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KNT-CTホールディングス株式会社
ケイエヌティーシーティーホールディングスカブシキガイシャ上場サービス業9726EDINET: E04348KNT-CT Holdings Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
2745億円
7.47%営業利益 (FY25)
60.4億円
16.94%経常利益 (FY25)
67.8億円
15.06%純利益 (FY25)
76.8億円
1.86%総資産
1367億円
3.52%自己資本比率
37.5%
—ROE
16.1%
2.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
KNT-CTホールディングスは、近畿日本ツーリスト及びクラブツーリズムを中核とするグループ23社からなる国内大手旅行持株会社である。コロナ禍で売上高が2019年の4,118億円から2021年には879億円まで激減した後、インバウンド復調・海外旅行回復を追い風に2025年3月期は2,745億円まで業容を回復させた。ただし売上高はコロナ前の約3分の2の水準にとどまっており、完全回復には至っていない。収益面では、売上増加にもかかわらず公務受託事業の縮小や人的・システム投資の積み増しにより営業利益は60億円と前年比16.9%減少した。一方で投資有価証券売却益計上等の特別利益が純利益を76億円(+1.9%)まで押し上げ、ROEは16.1%、自己資本比率は37.5%へ改善している。今後の成長戦略として「地域共創事業」と「訪日旅行事業」を新たな柱として位置付け、DMC機能の強化やインバウンド向けグローバルサイトの拡充を推進している。旅行業の枠を超えたマーケットプレイス事業や海外食品事業など新規領域にも挑戦中だが、収益貢献の時期・規模は不透明であり、コンプライアンス改革の継続と並行した事業構造変革の実行力が問われる局面にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 国内・海外・訪日旅行の企画販売手数料が主収益で、旅行業の単一セグメントで売上高2,745億円を計上している。
- 2顧客: 個人向けにはクラブツーリズムの添乗員同行ツアー、法人向けには近畿日本ツーリストの企業コンベンション・修学旅行が主要顧客層である。
- 3価値提案: テーマ性の高い専門ツアーや高付加価値商品(ビジネスクラス・クルーズ)で単価向上を図り、訪日向けグローバルサイトも整備している。
- 4コスト構造: 運輸・宿泊仕入費が主要原価で、労働集約型事業のため人件費比率が高く、システム投資の増加が近年の利益圧迫要因となっている。
Risks · リスク要因
- 1自然災害・感染症リスク: 大規模災害や感染症再拡大が発生すれば旅行需要が急速に消失し、2021年のように売上が前年比7割超減となる可能性がある。
- 2法的規制・コンプライアンスリスク: 旅行業法違反や重大な不祥事が生じた場合、営業停止処分とブランドイメージ毀損により業績に重大な影響が及ぶ懸念がある。
- 3為替・原油価格リスク: 海外旅行の地上費は主に米ドル建てであり、急激な円安や燃油サーチャージ上昇が海外旅行需要を抑制し収益を圧迫するリスクがある。
- 4人財確保・人口動態リスク: 労働集約型事業での採用難や国内人口減少・少子化が中長期的な需要減退と人件費高騰を同時にもたらすリスクがある。
Strengths · 強み
- 1ブランド二本立て: 添乗員同行ツアーに強いクラブツーリズムと法人需要を束ねる近畿日本ツーリストで個人・法人の双方を網羅している。
- 2顧客基盤: シニア層を中心とした会員組織を通じて高リピート顧客を維持しており、テーマ特化商品の開発力が差別化につながっている。
- 3近鉄グループ連携: 親会社・近鉄グループホールディングスとの協業で万博・テーマパーク向けツアーなど独自送客ルートを確保できる。
- 4財務改善: 自己資本比率37.5%・現金880億円を保有し、コロナ後に財務基盤を大幅に回復させており、投資余力を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1訪日旅行の拡大: クラブツーリズムの多言語グローバルサイト「YOKOSO JAPAN TOUR」拡充とヨーロッパ等への海外事業拠点設置でインバウンド送客を強化する。
- 2地域共創DMC: 上高地を皮切りに両社一体でDMC機能を構築し、2025年以降も地域密着型の包括観光サービス提供領域を拡大する方針である。
- 3高付加価値商品の拡充: ビジネスクラス欧州ツアーや日本船チャータークルーズなどの高単価商品を拡充し、仕入コスト上昇を旅行単価向上で吸収する。
- 4旅行周辺の新規事業: 検索サービス「Chill+」のマーケットプレイス化や米国でのKNT-CT Foods設立により、旅行業の枠を超えた収益源の多様化を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高2,745億円(+7.5%)と増収だが、人的・システム投資増と公務受託減少で営業利益は60億円(-16.9%)と2桁減益となった。
純利益は増益: 投資有価証券売却益8.8億円計上と特別調査費用減少により、親会社帰属純利益は76.8億円(+1.9%)を確保しROEは16.1%に上昇した。
大阪・関西万博対応: 近鉄グループ各社と連携した万博入場チケット付きツアー販売と、2025年7月開業「JUNGLIA OKINAWA」向けツアー組成を推進中である。
海外新規事業: 2025年4月にロサンゼルスでKNT-CT Foods (U.S.A.), LLCを設立し、おにぎり等を通じた日本食の海外発信と訪日意欲向上を図っている。
02
業績推移
売上高
2,745億円▲7.5%FY25
営業利益
60.4億円▼16.9%FY25
純利益
76.8億円▲1.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 4118 | 3854 | 879 | 1400 | 2522 | 2554 | 2745 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -76.9 | 114 | 72.7 | 60.4 |
| 経常利益 | 28.3 | -14.2 | -167 | -38.9 | 121 | 79.8 | 67.8 |
| 純利益 | 12.8 | -74.4 | -285 | -57.7 | 118 | 75.4 | 76.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1415 | 906 | 628 | 1023 | 1387 | 1321 | 1367 |
| 純資産 (自己資本) | 270 | 184 | -96.5 | 243 | 359 | 442 | 513 |
| 自己資本比率 (%) | 19.0 | 20.3 | -15.4 | 23.8 | 25.9 | 33.4 | 37.5 |
| 現金及び預金 | 703 | 482 | 238 | 558 | 709 | 849 | 881 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 48.5 | ▲189 | ▲242 | ▲82.4 | 150 | 140 | 42.2 |
| 投資CF | ▲16.8 | ▲30.7 | ▲3.0 | 0.8 | 0.3 | ▲1.0 | ▲9.4 |
| 財務CF | ▲0.2 | ▲0.4 | ▲0.5 | 399 | ▲0.3 | ▲0.4 | ▲2.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
281.12
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
16.1%
自己資本利益率
ROA
5.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
89人
平均年齢
45.2歳
平均勤続
21.0年
単体 平均年収
708万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。