中
中日本興業株式会社
ナカニホンコウギョウカブシキガイシャ上場サービス業9643EDINET: E04596Nakanihon KOGYO CO.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
33.7億円
4.94%営業利益 (FY25)
-1.1億円
228.92%経常利益 (FY25)
-0.9億円
194.57%純利益 (FY25)
-0.9億円
208.97%総資産
52.1億円
5.64%自己資本比率
61.2%
—ROE
-2.7%
5.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
中日本興業は名古屋市を中心に映画館運営(シネマ事業)を核とし、飲食部門・アド事業・不動産賃貸事業を展開する地域密着型サービス企業である。売上の約89%をシネマ事業が占めるため、映画作品の興行成績に業績が大きく左右される構造であり、FY2025は米国脚本家・俳優組合のストライキ余波による洋画作品数の減少と販管費の増加が重なり、売上高33億66百万円(前年比4.9%減)、営業損失1億6百万円と前期の営業利益82百万円から赤字転落した。売上高は2021年のコロナ禍の20億円から回復基調にあったものの、2025年に再び減収となった。一方、アド事業は展示ブース装飾受注増と名古屋駅前大型LEDビジョン案件獲得で売上18.5%増と好調であり、不動産賃貸事業ではクリニックテラス覚王山が2025年2月に竣工し、第二計画(2026年竣工予定)も進行中で、安定収益源の拡充を図っている。シネマ事業ではODSやイベント上映、独自サウンドシステム「粋」の導入など差別化策を推進するが、コンテンツ依存の収益構造からの脱却と固定費削減が急務である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 売上の約89%をシネマ事業が占め、入場料・コンセッション・ODS興行で構成される。
- 2顧客: 名古屋市および近郊の映画ファン・飲食来店者・企業広告主・不動産テナントが対象である。
- 3価値提案: 独自イベントやカスタムサウンドシステム「粋」など劇場体験の高付加価値化で集客する。
- 4収益多様化: アド事業・不動産賃貸事業がシネマ事業の変動リスクを補完する構造を目指している。
Risks · リスク要因
- 1興行成績の不安定性: 洋画ストライキ余波で上映作品が減少し、FY2025の収益が前期比大幅悪化した事例が示す通り外部要因への依存が高い。
- 2名古屋エリア集中リスク: 事業拠点が名古屋市近郊に集中しており、大規模地震等の災害発生時に事業継続が困難になる恐れがある。
- 3固定資産の減損リスク: 総資産52億円のうち固定資産が38億円と約74%を占め、収益性低下時に減損損失が業績を直撃する可能性がある。
- 4繰延税金資産の回収可能性: 赤字転落により将来課税所得の見積りが困難となり、繰延税金資産の取崩しが生じる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1名古屋地盤の映画文化拠点: 設立70年の地域密着ブランドと独自イベント企画力で固定ファン層を確保している。
- 2ODS・ライブビューイング注力: 映画以外のデジタルコンテンツ311作品を編成し興行収入の多角化を進めている。
- 3アド事業の成長性: 展示ブース装飾と大型LEDビジョン案件獲得でFY2025売上18.5%増を実現した。
- 4不動産資産の積み上げ: クリニックテラス覚王山(第一・第二)など固定資産38億円超の安定収益基盤を構築中である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1不動産賃貸事業の拡充: 覚王山医療モール第二計画を2026年竣工・オープン予定とし、安定収益源を中長期で育成する。
- 2シネマ体験の差別化: 独自サウンドシステム「粋」やODS・アートレーベル・アニメレーベルの番組充実で客単価向上を図る。
- 3アド事業の深掘り営業: 展示装飾顧客への横展開と一般企業向け映画タイアップ提案で売上・利益の拡大を目指す。
- 4人材育成と女性活躍推進: 2030年3月末までに管理職に占める女性比率20%以上を目標に社内環境を整備する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上高33億66百万円(前年比4.9%減)、営業損失1億6百万円と前期の営業利益82百万円から赤字転落した。
洋画不振が主因: 米国組合ストライキ余波で洋画が不調となり、全国興行収入は前年比6.5%減の2,069億83百万円に落ち込んだ。
クリニックテラス覚王山竣工: 2025年2月に竣工し、5月グランドオープン予定。投資活動CFは固定資産取得で△5億15百万円となった。
アド事業が黒字転換: 売上2億87百万円(前年比18.5%増)でセグメント損益がFY2024の損失20百万円からゼロへ改善した。
02
業績推移
売上高
33.7億円▼4.9%FY25
営業利益
-1.1億円▼228.9%FY25
純利益
-0.9億円▼209.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 38.5 | 38.1 | 19.6 | 27.6 | 33.4 | 35.4 | 33.7 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -2.4 | -0.7 | 0.8 | -1.1 |
| 経常利益 | 1.6 | 1.6 | -3.1 | -1.2 | -0.5 | 0.9 | -0.9 |
| 純利益 | 1.1 | 1.1 | -3.3 | -2.0 | -0.5 | 0.8 | -0.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 50.9 | 47.2 | 43.5 | 43.4 | 44.0 | 49.3 | 52.1 |
| 純資産 (自己資本) | 37.7 | 37.8 | 35.3 | 32.5 | 31.7 | 33.7 | 31.9 |
| 自己資本比率 (%) | 74.0 | 80.2 | 81.1 | 74.8 | 72.1 | 68.3 | 61.2 |
| 現金及び預金 | 14.8 | 12.6 | 7.6 | 9.3 | 9.6 | 10.4 | 7.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.6 | 1.7 | ▲4.1 | 2.6 | 1.9 | 2.8 | 0.6 |
| 投資CF | ▲2.0 | ▲2.9 | ▲0.1 | ▲0.1 | ▲0.7 | ▲3.6 | ▲5.2 |
| 財務CF | ▲1.5 | ▲1.0 | ▲0.8 | ▲0.8 | ▲1.0 | 1.5 | 2.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
62人
平均年齢
45.5歳
平均勤続
12.5年
単体 平均年収
508万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
90.00円-10
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
90
FY21
70
FY22
90
FY23
90
FY24
100
FY25
90
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。