泉
泉州電業株式会社
センシュウデンギョウカブシキガイシャ上場卸売業9824EDINET: E02742SENSHU ELECTRIC CO.,LTD.
決算期: 10月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
1356億円
0.41%営業利益 (FY25)
89.5億円
13.50%経常利益 (FY25)
92.7億円
13.84%純利益 (FY25)
67.2億円
11.36%総資産
1110億円
1.29%自己資本比率
53.1%
—ROE
11.8%
2.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
泉州電業は電線・ケーブルを主力とする専門商社で、国内7社・海外7社の連結子会社14社を擁するグループを形成している。単なる流通機能にとどまらず、FAケーブル加工や制御盤事業など製造機能も併せ持つ「技術商社」として差別化を図る。売上高は2020年の743億円を底に急拡大し、FY2024の1,362億円でピークを付けた後、FY2025は半導体製造装置・工作機械・自動車向け需要の回復遅れと建設向け工期遅延により1,356億円(前期比0.4%減)にわずかに後退した。営業利益も前期比13.5%減の90億円と落ち込み、中期経営計画1年目の経常利益進捗率は70.8%にとどまった。一方、2024年12月に公表した中計では2027年10月期に売上1,600億円・経常利益130億円・ROE15%以上・株主総還元率50%以上・PBR2.0倍以上を掲げており、FAケーブル構成比引き上げ・関東地区営業強化・海外展開加速・DX推進を主軸に収益力改善を目指している。銅価格連動型のビジネス構造上、商品市況変動が業績に直結するリスクは構造的課題として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電線・ケーブルの単一セグメントで売上1,356億円を計上し、商社機能と加工製造機能を複合的に展開している。
- 2顧客: 建設・電販・産業機械・半導体製造装置・自動車など幅広い業種に分散供給し、特定業種への依存を抑制している。
- 3価値提案: ジャスト・イン・タイム配送体制と技術提案型営業を組み合わせ、スピードと専門性で競合商社と差別化している。
- 4コスト構造: 主材料の銅価格に連動した仕入・販売価格スライド慣習が基本で、粗利率は売上総利益率約15%前後で推移している。
Risks · リスク要因
- 1銅価格変動リスク: 主材料の銅相場が1トン当たり1,300千円から1,730千円と期中で大きく振れ、売上高・利益率の双方に直接影響する。
- 2需要サイクルリスク: 半導体製造装置・工作機械・建設向け需要が同時に低迷した場合、分散効果が薄れ業績が急速に悪化する可能性がある。
- 3海外事業リスク: 中国・東南アジア・北米拠点において政治情勢・規制変更・米国通商政策の影響を受け、収益が毀損する可能性がある。
- 4情報セキュリティリスク: サイバー攻撃によるシステム停止や情報流出が発生した場合、サプライチェーン全体に影響が及ぶ可能性がある。
Strengths · 強み
- 1専門特化の深度: 電線・ケーブルに特化した専門商社として60年超の業歴を持ち、メーカーとの共同オリジナル商品開発力を蓄積している。
- 2物流ネットワーク: 国内14拠点の営業・物流機能を整備し、ジャスト・イン・タイム体制で即納競争力を確保している。
- 3グループ連携: 国内7社・海外7社(中国・東南アジア・北米)の子会社網を活用し、グローバル販路とシナジーを創出している。
- 4財務健全性: 純資産589億円・現金313億円を有し、無借金に近い財務基盤でROE11.8%を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中計数値目標: 2027年10月期までに売上1,600億円・経常利益130億円・ROE15%以上・PBR2.0倍以上の達成を目指す。
- 2高付加価値品強化: FAケーブル等の産業機械向け製品の売上構成比を高め、銅価格依存度を下げつつ利益率向上を図る。
- 3関東・海外拡販: 国内需要の3分の1を占める関東・東京地区の営業を強化し、海外7子会社との連携でグローバル販路を拡大する。
- 4構造改革推進: 仕入・物流・人事・商品開発・DXの構造改革を通じてコスト削減を継続し、株主総還元率50%以上を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上1,356億円(前期比0.4%減)、営業利益90億円(同13.5%減)と減収減益で、中計経常利益進捗率は70.8%にとどまった。
中期経営計画公表: 2024年12月に2027年10月期を最終年度とする中計を策定し、売上1,600億円・ROE15%以上・PBR2.0倍以上を掲げた。
名古屋FAセンター開設: 2025年4月に愛知県稲沢市へ名古屋FAセンターを新設し、制御盤事業とアグリ事業の強化拠点として稼働を開始した。
銅価格上昇と需要低迷: 期中平均銅価格が前期比4.8%上昇の1,476千円/トンとなる中、半導体・工作機械・建設向け需要の回復遅れが収益を圧迫した。
02
業績推移
売上高
1,356億円▼0.4%FY25
営業利益
89.5億円▼13.5%FY25
純利益
67.2億円▼11.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 837 | 743 | 925 | 1136 | 1250 | 1362 | 1356 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 74.6 | 83.7 | 103 | 89.5 |
| 経常利益 | 42.1 | 33.8 | 50.0 | 78.9 | 87.7 | 108 | 92.7 |
| 純利益 | 27.1 | 23.5 | 35.8 | 53.1 | 59.2 | 75.8 | 67.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 686 | 674 | 840 | 954 | 1014 | 1125 | 1110 |
| 純資産 (自己資本) | 397 | 404 | 429 | 464 | 507 | 556 | 589 |
| 自己資本比率 (%) | 58.0 | 60.0 | 51.1 | 48.6 | 50.0 | 49.4 | 53.1 |
| 現金及び預金 | 154 | 177 | 255 | 262 | 277 | 295 | 314 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 33.5 | 44.5 | 94.0 | 63.4 | 69.4 | 82.4 | 94.4 |
| 投資CF | ▲12.0 | ▲4.0 | 0.6 | ▲37.3 | ▲31.2 | ▲25.4 | ▲38.6 |
| 財務CF | ▲15.3 | ▲17.7 | ▲17.4 | ▲20.9 | ▲24.0 | ▲38.8 | ▲37.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
387.63
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.8%
自己資本利益率
ROA
6.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
579人
平均年齢
39.3歳
平均勤続
15.0年
単体 平均年収
707万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
225.00円+30
配当性向
41.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
105
FY21
130
FY22
200
FY23
160
FY24
195
FY25
225
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。