リ
リリカラ株式会社
リリカラカブシキガイシャ上場卸売業9827EDINET: E02743Lilycolor Co., Ltd.
決算期: 12月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
332億円
1.76%営業利益 (FY25)
8.0億円
259.19%経常利益 (FY25)
7.3億円
357.86%純利益 (FY25)
5.2億円
371.17%総資産
203億円
0.88%自己資本比率
40.0%
—ROE
6.4%
5.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
リリカラは1905年創業のインテリア建材流通企業で、壁装材・床材・カーテン等の見本帳を全国の工務店・内装業者向けに卸すインテリア事業(売上の74%)を主軸とする。第2の柱であるスペースソリューション事業はオフィス移転・リノベーション等の内装施工を請け負い、2025年12月期は大型案件剥落で売上22%減となったものの利益率改善が進んだ。2025年に本格始動した不動産投資開発事業は開発第一号物件「リリーフォート板橋大山」の販売で10億円超の売上を計上し、新たな利益源として浮上している。 FY2025は売上332億円と前年比-1.8%ながら、営業利益は8億円と前年の2.2億円から大幅回復し、純利益も5.2億円と約4.7倍に拡大した。ただし中期経営計画「Beyond-120」が掲げた2026年12月期・営業利益20億円目標は10億円程度への下方修正を余儀なくされており、新設住宅着工数の低迷と固定費構造の課題が重くのしかかる。ROE6.4%、自己資本比率40%と財務健全性は維持しているが、持続的な利益体質の確立が最優先課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: インテリア建材卸が売上の約74%を占め、内装施工22%・不動産開発3%が補完する3事業構成である。
- 2顧客: 工務店・内装業者向けに壁装材や床材の見本帳を発行し、全国流通網経由で受注を獲得している。
- 3価値提案: 商品単体ではなく見本帳を核とした空間提案力と、施工まで一貫対応できるトータルソリューションを提供している。
- 4コスト構造: 商品はメーカーへの製造委託が主体で、仕入れコストが売上の約52%を占める在庫型卸モデルである。
Risks · リスク要因
- 1住宅着工数依存リスク: 新設住宅着工戸数の低迷が主力インテリア事業に直結し、2025年も建築基準法改正の反動減で需要が低迷している。
- 2原材料価格変動リスク: 主力の壁装材ビニルは石油化学製品に依存しており、原油価格上昇が仕入れコストを押し上げ収益を圧迫する。
- 3中計目標の大幅下方修正リスク: 2026年12月期の営業利益目標を20億円から10億円へ修正しており、固定費構造改革の遅延リスクが残る。
- 4下期集中の業績構造: 上期が営業損失(-1.8億円)・下期黒字(9.8億円)という構造的偏りにより、通期業績の視認性と予測精度が低い。
Strengths · 強み
- 1見本帳発行力: 年複数回の壁装材・床材・カーテン見本帳を継続発行し、内装業者との接点を定期的に維持する仕組みを持つ。
- 2創業120年の流通ネットワーク: 全国の工務店・代理店との長期取引関係が参入障壁となり、競合が模倣しにくい顧客基盤を有する。
- 33事業の相互補完: インテリア卸・内装施工・不動産開発の連携により、建物ライフサイクル全体の需要を取り込める体制を持つ。
- 4財務健全性: 自己資本比率40%、有利子負債比率が低水準であり、中期投資余力と配当維持(下限36円/株)の両立が可能である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1固定費・生産性改革: 固定費構造の見直しと徹底した生産性向上を速やかに推進し、2026年12月期に営業利益10億円の達成を目指す。
- 2事業ポートフォリオ再構築: 利益率を重視して事業の選択と集中を進め、スペースソリューション事業の採算管理を強化する方針である。
- 3不動産投資開発事業の育成: 板橋大山に続く第2・第3物件の開発を推進し、安定的な利益貢献が見込める新事業柱として育てる。
- 4株主還元の維持: DOE5%・配当性向40%・下限36円/株の配当方針を「Beyond-120」期間中継続し、財務健全性とのバランスを図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益が前年比+259%の8億円に急回復し、前年の低収益(2.2億円)から大幅に改善した。増益の主因は不動産開発案件と内装施工の利益率改善である。
開発第一号物件「リリーフォート板橋大山」販売により不動産投資開発事業が売上10.5億円・セグメント利益1.5億円を初計上した。
スペースソリューション事業は前期大型案件の剥落で売上が74億円(-22%)に落ち込んだが、利益率改善でセグメント利益は前年比+174%の3.5億円となった。
中期経営計画の2026年最終目標を営業利益20億円から10億円程度に下方修正し、経営体制・意思決定プロセスの抜本改革を宣言した。
02
業績推移
売上高
332億円▼1.8%FY25
営業利益
8億円▲259.2%FY25
純利益
5.2億円▲371.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 364 | 328 | 324 | 333 | 328 | 338 | 332 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 16.2 | 14.4 | 2.2 | 8.0 |
| 経常利益 | 6.0 | 0.4 | 4.9 | 15.9 | 14.1 | 1.6 | 7.3 |
| 純利益 | 3.9 | 0.6 | 3.3 | 9.6 | 9.3 | 1.1 | 5.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 194 | 189 | 191 | 211 | 202 | 201 | 203 |
| 純資産 (自己資本) | 64.9 | 64.2 | 67.8 | 77.1 | 85.4 | 81.3 | 81.2 |
| 自己資本比率 (%) | 33.4 | 33.9 | 35.5 | 36.5 | 42.3 | 40.4 | 40.0 |
| 現金及び預金 | 33.7 | 29.1 | 40.2 | 23.6 | 28.1 | 32.9 | 39.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 9.5 | ▲9.1 | 15.8 | ▲11.5 | 12.0 | ▲8.4 | 15.6 |
| 投資CF | 3.6 | ▲0.9 | ▲1.0 | ▲2.2 | ▲2.7 | 1.0 | 0.8 |
| 財務CF | ▲0.8 | 5.4 | ▲3.7 | ▲2.9 | ▲4.8 | 12.2 | ▲9.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
42.46
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.4%
自己資本利益率
ROA
2.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
545人
平均年齢
43.0歳
平均勤続
16.0年
単体 平均年収
569万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
36.00円
配当性向
84.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
7
FY21
6
FY22
15
FY23
15
FY24
36
FY25
36
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。