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株式会社歌舞伎座

カブシキガイシャカブキザ上場サービス業9661EDINET: E04606
決算期: 02月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
31.1億円
1.77%
営業利益 (FY25)
2.2億円
7.39%
経常利益 (FY25)
2.5億円
11.26%
純利益 (FY25)
2.8億円
7.42%
総資産
243億円
2.34%
自己資本比率
46.4%
ROE
2.5%
0.10%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社歌舞伎座は、東京・銀座に位置する歌舞伎の殿堂「歌舞伎座」を所有し、不動産賃貸・食堂飲食・売店の3事業を展開する小規模上場企業である。売上高の約61%を不動産賃貸事業が占め、そのうち松竹株式会社への劇場賃貸が売上全体の52.4%に相当する約16億円と、特定テナントへの依存度が極めて高い収益構造となっている。FY2025の売上高は31億円(前期比+1.8%)と緩やかな回復基調を維持し、インバウンド需要の取り込みにより売店事業は前期比+7.1%増収・セグメント利益は前期比+97.8%と急回復した。一方でコロナ禍に先送りしていた劇場設備の保全作業実施により不動産賃貸セグメント利益は前期比17.1%減と圧迫された。財務面では有利子負債ゼロ、自己資本比率46.4%と健全性は高く、安定配当(年間約6,000万円)を継続している。売上規模はコロナ禍前の2019年実績39億円にはなお届かず、回復途上にある。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 不動産賃貸事業が売上61.2%を占め、食堂・飲食18.8%・売店20.0%が補完する3事業構造である。
  • 2顧客: 主テナントの松竹が売上の52.4%を占め、国内外の観光客・近隣就労者が飲食・売店の顧客となっている。
  • 3価値提案: 歌舞伎座という唯一無二のブランドを活かし、観劇体験と連動した食・土産・空間を一体提供している。
  • 4コスト構造: 劇場・附帯施設の保全費用が固定的に発生し、減価償却費は年間約4億3,400万円と売上比14%超を占める。
Risks · リスク要因
  • 1松竹依存: 売上の52.4%が松竹1社への賃貸料であり、同社の経営悪化や興行中止が業績に直結する集中リスクがある。
  • 2自然災害リスク: 大規模地震等により歌舞伎座建物が被災した場合、賃貸収入・飲食・売店の全事業が同時停止する恐れがある。
  • 3感染症リスク: コロナ禍では売上が2021年に21億円まで急減した実績があり、新興感染症の再発時に深刻な影響が生じ得る。
  • 4食品衛生リスク: 飲食サービス提供中に食中毒等の重大衛生問題が発生した場合、ブランド毀損と売上急減が同時に起こり得る。
Strengths · 強み
  • 1独占的立地: 銀座に位置する歌舞伎座の唯一の所有・運営主体として代替不可能な競争地位を確立している。
  • 2安定賃貸収入: 松竹との長期賃貸借契約により売上の約52%が固定的に確保され、収益の下振れリスクが限定的である。
  • 3無借金経営: 有利子負債ゼロ・自己資本比率46.4%の強固な財務基盤により、金利負担なく安定配当を継続できる。
  • 4インバウンド恩恵: 地下「木挽町広場」の外国人向けコーナー等により、売店事業がインバウンド需要を直接取り込める構造である。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1劇場環境の維持: コロナ禍で先送りした保全作業を計画的に継続し、安心・安全な劇場環境を中長期的に整備していく方針である。
  • 2インバウンド対応強化: 外国人観光客向け商品の品揃え拡充とマーケティング強化により、売店事業の売上・利益率をさらに向上させる計画である。
  • 3飲食収益改善: 原価管理・人員効率化を徹底し、食堂・飲食事業のセグメント利益をコロナ禍前の水準に回復させることを目指している。
  • 4財務健全性維持: 自己資本比率の向上と安定配当の維持・継続を長期経営課題と位置付け、無借金体制を堅持する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高31億円(前期比+1.8%)、営業利益2億2,000万円(前期比+7.4%)、純利益2億7,500万円(前期比+7.3%)と増収増益を達成した。
売店事業急回復: インバウンド需要取り込みにより売店売上が前期比+7.1%増の6億2,200万円となり、セグメント利益は前期比+97.8%と倍増した。
保全工事が利益圧迫: コロナ禍で先送りしていた劇場設備保全を実施した結果、不動産賃貸セグメント利益が前期比17.1%減の5億7,600万円に留まった。
新店舗誘致・新メニュー展開: 「歌舞伎茶屋 房の駅」を新規誘致し、2025年1月には浅草公会堂での弁当販売開始など販路拡大に取り組んだ。
02

業績推移

売上高
31.1億円1.8%FY25
010203040FY20FY22FY24
営業利益
2.2億円7.4%FY25
00.61.31.92.5FY20FY22FY24
純利益
2.8億円7.4%FY25
00.81.52.33FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.55.07.510.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
06.2512.518.7525FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高38.637.421.124.727.030.531.1
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-1.2-0.32.02.2
経常利益4.43.2-3.2-1.0-0.02.22.5
純利益2.82.1-3.5-1.5-0.82.62.8
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産261262274250243238243
純資産 (自己資本)113115126111106105113
自己資本比率 (%)43.343.945.944.243.844.346.4
現金及び預金13.217.512.714.115.119.220.3
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF5.25.9▲3.61.01.63.12.2
投資CF▲1.2▲1.0▲0.60.2▲0.11.6▲0.4
財務CF▲0.6▲0.6▲0.60.2▲0.6▲0.6▲0.6
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
22.65
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
2.5%
自己資本利益率
ROA
1.1%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

DiningRoomAndFoodAndBeverage0.018.8%0.00兆2.9%
Leasing0.061.2%0.00兆30.3%
Shop0.020.0%0.00兆17.8%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
10
平均年齢
43.3
平均勤続
12.1
単体 平均年収
671万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1松竹株式会社1.7百万株13.73%
#2清水建設株式会社1.0百万株8.64%
#3みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 松竹口再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行0.4百万株3.68%
#4日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託 松竹口)0.4百万株3.68%
#5株式会社みずほ銀行0.2百万株1.89%
#6株式会社TBSテレビ0.1百万株1.23%
#7株式会社フジ・メディア・ホールディングス0.1百万株1.23%
#8日本テレビ放送網株式会社0.1百万株1.23%
#9株式会社三越伊勢丹0.1百万株0.94%
#10株式会社三菱UFJ銀行0.1百万株0.94%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
5.00
配当性向
44.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
5
FY21
5
FY22
5
FY23
5
FY24
5
FY25
5
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

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10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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