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株式会社吉野家ホールディングス
カブシキガイシャヨシノヤホールディングス上場小売業9861EDINET: E03153YOSHINOYA HOLDINGS CO.,LTD.
決算期: 02月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
2050億円
9.34%営業利益 (FY25)
73.1億円
8.37%経常利益 (FY25)
80.0億円
7.10%純利益 (FY25)
38.0億円
32.14%総資産
1191億円
5.47%自己資本比率
54.4%
—ROE
6.1%
3.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
吉野家ホールディングスは、牛丼チェーン「吉野家」(売上構成比67.2%)、うどんチェーン「はなまる」、および米国・中国・東南アジア等の海外事業を抱える外食持株会社である。FY2025の売上高は2,050億円と前期比9.3%増でコロナ前の2019年水準(2,024億円)を超えたが、原材料価格の高騰と人件費上昇(最低賃金引き上げ・ベースアップ)により営業利益は73億円(▲8.4%)、純利益は38億円(▲32.1%)と減益となり、収益回復の遅れが投資家の注目点となっている。吉野家セグメントは既存店売上高+7.4%と好調で、クッキング&コンフォート型への改装(540店舗)やテイクアウト・デリバリー専門店の拡充を推進している。一方、海外セグメントは米国人件費高騰と中国の経済不況を背景に現地通貨ベースの既存店売上高が4.6%減となり、セグメント利益は前年比47.0%減の12億円に急落した。2026年2月期から2030年2月期の新中期経営計画では、国内の業態進化・新規出店、海外の新規マーケット進出、ラーメン事業のM&Aによる第3の事業ドメイン化を掲げ、成長投資にシフトする方針を打ち出している。ROEは6.1%と低水準にとどまり、資本効率向上が喫緊の経営課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 直営・FCの吉野家(1,259店)、はなまる(415店)、海外(998店)計2,821店舗の飲食売上が主力で、FY2025売上高は2,050億円である。
- 2顧客: 低価格・スピード訴求の国内外食ヘビーユーザーを中心に、テイクアウト・デリバリー需要やインバウンド客も取り込んでいる。
- 3価値提案: 「うまい・やすい・はやい」のブランド価値に、健康メニュー開発・クッキング&コンフォート改装による体験価値向上を加えて差別化している。
- 4コスト構造: 食材(牛肉・小麦等)の仕入コストと多数の店舗スタッフ人件費が主要コストで、両者の高騰が利益を圧迫している。
Risks · リスク要因
- 1原材料・為替リスク: 牛肉・小麦・米等の仕入価格は円安・地政学リスクの影響を直接受けやすく、FY2025も原材料高騰が利益を押し下げた。
- 2人件費上昇リスク: 最低賃金引き上げやベースアップが継続しており、店舗・工場での労働力確保コストが業績を恒常的に圧迫するリスクがある。
- 3吉野家事業への集中リスク: 売上の67.2%を吉野家セグメントが占めており、同事業の業績悪化・消費者嗜好変化がグループ全体に波及しやすい。
- 4海外カントリーリスク: 米国人件費急騰(カリフォルニア州)と中国経済不況により海外セグメント利益が前年比47.0%減となり、地政学リスクも継続している。
Strengths · 強み
- 1ブランド認知度: 創業1899年の吉野家ブランドは国内外で高い認知を持ち、牛丼カテゴリーでの価格設定力と集客力を維持している。
- 2店舗網規模: 国内外2,821店舗の大規模チェーンにより、仕入れの共同化とグループ商品本部による調達コスト削減効果を発揮している。
- 3多業態・海外展開: 吉野家・はなまる・海外998店の多角化で単一ブランド依存リスクを分散し、インバウンド需要の恩恵も受けている。
- 4新サービスモデル転換: クッキング&コンフォート型店舗を540店に拡大し、客単価・滞在時間向上による収益構造の改善を着実に進めている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新中期経営計画(FY2026-FY2030): 国内は業態進化・新規出店、海外は新規マーケット進出、ラーメン事業のM&Aを3本柱に成長投資へシフトする。
- 2資本効率向上: 低水準のROE(6.1%)改善を重要課題と位置付け、財務規律の堅持と投資効率改善を前提に企業価値向上を目指す。
- 3DX・テクノロジー投資: テーブルオーダー検証・キャッシュレス端末導入・システム化を加速し、2025年度以降もオペレーション効率化を継続する。
- 4人的資本強化: 2025年度に設立したグループ人事本部を通じ、女性管理職比率向上・ダイバーシティ推進・グループ横断の人材戦略を実行する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高2,050億円(+9.3%)でコロナ前水準を回復したが、営業利益73億円(▲8.4%)・純利益38億円(▲32.1%)と大幅減益となった。
ラーメン事業M&A: キラメキノ未来株式会社を子会社化し、既存の宝産業と合わせラーメン事業を第3の事業ドメインへ育成する戦略を加速した。
価格改定の実施: 原材料・人件費高騰を受け、吉野家は2024年7月、はなまるは2025年1月に価格改定を実施し、一定のコスト転嫁を図った。
海外セグメント急落: 米国人件費高騰と中国経済不況により海外セグメント利益が12億円(前年比▲47.0%)に急減し、現地通貨ベース既存店売上高も4.6%減となった。
02
業績推移
売上高
2,050億円▲9.3%FY25
営業利益
73.1億円▼8.4%FY25
純利益
38億円▼32.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2024 | 2162 | 1703 | 1536 | 1681 | 1875 | 2050 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 23.6 | 34.3 | 79.7 | 73.1 |
| 経常利益 | 3.5 | 33.7 | -19.6 | 156 | 87.4 | 86.1 | 80.0 |
| 純利益 | -60.0 | 7.1 | -75.0 | 81.2 | 72.3 | 56.0 | 38.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1127 | 1262 | 1319 | 1122 | 1082 | 1129 | 1191 |
| 純資産 (自己資本) | 500 | 484 | 401 | 487 | 556 | 608 | 648 |
| 自己資本比率 (%) | 44.4 | 38.3 | 30.4 | 43.4 | 51.4 | 53.9 | 54.4 |
| 現金及び預金 | 157 | 215 | 368 | 342 | 234 | 263 | 195 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 28.3 | 140 | 27.2 | 234 | 72.5 | 201 | 133 |
| 投資CF | ▲90.3 | ▲84.5 | ▲51.7 | ▲3.3 | ▲40.1 | ▲83.1 | ▲144 |
| 財務CF | 24.6 | 2.9 | 178 | ▲260 | ▲142 | ▲89.6 | ▲59.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
58.78
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.1%
自己資本利益率
ROA
3.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Hanamaru0.0兆15.0%0.00兆6.5%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆4.7%0.00兆6.6%
Overseas0.0兆13.6%0.00兆4.4%
Yoshinoya0.1兆66.7%0.01兆5.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
355人
平均年齢
48.5歳
平均勤続
19.2年
単体 平均年収
739万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
30.00円+4
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
30
FY20
30
FY22
15
FY23
15
FY24
26
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。