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株式会社ナック

カブシキガイシャ ナック上場サービス業9788EDINET: E04934
NAC CO .,LTD.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
598億円
9.84%
営業利益 (FY25)
30.1億円
30.85%
経常利益 (FY25)
30.2億円
26.32%
純利益 (FY25)
13.6億円
4.94%
総資産
382億円
1.53%
自己資本比率
58.6%
ROE
6.1%
0.20%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社ナックは、クリクラ事業(ウォーターサーバー)・レンタル事業(ダスキンFC)・建築コンサルティング・住宅・美容健康・その他の6セグメントを運営する「複合企業体」である。定期訪問による顧客接点を活用したラストワンマイル戦略が全事業共通の強みであり、LTV最大化と事業間クロスセルを成長エンジンとしている。FY2025は売上高598億円(前期比+9.8%)、営業利益30億円(同+30.9%)と収益性が大きく改善した。特に住宅事業は株式会社秀和住研の連結効果と仕入物件の順調な販売で売上が前期比+44.4%と牽引役となり、美容健康事業も「MACCHIA LABEL」等のブランド好調で+11.0%増収となった。一方、2019年比では売上高はなお約330億円低水準にあり、ピーク回復にはまだ距離がある。2025年1月に「長期ビジョン2035」、5月に「中期経営計画2028」を発表し、韓国スーパー「Yesmart」やワインサブスク等の新規事業も加え、成長領域の多角化を推進している段階にある。ROEは6.1%と改善傾向にあるが、配当・自己株取得合計約17億円を実施しており株主還元は継続されている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: クリクラ(売上の26.2%)・レンタル(29.8%)・住宅(22.8%)の3事業で売上の約8割を占め、残りを建築コンサル・美容健康・その他が補完する。
  • 2顧客: 定期訪問ルートで獲得した家庭・法人顧客に対し、クリクラ加盟店約400社と自社スタッフがラストワンマイルでサービスを継続提供する。
  • 3価値提案: 単一サービスの訪問接点を起点に複数事業のクロスセルを行い、1顧客当たりのLTVを最大化する「暮らしのお役立ち」モデルを展開する。
  • 4コスト構造: ダスキンFCへの加盟金・商品賃借料が原価の一定割合を占め、レンタル事業原価8,829百万円の41.1%がダスキンへの支払いとなっている。
Risks · リスク要因
  • 1ダスキン依存リスク: レンタル事業の仕入原価の41.1%をダスキンに依存しており、契約条件変更や関係悪化が事業収益に直接影響する構造的リスクがある。
  • 2住宅事業の事業環境感応度: 金利上昇・地価変動・資材価格高騰(木材・合板等)が業績を直撃しやすく、住宅事業売上が全体の22.8%を占める規模まで拡大している。
  • 3多事業・多法規制リスク: 食品衛生法・建設業法・宅建業法・特定商取引法・薬事法など多数の法規制に同時に服しており、一つの規制改正でも広範な影響が生じうる。
  • 4クリクラの為替・品質リスク: サーバー輸入価格が韓国ウォン建てのため円安進行が原価を押し上げる。また品質事故発生時はブランド信頼失墜と顧客離脱による業績悪化リスクを伴う。
Strengths · 強み
  • 1ラストワンマイル配送網: クリクラ自社配送体制と全国加盟店約400社が定期訪問ルートを形成し、競合が模倣困難な顧客接点インフラを保有する。
  • 2複合事業によるクロスセル力: 6事業を横断した商品提案でLTV向上を図り、FY2025において住宅・美容健康など複数事業の同時成長を実現した。
  • 3ダスキンとの資本業務提携: 2018年締結の提携によりブランド・商品供給・顧客基盤を安定的に活用でき、レンタル事業の収益基盤を下支えしている。
  • 4M&Aによる成長加速: 株式会社秀和住研の連結取込など、M&Aとアライアンスを機動的に活用し、FY2025住宅事業売上を前期比+44.4%に引き上げた。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1長期ビジョン2035と中期経営計画2028: 2025年1月に長期ビジョン、5月に中計を発表し、ラストワンマイルとLTV最大化を軸に2028年までの売上・ROE目標達成を目指す。
  • 2クリクラ基盤の強化: システムインフラ「CrePF」の全加盟店導入を推進し、動画教育・営業ツール刷新でブランド統一と配送員スキルアップによる顧客獲得を加速する。
  • 3新規事業の育成・全国展開: 韓国スーパー「Yesmart」直営4店舗からFC展開、ワインサブスク「TOMOE」のBtoC拡大など、新セグメントを中長期の成長柱に育てる。
  • 4M&Aとアライアンス継続: 住宅事業での秀和住研連結のように、顧客基盤と事業間シナジーを優先したM&Aを継続し、グループ全体の売上規模と収益性を向上させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上598億円で前期比+9.8%、営業利益は30億円で同+30.9%と大幅改善し、3期連続の増収で収益回復軌道が鮮明になった。
住宅事業が売上136億円(前期比+44.4%)に急伸し、2024年6月連結の秀和住研の寄与と仕入物件の好調な売捌きが全社業績を牽引した。
美容健康事業は「MACCHIA LABEL」「SINN PURETÉ」の販売好調で売上+11.0%・営業利益+11.4%を達成し、収益貢献セグメントとして存在感を高めた。
自己株式取得8.19億円・配当9.09億円の合計約17億円の株主還元を実施し、純資産は321百万円減少してROEは6.1%となった。
02

業績推移

売上高
598億円9.8%FY25
02505007501,000FY20FY22FY24
営業利益
30.1億円30.9%FY25
010203040FY20FY22FY24
純利益
13.6億円4.9%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
012.52537.550FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高891882555549571544598
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益27.632.323.030.1
経常利益20.821.026.827.932.423.930.2
純利益8.05.118.417.120.014.413.6
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産496464408397387376382
純資産 (自己資本)202198214221232227224
自己資本比率 (%)40.642.752.355.759.960.458.6
現金及び預金91.791.114212211080.685.6
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲22.024.964.528.517.1▲0.141.4
投資CF▲8.3▲17.1▲14.5▲11.1▲3.6▲11.0▲5.6
財務CF49.4▲8.60.5▲37.4▲25.6▲19.1▲30.7
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
31.83
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
6.1%
自己資本利益率
ROA
3.6%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

BeautyAndHealth0.012.3%0.00兆4.5%
ConstructionConsulting0.08.8%0.00兆7.6%
CreCla0.026.2%0.00兆10.5%
HousingSales0.022.8%0.00兆3.1%
Rental0.029.8%0.00兆8.7%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
1,167
平均年齢
39.7
平均勤続
10.4
単体 平均年収
481万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社ダスキン11.7百万株27.93%
#2株式会社ヤマダホールディングス4.5百万株10.65%
#3株式会社キャピタル3.5百万株8.40%
#4レモンガス株式会社2.7百万株6.34%
#5日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.8百万株4.33%
#6ナック従業員持株会1.5百万株3.54%
#7株式会社ブリリアントフューチャー0.7百万株1.78%
#8エクセレント株主会0.7百万株1.69%
#9西山 文江0.6百万株1.40%
#10西山 由之0.5百万株1.08%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
27.00+1
配当性向
58.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
31
FY21
53
FY22
47
FY23
50
FY24
26
FY25
27
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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