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株式会社カンセキ

カブシキガイシャ カンセキ上場小売業9903EDINET: E03179
KANSEKI CO.,LTD.
決算期: 02月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
366億円
0.54%
営業利益 (FY25)
5.4億円
136.69%
経常利益 (FY25)
4.8億円
131.49%
純利益 (FY25)
5.2億円
109.93%
総資産
243億円
4.78%
自己資本比率
25.4%
ROE
8.5%
69.18%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

カンセキはホームセンター事業(売上構成比43%)、アウトドア専門店「WILD-1」事業(同25%)、業務スーパー・オフハウス等の専門店事業(同31%)、店舗開発事業の4セグメントを擁する栃木県地盤の小売企業である。FY2025は売上366億円と横ばいながら、前期に52億円超の当期純損失を計上した深刻な赤字から純利益5億円へと黒字回復を果たした。回復の主因は、創業50周年の販売促進効果によるホームセンター事業の堅調推移、業務スーパー等専門店事業の6.5%増収、そしてWILD-1事業での在庫適正化・人件費削減等のコスト構造改革である。一方でWILD-1事業はキャンプブーム一服により売上が6.4%減と低迷しており、同事業の収益回復が中期的な課題として残る。財務面では総資産に占める借入金比率が45.8%と高水準で、財務制限条項への抵触リスクや金利上昇リスクが依然として経営の重荷となっている。中期経営計画「Make Smile2026」のもと、物販とサービスの融合、WILD-1のFC展開、専門店の新業態開発を通じた収益多様化を模索している段階である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: ホームセンター43%、専門店31%、WILD-1 25%の3本柱で年間売上366億円を稼ぐ小売構造である。
  • 2顧客: 栃木県を中心とした北関東エリアの一般消費者および業務需要者に店舗小売で商品を提供している。
  • 3価値提案: 日常生活用品からアウトドア、リユース、業務用食材まで複数業態を束ね地域の生活インフラとして機能している。
  • 4コスト構造: 仕入コストが売上の約70%を占め、店舗出店・改装資金は金融機関借入に依存する資本集約型の構造である。
Risks · リスク要因
  • 1高水準の借入依存リスク: 総資産比45.8%の借入金を抱え、財務制限条項への抵触や金利上昇による利払い負担増が経営を圧迫する恐れがある。
  • 2固定資産減損リスク: 前期に大規模減損を計上した実績があり、WILD-1等不振店舗の収益悪化が再び損失計上につながる可能性がある。
  • 3競合激化リスク: ホームセンターはコメリ・DCMなど大手との競争が激しく、価格競争による売上減・利益率低下が常に懸念される。
  • 4自然災害・天候リスク: FY2025夏の猛暑・残暑が来客減を招いた実績が示すとおり、天候不順が業績を大きく左右する構造的弱点がある。
Strengths · 強み
  • 1地域密着の多業態展開: ホームセンター、WILD-1、業務スーパー、オフハウスを栃木中心に集中展開し顧客接点を多様化している。
  • 2WILD-1のアウトドア専門性: 創業40年のアウトドア専門店ブランドで、旅行用品・釣り具等への品揃え転換でキャンプ依存を分散しつつある。
  • 3専門店事業の成長性: 業務スーパーとオフハウスの複合展開が奏功し、FY2025の専門店セグメント利益は前年比15.6%増の9億円を達成した。
  • 4創業50周年の顧客基盤: カンセキアプリ導入や周年セールで顧客接点をデジタル化し、既存顧客の維持・活性化を図っている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1中期計画「Make Smile2026」: 営業利益率と自己資本比率の毎期向上を主要KPIとし、収益体質の抜本改善を最優先目標に掲げている。
  • 2WILD-1のFC展開加速: 2024年10月に福知山店で第1号FCを出店し、直営以外の資本効率の高い出店モデルへの転換を図っている。
  • 3専門店の新業態開発: オフハウス併設型・ホームセンター併設型業務スーパーなど異業態複合店舗を試験展開し収益多様化を推進している。
  • 4サステナビリティ目標: 高齢者向け買い物支援を2030年度末までに2万世帯、女性正社員比率を2026年3月末までに20%へ引き上げる計画である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025黒字転換: 売上365億円・営業利益5億円を達成し、前期の営業損失14億円・純損失52億円から大幅に回復した。
専門店事業が牽引: 業務スーパーの新規出店効果等で専門店セグメント売上は6.5%増の114億円、セグメント利益は9億円と最大の稼ぎ頭となった。
WILD-1は低迷継続: キャンプブーム一服でWILD-1売上は6.4%減の92億円にとどまり、旅行・釣り具で補完するも抜本回復には至っていない。
カンセキアプリ始動: 2024年6月にホームセンター向けアプリを新規開始し、デジタル会員施策を強化して来店頻度向上を狙っている。
02

業績推移

売上高
366億円0.5%FY25
0125250375500FY20FY22FY24
営業利益
5.4億円136.7%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
純利益
5.2億円109.9%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
075150225300FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高336363416409381364366
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益23.613.0-14.75.4
経常利益11.916.429.123.712.7-15.24.8
純利益6.910.218.0-1.86.9-52.25.2
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産260274289276296255243
純資産 (自己資本)69.180.399.097.811261.561.6
自己資本比率 (%)26.629.434.335.537.724.125.4
現金及び預金12.216.227.722.411.17.58.1
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF12.312.035.95.8▲13.8▲3.222.1
投資CF4.4▲0.3▲5.2▲4.8▲14.9▲7.0▲7.1
財務CF▲14.9▲7.7▲19.2▲6.316.46.5▲14.3
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
69.53
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
8.5%
自己資本利益率
ROA
2.1%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
306
平均年齢
44.9
平均勤続
19.8
単体 平均年収
520万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1服部商会株式会社2.2百万株29.23%
#2服 部 京 子1.5百万株19.55%
#3DCM株式会社0.7百万株9.79%
#4千 葉 ゆきえ0.5百万株6.16%
#5服 部 正 吉0.3百万株3.79%
#6服 部 良 江0.3百万株3.48%
#7株式会社足利銀行0.1百万株1.64%
#8株式会社栃木銀行0.1百万株1.55%
#9カンセキ社員持株会0.1百万株1.42%
#10カンセキ取引先持株会0.1百万株1.19%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
30.00-6
配当性向
28.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
15
FY20
18
FY21
32
FY22
36
FY23
36
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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