株
株式会社 セキド
カブシキガイシャ セキド上場小売業9878EDINET: E03160SEKIDO CO.,LTD
決算期: 03月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
74.9億円
11.63%営業利益 (FY25)
-2.8億円
288.44%経常利益 (FY25)
-3.3億円
353.08%純利益 (FY25)
-5.5億円
1235.42%総資産
47.7億円
10.24%自己資本比率
4.9%
—ROE
-107.9%
113.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
セキドは、輸入ブランド専門店『GINZA LoveLove』(11店舗)と韓国コスメセレクトショップ『&choa!』(17店舗)を核とするファッション事業(店舗運営)、韓国コスメの日本総輸入代理店として展開する美容事業(コスメティック)を両輪とする小売・卸複合型の中小上場企業である。FY2025(2025年3月期)は売上高75億円(前年比-11.6%)、営業損失2.8億円、純損失5.5億円と大幅な業績悪化に直面した。最大の要因は美容事業の主力ブランド『MEDIHEAL』の韓国本社による方針転換で日本での競争力が急低下し、契約終了に至ったことである。これに伴う売上消失・在庫評価・減損損失276百万円が一気に財務を毀損し、自己資本比率は前期14.7%から4.8%へ急低下、ROEは-107.9%に達した。現在は『KAHI』『athé』『MEDIPEEL』『medicube』の計4ブランドを新たに取得し、美容事業の再構築を急いでいる。ファッション事業ではAI顧客解析によるリピーター獲得や越境EC導入、自社PBコスメの育成など複数の成長策を並走させるが、いずれも貢献はこれからであり、財務的な余力が限られる中での再建局面にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ファッション事業(店舗売上)が売上高4,122百万円、美容事業(卸)が3,156百万円でほぼ二分する構造である。
- 2顧客: 都市型実店舗の会員顧客とロフト等のバラエティストアへの卸先企業の双方を主要顧客として持つ。
- 3価値提案: 韓国コスメ・輸入ブランドの総代理店機能と、AI解析活用のリピーター育成による他社差別化を図っている。
- 4コスト構造: 海外直接仕入が総仕入の約37%を占め、為替変動と仕入ブランド依存が費用構造の主要変動要因となっている。
Risks · リスク要因
- 1特定ブランド依存リスクが深刻で、『MEDIHEAL』1ブランドの契約終了だけで売上高が11.6%減・営業赤字転落を招いた前例がある。
- 2自己資本比率4.8%・純損失5.5億円でROE-107.9%と財務基盤が極めて脆弱であり、追加損失が発生した場合の資本毀損リスクが高い。
- 3総仕入の約37%を海外直接仕入に依存しており、円安継続は仕入コスト上昇を通じて収益性をさらに圧迫する。
- 4既存店舗の減損損失が276百万円発生しており、市場環境悪化時に追加減損が再度発生する可能性が財務リスクとして残る。
Strengths · 強み
- 1韓国コスメの日本総輸入代理店として複数ブランドの独占契約を持ち、既存の流通網をそのまま新ブランドに転用できる。
- 2『GINZA LoveLove』と『&choa!』の計28店舗ネットワークにAI顧客解析を導入し、週30本以上のプッシュ通知でリピート率を高めている。
- 3自社開発PBコスメ(日本製シナジー美容液シリーズ等)を立ち上げ、将来的に国内卸・海外輸出まで視野に入れた垂直統合を進めている。
- 4世界114カ国対応の「Buyee Connect」越境ECを導入し、インバウンド需要や海外ファン向けの新規販路を整備しつつある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1美容事業では『KAHI』『athé』『MEDIPEEL』『medicube』の新4ブランドを速やかに立ち上げ、中期的に売上高経常利益率4.0%の達成を目指す。
- 2ファッション事業では『&choa!』の5店舗出店を継続し、店外催事やイベントで認知度向上とウェブへの誘導を強化する。
- 3越境EC「Buyee Connect」を活用した世界114カ国への販売開始、インフルエンサー施策、ソーシャルギフト導入でグローバル販路を拡大する。
- 4自社PBコスメ(日本製シナジー美容液シリーズ・医薬部外品2商品など)の新製品開発を続け、将来的な国内卸・海外輸出による収益多様化を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は7,494百万円(前年比-11.6%)で、主力ブランド『MEDIHEAL』の方針転換による日本市場での競争力低下が主因となった。
減損損失276百万円・訴訟関連損失19百万円を計上し、当期純損失は545百万円、自己資本比率は前期14.7%から4.8%へ急落した。
美容事業で新たに『KAHI』『athé』『MEDIPEEL』の3ブランドと総代理店契約を締結したが、FY2025への業績貢献はなかった。
自社PBコスメ第1弾「日本製シナジー美容液シリーズ」が2025年3月時点で1,000本超を直営店のみで販売、医薬部外品2商品も2025年1月に発売した。
02
業績推移
売上高
74.9億円▼11.6%FY25
営業利益
-2.8億円▼288.4%FY25
純利益
-5.5億円▼1235.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 75.2 | 66.2 | 67.7 | 77.3 | 70.4 | 84.8 | 74.9 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 2.7 | 1.1 | 1.5 | -2.8 |
| 経常利益 | -1.5 | -4.1 | 1.3 | 2.3 | 0.5 | 1.3 | -3.3 |
| 純利益 | -1.9 | -5.8 | 1.2 | 4.9 | -0.5 | 0.5 | -5.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 31.8 | 29.0 | 36.0 | 42.7 | 49.4 | 53.1 | 47.7 |
| 純資産 (自己資本) | 8.1 | 2.6 | 5.1 | 10.3 | 8.7 | 9.3 | 2.3 |
| 自己資本比率 (%) | 25.3 | 8.9 | 14.2 | 24.0 | 17.6 | 17.6 | 4.9 |
| 現金及び預金 | 1.2 | 5.7 | 4.8 | 7.2 | 5.9 | 4.2 | 5.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲3.8 | 5.3 | ▲1.8 | ▲3.8 | ▲8.4 | 0.1 | ▲1.1 |
| 投資CF | ▲0.4 | ▲0.9 | ▲0.4 | 1.8 | ▲1.0 | ▲0.6 | ▲1.4 |
| 財務CF | ▲1.9 | — | 1.3 | 4.4 | 8.1 | ▲1.3 | 3.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
CosmeticWholesaleDivision0.0兆51.1%
FashionRetailSalesDivision0.0兆46.1%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆2.4%
StoreLeaseSection0.0兆0.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
57人
平均年齢
39.2歳
平均勤続
13.1年
単体 平均年収
405万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY24 実績1株配当 (年間)
15.00円+5
配当性向
83.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY22
50
FY23
10
FY24
15
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。