大
大丸エナウィン株式会社
ダイマルエナウィンカブシキガイシャ上場卸売業9818EDINET: E02739DAIMARU.ENAWIN CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
334億円
11.75%営業利益 (FY25)
12.7億円
20.00%経常利益 (FY25)
13.6億円
16.38%純利益 (FY25)
8.9億円
21.12%総資産
221億円
1.39%自己資本比率
67.4%
—ROE
6.1%
0.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
大丸エナウィンは近畿圏を主地盤とし、LPガス販売(リビング事業)を基幹に、ミネラルウォーター宅配(アクア事業)、在宅医療機器レンタル・医療産業ガス販売(医療・産業ガス事業)の3セグメントを展開する。FY2025売上高は334億円と6年連続増収を達成し、LPガス輸入価格上昇に伴う販売単価上昇とM&Aによる顧客件数拡大が主因となった。リビング事業が売上の約72%を占める一方、医療・産業ガス事業(約24%)が第2の収益柱として成長しており、グループ3社連携で近畿圏のシェア拡大を狙う。自己資本比率は67.4%と財務健全性は高いが、ROEは6.1%にとどまり目標の8%を下回る状況が続く。M&Aと営業権取得による顧客基盤拡大を成長エンジンとしながら、LPWA自動検針システムの導入で業務効率化とCO2削減を同時に追求している。オール電化・都市ガスとの競合や気温変動リスクを抱えつつも、事業多角化により収益安定化を図っている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: リビング事業72%・医療産業ガス事業24%・アクア事業4%の3セグメントで構成される。
- 2顧客: 近畿圏の家庭・業務・工業用LPガス利用者、水宅配顧客、医療機関・在宅患者に供給する。
- 3価値提案: 保安管理体制とM&Aによる顧客囲い込みで、エネルギー・医療・水という生活インフラを一括提供する。
- 4コスト構造: LPガス仕入が原価の大部分を占め、販売単価は輸入価格連動のため市況変動を一定程度転嫁できる。
Risks · リスク要因
- 1LPガス仕入価格の変動リスク: 輸入依存のLPガスは国際商品価格と為替に連動し、価格転嫁が不完全な場合に利益率が大幅に悪化する可能性がある。
- 2他エネルギーへの代替リスク: オール電化・都市ガスへの転換や省エネ機器普及により、LPガス顧客が流出すると主力事業の販売量が減少する。
- 3法規制強化リスク: 2024年4月施行のLPガス取引適正化省令により料金透明化が義務付けられ、営業慣行の見直しコストと収益への影響が懸念される。
- 4M&Aのれん減損リスク: 成長戦略の根幹にM&Aを置くため、買収後の事業環境悪化によりのれん減損が発生し業績・財政状態が悪化するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1M&A活用による顧客基盤拡大: 営業権譲受やM&Aで継続的にLPガス顧客件数を積み増し、売上高を2019年172億円から2025年334億円へ倍増させた。
- 23セグメント分散による収益安定性: LPガス依存を緩和し、医療産業ガス事業売上81億円が安定的なレンタル収益で利益を下支えしている。
- 3高い自己資本比率67.4%と低負債体質: 有利子負債の圧縮が進み財務健全性が高く、M&A余力を維持しながら機動的な投資が可能である。
- 4LPWA自動検針による業務効率化: 広域無線通信検針システムを計画的に導入し、配送・検針コストを削減しながらサービス品質を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1リビング事業の顧客件数最大化: M&Aおよび営業権譲受を継続的に実施し、LPガス消費者軒数を拡大しながらCN推進部でカーボンニュートラル商材も展開する。
- 2医療産業ガス事業を第2の柱へ: 滋賀・奈良・近畿酸素の3拠点連携と近畿圏3社協働でシェア拡大を図り、在宅医療機器レンタル契約を積み増す。
- 3アクア事業の多チャネル化と工場効率化: 鈴鹿・山中湖工場の設備強化を生かし販売チャネルを多様化、廃棄物削減でコスト競争力を高める。
- 4ROE8%以上の達成: KPIとして設定するROE目標8%に向け、営業利益の増加と資本効率向上を優先し、月次予実管理で進捗を厳格に管理する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高334億円(+11.8%)・営業利益13億円(+20.0%)と増収増益: LPガス輸入価格上昇による販売単価アップとM&A顧客増が主な増収要因となった。
医療産業ガス事業が売上81億円(+11.2%)に成長: 在宅医療機器レンタル・販売増が牽引し、2025年4月には奈良支店へ昇格させ供給体制を強化した。
自己資本比率67.4%(前期64.8%)に改善: 長期借入金が合計約529百万円減少し財務健全性が向上、純資産は149億円まで拡大した。
ROEは6.1%と目標8%に届かず: 目標未達が継続しており、資本効率向上が投資家向けの最重要課題として明示されている。
02
業績推移
売上高
334億円▲11.8%FY25
営業利益
12.7億円▲20.0%FY25
純利益
8.9億円▲21.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 172 | 185 | 214 | 265 | 306 | 299 | 334 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 9.9 | 10.3 | 10.5 | 12.7 |
| 経常利益 | 9.0 | 9.5 | 11.0 | 10.6 | 11.2 | 11.7 | 13.6 |
| 純利益 | 6.0 | 8.5 | 6.7 | 7.6 | 6.6 | 7.3 | 8.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 152 | 194 | 194 | 202 | 218 | 218 | 221 |
| 純資産 (自己資本) | 113 | 120 | 127 | 134 | 142 | 141 | 149 |
| 自己資本比率 (%) | 74.0 | 61.7 | 65.2 | 66.1 | 65.2 | 64.8 | 67.4 |
| 現金及び預金 | 43.1 | 51.0 | 47.9 | 30.7 | 35.4 | 36.1 | 31.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 15.3 | 11.4 | 17.0 | 10.6 | 22.6 | 22.8 | 20.2 |
| 投資CF | ▲12.6 | ▲13.5 | ▲15.7 | ▲22.5 | ▲14.9 | ▲14.5 | ▲16.7 |
| 財務CF | ▲2.3 | 10.0 | ▲4.5 | ▲5.3 | ▲2.9 | ▲9.8 | ▲8.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
116.15
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.1%
自己資本利益率
ROA
4.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Aqua0.0兆3.7%0.00兆5.0%
Living0.0兆72.0%0.00兆3.1%
MedicalAndIndustrialGas0.0兆24.4%0.00兆5.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
469人
平均年齢
46.6歳
平均勤続
11.1年
単体 平均年収
528万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
40.00円+3
配当性向
29.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
27
FY21
30
FY22
31
FY23
34
FY24
37
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。