株
株式会社ディーエムエス
カブシキガイシャディーエムエス上場サービス業9782EDINET: E04940DMS INC.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
276億円
2.42%営業利益 (FY25)
11.9億円
13.13%経常利益 (FY25)
12.5億円
11.63%純利益 (FY25)
8.4億円
44.67%総資産
206億円
3.28%自己資本比率
81.1%
—ROE
5.0%
4.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ディーエムエスは、ダイレクトメール(DM)の企画・制作・発送を中核に、物流・セールスプロモーション・イベント運営まで手掛ける総合情報ソリューション企業である。FY2025の売上高は275億円(前年比+2.4%)だが、営業利益は12億円(同-13.1%)と減益となった。DM事業(売上228億円、+14.9%)が好調だった一方、新型コロナ関連業務の収束によりセールスプロモーション事業(-69.0%)・イベント事業(-44.5%)が急減し、全体の収益を圧迫した。純利益は前期の土地譲渡益の反動もあり8億円(同-44.6%)と大幅減となっている。 中期経営計画(最終年度:2027年3月期)では売上高280億円・営業利益13億円・ROE 5.6%を目標に掲げ、「次世代事業の創出」「物流・SPを第2・第3の柱へ育成」「DM事業の深化」の3本柱を推進中である。財務面では現預金77億円を保有し無借金に近い堅実な財務基盤を持つが、ROEは5.0%と資本コスト(8%)を下回っており、資本効率の改善が投資家から求められている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: DM事業が売上の約82%を占め、物流(10%)・SP(2%)・イベント(4%)・賃貸(0.3%)が補完する。
- 2顧客: 企業の販促担当・自治体向けにDM制作から発送まで一括受託し、最大顧客1社で売上の12.7%を占める。
- 3価値提案: 紙とデジタルを融合した総合情報ソリューションで顧客企業と生活者の関係づくりをトータル支援する。
- 4コスト構造: 印刷・郵便・梱包資材など外部調達比率が高く、郵便料金・原材料価格・物流費の変動が利益に直結する。
Risks · リスク要因
- 1DM需要構造の変化: 売上の約82%をDM事業に依存しており、デジタル広告へのシフトや郵便料金値上げが収益に直撃するリスクがある。
- 2主要顧客への集中リスク: 上位1社(ジャパネット関連)が売上の12.7%を占め、取引条件変更や解約が業績に大きく影響しうる。
- 3個人情報漏えい・サイバー攻撃リスク: 顧客の個人情報を大量に受託処理しており、情報漏えい発生時には損害賠償と信用失墜が生じる。
- 4外部調達コスト上昇: 印刷資材・郵便料金・配送費の高騰や国内人手不足が利益率を圧迫し、コスト転嫁が困難な場合が多い。
Strengths · 強み
- 1DM事業の高シェアと顧客基盤: 既存顧客の取引窓口拡大により、FY2025のDM事業売上が前年比+14.9%と成長を維持している。
- 2個人情報管理の認証体制: プライバシーマーク(JISQ15001)と情報セキュリティ(JISQ27001)を取得し、顧客企業の高い信頼を獲得している。
- 3強固な財務基盤: 現預金77億円・総資産206億円に対し負債39億円と低水準で、投資余力と財務安定性を兼備している。
- 4東西分散拠点体制: メーリングセンターと物流センターを東西に配置し、自然災害・BCP(事業継続)リスクを分散している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画2027年3月期目標: 売上高280億円・営業利益13億円・ROE 5.6%を掲げ、長期的にはROE 8%以上を目指す。
- 2次世代事業創出: デジタルとリアルを融合した新ビジネスモデルを開発し、既存DM・物流事業との相乗効果を創出する方針である。
- 3物流・SP事業を第2・第3の柱へ: EC通販市場の拡大を取り込み物流を拡大、SPはシステム開発力強化で高収益案件の獲得を加速する。
- 4DX推進と人材育成: 生産性向上・組織変革のためDXに継続投資し、次世代経営人材育成プログラムとデジタル人材育成を並行推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績まとめ: 売上275億円(+2.4%)・営業利益12億円(-13.1%)・純利益8億円(-44.6%)で、コロナ特需消滅の反動が色濃く出た。
DM事業が大幅回復: 新規受注促進と既存顧客深耕により売上228億円(+14.9%)・セグメント利益16億円(+11.6%)と主力事業が牽重した。
自己株式取得と配当: FY2025に自己株式取得4億円・配当5億円を実施し、合計9億円超の株主還元を行った。
社宅用土地を8億円取得: 固定資産への投資が増加し、現預金残高が前期比13億円減の77億円となった点が財務面の注目事項である。
02
業績推移
売上高
276億円▲2.4%FY25
営業利益
11.9億円▼13.1%FY25
純利益
8.4億円▼44.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 268 | 271 | 257 | 280 | 293 | 269 | 276 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 16.7 | 19.0 | 13.7 | 11.9 |
| 経常利益 | 13.9 | 16.9 | 14.6 | 17.0 | 19.3 | 14.1 | 12.5 |
| 純利益 | 9.5 | 11.7 | 10.0 | 10.4 | 11.5 | 15.2 | 8.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 167 | 174 | 179 | 195 | 222 | 213 | 206 |
| 純資産 (自己資本) | 115 | 124 | 135 | 145 | 154 | 167 | 167 |
| 自己資本比率 (%) | 68.9 | 71.4 | 75.4 | 74.3 | 69.3 | 78.3 | 81.1 |
| 現金及び預金 | 25.4 | 38.1 | 45.8 | 51.6 | 79.8 | 91.1 | 77.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 15.7 | 18.6 | 13.7 | 11.8 | 27.1 | 8.8 | 6.7 |
| 投資CF | ▲2.3 | ▲2.9 | ▲2.8 | ▲2.7 | 0.8 | 8.8 | ▲9.3 |
| 財務CF | ▲3.0 | ▲3.1 | ▲3.2 | ▲3.3 | 0.8 | ▲6.3 | ▲11.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
148.93
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.0%
自己資本利益率
ROA
4.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
293人
平均年齢
42.3歳
平均勤続
16.0年
単体 平均年収
590万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
279.00円+175
配当性向
162.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
22
FY21
22
FY22
23
FY23
52
FY24
104
FY25
279
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。