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株式会社きんえい

カブシキガイシャ キンエイ上場サービス業9636EDINET: E04592
Kin-Ei Corp.
決算期: 01月期
業種: サービス業
売上高 (FY26)
37.7億円
5.57%
営業利益 (FY26)
3.0億円
6.71%
経常利益 (FY26)
3.1億円
6.85%
純利益 (FY26)
2.0億円
29.03%
総資産
60.2億円
1.67%
自己資本比率
45.8%
ROE
7.5%
1.40%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社きんえいは、大阪市阿倍野区に拠点を置き、映画興行・アミューズメント事業と不動産賃貸事業の2事業を展開する小規模上場企業である。売上高約38億円のうち、シネマ・アミューズメント事業が約17億円(45%)、不動産事業が約21億円(55%)を占め、不動産事業の安定収益が映画興行の収入変動リスクを補完する二重構造を形成している。FY2026では劇場入場人員が前年比13.4%増の約103万人に回復し、鬼滅の刃・名探偵コナン等のヒット作が牽引した。不動産事業は不動産賃貸稼働率95.75%を維持し、駐車場収入も6.8%増と堅調だった。あべのハルカス・あべのキューズモール・天王寺ミオ等の大型集客施設が集積するエリア特性を活かした周辺施設との連携が差別化戦略の核心であり、競合不在のポジションが興行面での優位性を生む。一方、事業拠点があべの1か所に集中するため、大規模災害・ヒット作不在・大規模感染症等による影響が業績全体を直撃するリスクを内包している。ROE7.5%、純資産約27.6億円と財務は安定しているが、成長余地は限定的であり、安定配当・地域密着型の小型株として位置付けられる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 不動産賃貸事業(約21億円、55%)が安定基盤となり、映画興行中心のシネマ事業(約17億円、45%)を補完する二本柱構造である。
  • 2顧客: あべの・天王寺エリアへの来訪者を主対象とし、映画会員制度「アポロシネマメンバーズ」で固定客化を図っている。
  • 3価値提案: あべのエリア唯一の映画館として競合不在のポジションを確立し、周辺大型商業施設との連携で集客相乗効果を創出している。
  • 4コスト構造: 設備更新・ビル管理費が主要コストで、省エネ投資やLED化により固定費圧縮と損益分岐点引き下げを進めている。
Risks · リスク要因
  • 1映画興行の収入変動: ヒット作の有無で業績が大きく左右され、不振作が続いた場合には劇場収入が急減する構造的リスクを抱えている。
  • 2事業拠点の1か所集中: 全事業があべの1か所に集中しており、大規模地震(南海トラフ・上町断層)や火災が発生した場合に経営危機に直結するリスクがある。
  • 3大規模感染症・社会的混乱: コロナ禍のように臨時休館・座席間引き販売を強いられた場合、売上高が最大で約29億円(FY2021実績)まで落ち込む前例がある。
  • 4エネルギーコスト上昇と法規制強化: 電気料金等の高騰に加え、環境関連法令改正に伴う大規模設備投資義務化が利益率を圧迫する可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1地域独占性: あべの・天王寺エリア唯一の映画館として競合館が存在せず、エリア来訪者の映画需要を一手に取り込める強固な地位を持つ。
  • 2周辺施設連携: あべのハルカス・あべのキューズモール・天王寺ミオとのタイアップで、他エリアの単独映画館にない集客相乗効果を生み出している。
  • 3不動産収益による安定基盤: 稼働率95.75%の賃貸ビル2棟が年間約14億円の不動産賃貸収入を生み、映画興行の変動リスクを緩衝する構造である。
  • 4財務健全性: 純資産約27.6億円・負債圧縮継続で財務体質が安定しており、計画的な設備投資を自己資金・借入で賄える余力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1劇場環境の継続投資: スクリーン座席・空調・照明のLED化・ファブリック改修を計画的に実施し、快適性向上による集客力維持を目指している。
  • 2周辺施設連携の深化: あべのハルカス・キューズモール・天王寺ミオとの共同販売促進を強化し、エリア来訪者をシネマへ誘導する相乗効果を最大化する。
  • 3不動産事業の稼働率維持: 環境変化への適応力が高いテナント構成への見直しを進め、賃料改定と後継テナント誘致により安定賃貸収入を確保する。
  • 4財務体質強化: ROAと営業利益率を主要指標として諸経費削減・損益分岐点低下を推進し、借入金圧縮によるキャッシュ・フロー改善を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2026増収増益: 売上高3,771百万円(前年比+5.6%)、営業利益301百万円(+6.7%)、当期純利益200百万円(+29.6%)と全指標で改善した。
劇場入場人員が13.4%増の約103万人に回復: 鬼滅の刃・名探偵コナン等のヒット作が牽引し、劇場収入は前年比+15.8%の約15.8億円に拡大した。
設備投資の積極推進: スクリーン1・5・6の座席・天井照明・空調の更新等に投資し、投資活動によるキャッシュアウトは385百万円に上った。
不動産稼働率95.75%を維持: アポロビル91.17%・あべのルシアス97.87%と高稼働を保ち、不動産賃貸収入は約14億円(前年比+0.5%)で安定推移した。
02

業績推移

売上高
37.7億円5.6%FY26
010203040FY21FY23FY25
営業利益
3億円6.7%FY26
01234FY21FY23FY25
純利益
2億円29.0%FY26
00.511.52FY21FY23FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.55.07.510.0FY21FY23FY25
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
020406080FY21FY23FY25
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY20FY21FY22FY23FY24FY25FY26
売上高38.828.630.033.435.735.737.7
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益1.82.62.83.0
経常利益2.21.31.61.82.52.93.1
純利益1.30.61.11.31.61.62.0
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY20FY21FY22FY23FY24FY25FY26
総資産59.257.657.757.758.759.260.2
純資産 (自己資本)21.121.422.223.224.525.827.6
自己資本比率 (%)35.737.238.540.241.843.645.8
現金及び預金0.91.00.90.80.70.91.4
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY20FY21FY22FY23FY24FY25FY26
営業CF8.40.65.55.14.65.36.3
投資CF▲8.2▲1.7▲4.6▲3.1▲3.6▲3.1▲3.9
財務CF▲0.31.2▲1.0▲2.0▲1.0▲2.0▲2.0
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY26)
株価データは準備中
EPS
71.84
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
7.5%
自己資本利益率
ROA
3.3%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY26)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
45
平均年齢
50.7
平均勤続
14.3
単体 平均年収
593万円
連結従業員数 推移
FY22
FY23
FY24
FY25
FY26
07

大株主

大株主 Top 10

FY26 有価証券報告書時点
#1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(近畿日本鉄道株式会社退職給付信託口)1.3百万株45.55%
#2近鉄保険サービス株式会社0.3百万株9.00%
#3近鉄グループホールディングス株式会社0.2百万株5.87%
#4岸本ビル株式会社0.0百万株0.90%
#5株式会社近鉄百貨店0.0百万株0.62%
#6株式会社近鉄リテーリング0.0百万株0.57%
#7南 園 良三郎0.0百万株0.22%
#8日本ファシリオ株式会社0.0百万株0.19%
#9東洋テックビルサービス株式会社0.0百万株0.15%
#10東 野 治 彦0.0百万株0.11%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY26 実績
1株配当 (年間)
10.00
配当性向
13.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
10
FY22
10
FY23
10
FY24
10
FY25
10
FY26
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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