株
株式会社ナガセ
カブシキガイシャナガセ上場サービス業9733EDINET: E04824Nagase Brothers Inc.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
553億円
4.28%営業利益 (FY25)
48.6億円
7.18%経常利益 (FY25)
38.8億円
10.27%純利益 (FY25)
19.6億円
24.83%総資産
901億円
2.06%自己資本比率
34.6%
—ROE
6.5%
2.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ナガセは、東進ハイスクール・東進衛星予備校(FC加盟校925校)を中核とする高校生部門、四谷大塚・木村塾を擁する小・中学生部門、イトマンスイミングスクール等のスポーツ事業部門、東進ビジネススクールのビジネススクール部門を運営する総合教育グループである。FY2025の売上高は553億円(前年比+4.3%)と過去最高を更新し、営業利益は49億円(+7.2%)と増益を達成した。一方、持分法適用関連会社の業績悪化に伴う投資損失6.6億円の計上やイトマンスイミングスクールの減損損失3.9億円の影響により、経常利益は39億円(-10.3%)、純利益は20億円(-24.8%)と大幅な減益となった。 収益構造は高校生部門(売上構成比約50%)が利益の大半を創出するモデルで、東京大学現役合格者数7年連続800名超という合格実績がブランド力の根幹を支える。少子化による学齢人口減少という構造的逆風に対し、生成AIを活用した新コンテンツ開発、2024年12月のイトマンスポーツウェルネス(旧ダンロップスポーツウェルネス)のグループ化による大人・シニア層への顧客基盤拡大、リスキリング需要を取り込むIT・DX教育強化などで中長期的な成長軸を多角化している。ROEは6.5%と低水準にとどまり、収益性改善が今後の投資家注目点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 高校生部門が売上の約50%を占め、直営校の受講料とFC加盟校925校からのロイヤリティーが主柱である。
- 2顧客: 幼児からシニアまでをカバーし、高校生・受験生を中心に小中学生・社会人・大人フィットネス会員を対象とする。
- 3価値提案: 東大合格者7年連続800名超の合格実績と、AIを活用した個別最適学習コンテンツで学力向上を提供する。
- 4費用構造: 人件費・広告宣伝費が主要コストで、費用対効果検証により固定費を管理し、FC活用で資本効率を高めている。
Risks · リスク要因
- 1少子化による市場縮小: 長期的な出生率低下で学齢人口が減少し続けており、主力の高校生・小中学生市場が構造的に縮小する。
- 23月集中の業績変動リスク: FC加盟校ロイヤリティーが3月の生徒募集に集中するため、単月の状況が通期業績を大きく左右する。
- 3固定資産・のれんの減損リスク: M&Aで取得したのれんや教室設備が多く、FY2025にも3.9億円の減損を計上した実績がある。
- 4FCブランド毀損リスク: 加盟校925校は独立法人であり、各拠点での重大事故や契約違反が当社グループのブランドに波及しうる。
Strengths · 強み
- 1合格実績ブランド: 東京大学現役合格者数7年連続800名超という圧倒的な実績が高校生部門の生徒獲得を支えている。
- 2FC網による低資本展開: 東進衛星予備校FC加盟校925校を有し、自社投資を抑えながら全国規模の教育網を維持している。
- 3多部門シナジー: 高校生・小中学生・スポーツ・社会人の4部門が「心・知・体」の理念で連携し、顧客生涯価値を高める。
- 4AI活用コンテンツ開発力: 生成AIを活用した「英作文1000本ノック」等の独自コンテンツを継続開発し差別化を図っている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1小中高一貫体制の構築: 「四谷大塚NET」から「東進中学NET」「東進衛星予備校」へとつながる一貫教育網を整備し顧客囲い込みを強化する。
- 2スポーツ事業の多角化: 2024年12月グループ化のイトマンスポーツウェルネスを活用し、大人・シニア向けフィットネス事業を拡大する。
- 3リスキリング需要の取り込み: 東進デジタルユニバーシティでIT・DX研修を拡充し、大手自動車メーカー等の法人向け教育で社会人市場を開拓する。
- 4収益性改善と戦略投資の両立: 売上高経常利益率(FY2025実績7.0%)の向上を目標指標に掲げ、広告宣伝費の効率化と重点投資を並進させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高553億円: 前年比+4.3%で過去最高を更新し、スポーツ事業が+19.8%(前年比+19.6億円)と最大の増収寄与となった。
純利益-24.8%の大幅減益: 持分法関連会社の投資損失6.6億円とイトマンスイミングスクールの減損損失3.9億円が純利益を押し下げた。
イトマンスポーツウェルネスを2024年12月にグループ化: 旧ダンロップスポーツウェルネスを買収し、大人・シニア向けフィットネス事業に参入した。
高校生部門が回復基調: 新規生徒入学数が年間を通じて好調に推移し、セグメント売上+1.3%・利益+12.8%と収益性が改善した。
02
業績推移
売上高
553億円▲4.3%FY25
営業利益
48.6億円▲7.2%FY25
純利益
19.6億円▼24.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 457 | 452 | 459 | 494 | 524 | 530 | 553 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 55.9 | 53.7 | 45.4 | 48.6 |
| 経常利益 | 24.0 | 42.5 | 45.1 | 51.5 | 50.7 | 43.2 | 38.8 |
| 純利益 | 10.2 | 29.3 | 24.3 | 34.4 | 40.0 | 26.0 | 19.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 671 | 668 | 717 | 766 | 781 | 883 | 901 |
| 純資産 (自己資本) | 169 | 191 | 206 | 231 | 264 | 288 | 312 |
| 自己資本比率 (%) | 25.2 | 28.6 | 28.7 | 30.2 | 33.9 | 32.6 | 34.6 |
| 現金及び預金 | 151 | 145 | 194 | 189 | 169 | 238 | 159 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 24.5 | 74.1 | 63.4 | 57.8 | 46.8 | 40.7 | 81.8 |
| 投資CF | ▲46.5 | ▲28.3 | ▲13.3 | ▲55.4 | ▲28.5 | ▲19.5 | ▲77.6 |
| 財務CF | ▲3.9 | ▲51.6 | ▲2.1 | ▲7.2 | ▲38.2 | 47.5 | ▲83.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
74.33
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.5%
自己資本利益率
ROA
2.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
BusinessSchoolSection0.0兆3.6%0.00兆24.8%
HighSchoolStudentSection0.0兆48.8%0.00兆17.3%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆2.5%0.00兆24.0%
PrimaryAndSecondaryStudentSection0.0兆23.7%0.00兆20.4%
SportsBusinessSection0.0兆21.5%0.00兆4.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
476人
平均年齢
38.3歳
平均勤続
11.6年
単体 平均年収
861万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
100.00円
配当性向
100.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
130
FY21
130
FY22
200
FY23
300
FY24
100
FY25
100
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。