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株式会社セゾンテクノロジー
カブシキガイシャセゾンテクノロジー上場情報・通信業9640EDINET: E04889SAISON TECHNOLOGY CO,.LTD.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
244億円
2.17%営業利益 (FY25)
21.4億円
109.18%経常利益 (FY25)
21.6億円
101.30%純利益 (FY25)
15.1億円
149.75%総資産
212億円
6.69%自己資本比率
67.2%
—ROE
10.6%
6.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社セゾンテクノロジーは、国内データ連携ソフトウェアのデファクトスタンダード「HULFT」を核に、金融・流通業界向けシステム受託事業と組み合わせた売上高244億円規模のITサービス企業である。半世紀にわたる金融・流通向け基幹業務の知見を持ちながら、現在は「システム受託型から自社製品サービス提供型」への事業構造転換を中期戦略の中心に据えている。クラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square」を成長ドライバーと位置付け、FY2025時点でのサービス利用件数は前期比314.3%と急拡大しているが、同事業は立ち上げフェーズのコスト先行により26億円の営業損失を計上しており、収益化が課題となっている。一方、主力のHULFT事業はサポートサービス契約本数(「HULFT」63,941本)が着実に積み上がり高利益率を維持、全社の利益を支える収益基盤となっている。最大顧客の株式会社クレディセゾンへの売上依存度が28.4%と高く、顧客分散が中長期の課題として残る。ROE20%以上の恒常的達成を経営指標に掲げているが、FY2025実績は10.6%にとどまっており、HULFT Squareの早期収益化と受託事業の収益安定化が企業価値向上の鍵となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: HULFT事業(売上高100億円、利益率45%超)のサポートサービス更新料が高収益の安定基盤を形成している。
- 2顧客: 金融・流通小売・航空業などの国内大手企業を中心に、クレディセゾン1社で売上の28.4%を占める集中構造である。
- 3価値提案: 企業内・企業間のシステムとSaaSのデータを安全に連携するオンプレミス製品とクラウドサービスを一体提供している。
- 4コスト構造: HULFT Squareの開発・要員拡充コストが先行し、データプラットフォーム事業で26億円の営業損失が発生している。
Risks · リスク要因
- 1クレディセゾン依存リスク: 売上高の28.4%を単一顧客に依存しており、同社の投資削減や関係変化が業績に直撃する構造的リスクがある。
- 2受託開発の不採算リスク: 前期に受注損失引当金を計上した流通ITサービス事業は当期も75百万円の営業損失が続き再発可能性が残る。
- 3HULFT Squareの投資回収リスク: 立ち上げコスト先行で26億円の営業損失を計上しており、普及加速が遅れると減損リスクが浮上する。
- 4技術者確保リスク: IT労働市場の逼迫により優秀エンジニアの採用・定着が困難になると、製品開発・受託事業の双方が制約される可能性がある。
Strengths · 強み
- 1国内データ連携市場の独占的地位: 「HULFT」は累計サポート契約63,941本を持ちデファクトスタンダードとして高い乗り換えコストを形成している。
- 2安定したストック収益基盤: サポートサービス契約の更新型収益がHULFT事業の高利益率(営業利益44億円)を支えている。
- 3金融・流通向け深い業界知見: 半世紀にわたる基幹業務システム開発・運用経験がデータ連携提案の信頼性と参入障壁を高めている。
- 4AWS「200 APN Certification Distinction」認定: 200超のAWS認定資格保有がクラウド技術力の客観的指標として顧客獲得に貢献している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1事業シフト加速: データ連携ビジネス売上比率を現状52.6%から2028年3月期に70%へ引き上げ、受託型依存から脱却する計画である。
- 2HULFT Square機能強化: エンタープライズ向け大規模データ連携機能を順次拡充し、前期比314.3%の利用件数拡大をさらに加速させる方針である。
- 3先端技術投資: DNX Ventures第4号米国ファンドへの出資を通じ、シリコンバレー発のB2Bスタートアップ技術を自社製品に取り込む戦略である。
- 4人材・ガバナンス強化: 2030年に女性管理職比率30%を目標とし、トップエンジニア育成と多様なキャリアパス整備でROE20%以上の恒常的達成を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は売上高244億円(+2.2%)、営業利益21億円(+109.1%)と大幅増益を達成したが、前期の受注損失引当金の反動が主因である。
流通ITサービス事業は大型案件の一時的売上増(+32.6%)があった一方、収益性低下で75百万円の営業損失が継続し翌期よりフィナンシャル事業と統合する。
HULFT Square利用件数が前期比314.3%と急拡大したが、原価・要員コスト先行により同事業の営業損失は26億円(前期20億円)に拡大した。
フィナンシャルITサービス事業はシステム開発案件減少で売上高78億円(-9.2%)、営業利益3.4億円(-52.1%)と大幅悪化し構造課題が顕在化した。
02
業績推移
売上高
244億円▲2.2%FY25
営業利益
21.4億円▲109.2%FY25
純利益
15.1億円▲149.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 236 | 236 | 225 | 232 | 240 | 239 | 244 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 29.2 | 21.8 | 10.2 | 21.4 |
| 経常利益 | 23.5 | 34.9 | 30.0 | 29.4 | 22.2 | 10.7 | 21.6 |
| 純利益 | 20.3 | 11.0 | 24.6 | 20.5 | 14.4 | 6.0 | 15.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 206 | 196 | 205 | 208 | 213 | 227 | 212 |
| 純資産 (自己資本) | 131 | 128 | 140 | 147 | 147 | 142 | 142 |
| 自己資本比率 (%) | 63.4 | 65.5 | 68.6 | 70.8 | 69.2 | 62.7 | 67.2 |
| 現金及び預金 | 88.7 | 95.6 | 119 | 129 | 132 | 134 | 128 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 26.9 | 34.2 | 40.9 | 32.4 | 22.0 | 22.8 | 11.9 |
| 投資CF | ▲3.6 | ▲14.3 | ▲3.1 | ▲8.7 | ▲5.7 | ▲7.6 | ▲2.5 |
| 財務CF | ▲7.7 | ▲12.6 | ▲14.2 | ▲15.0 | ▲14.6 | ▲14.6 | ▲14.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
92.97
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.6%
自己資本利益率
ROA
7.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
FinancialITService0.0兆32.1%0.00兆4.4%
HULFT0.0兆41.0%0.00兆44.8%
Linkage0.0兆11.6%▲0.00兆-92.1%
RetailAndITServiceBusiness0.0兆15.3%▲0.00兆-2.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
731人
平均年齢
42.9歳
平均勤続
13.4年
単体 平均年収
744万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
135.00円
配当性向
87.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
125
FY21
125
FY22
135
FY23
135
FY24
135
FY25
135
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。