により、FY2025売上高+31.8%増と業界平均(+5.8%)を大幅に上回る成長を実現した。
- 4現預金115億円・自己資本比率81%超の強固な財務基盤により、IP多角展開への先行投資余力を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1自社IPのアニメ化・ゲーム化・グッズ販売など出版外メディア展開を加速し、IP収益の多角化を目指す。
- 2海外漫画アプリ「Alpha Manga」(2021年7月開始)を軸に海外電子ストアとの新規契約を拡大しグローバル市場を開拓する。
- 3「キャラ文芸大賞」「歴史・時代小説大賞」等の公募強化によりライトノベル依存を低下させジャンルポートフォリオを多様化する。
- 4編集者・エンジニア等の採用増強と社内教育充実により、2028年度までに管理職女性比率50%を含む組織基盤を整備する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高136億円(前期比+31.8%)・営業利益32億円(+41.8%)・純利益20億円(+43.9%)と全指標で過去最高を大幅更新した。
漫画部門がけん引し刊行点数215点(前期比+28点)に拡大、電子書籍の1話単位販売など新施策が売上を底上げした。
「継母の心得」原作小説が電子書籍を中心に急拡大、「勘違いの工房主」は2025年4月アニメ放送開始でIP価値が高まった。
FY2025末の現預金残高は115億円(前期末比+18.6億円増)となり、ROE15.9%を維持しつつ財務健全性が一段と向上した。
02
業績推移
売上高
136億円▲31.8%FY25
営業利益
32.2億円▲41.8%FY25
純利益
20.2億円▲44.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 49.8 | 56.3 | 77.3 | 90.9 | 92.9 | 103 | 136 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 21.9 | 24.2 | 22.7 | 32.2 |
| 経常利益 | 13.6 | 14.6 | 21.7 | 22.0 | 24.3 | 22.8 | 32.4 |
| 純利益 | 8.4 | 8.8 | 13.3 | 13.9 | 15.1 | 14.0 | 20.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 68.8 | 76.2 | 94.8 | 105 | 124 | 139 | 169 |
| 純資産 (自己資本) | 52.7 | 61.5 | 74.8 | 87.8 | 103 | 117 | 137 |
| 自己資本比率 (%) | 76.6 | 80.7 | 79.0 | 83.6 | 82.7 | 83.8 | 81.2 |
| 現金及び預金 | 42.1 | 45.5 | 60.9 | 71.0 | 87.7 | 97.1 | 116 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 10.5 | 4.4 | 16.4 | 10.7 | 16.2 | 12.5 | 19.9 |
| 投資CF | ▲0.0 | ▲1.2 | ▲0.7 | ▲0.4 | 0.3 | ▲2.9 | ▲1.6 |
| 財務CF | 0.1 | 0.1 | ▲0.2 | ▲0.2 | 0.2 | ▲0.3 | 0.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
69.49
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
15.9%
自己資本利益率
ROA
12.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
138人
平均年齢
34.5歳
平均勤続
5.3年
単体 平均年収
617万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
14.00円
配当性向
20.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY25
14
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。