日
日邦産業株式会社
ニッポウサンギョウカブシキガイシャ上場卸売業9913EDINET: E02752NIPPO LTD.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
449億円
7.08%営業利益 (FY25)
19.7億円
2.71%経常利益 (FY25)
21.1億円
2.09%純利益 (FY25)
14.0億円
4.19%総資産
325億円
5.59%自己資本比率
50.9%
—ROE
8.9%
1.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日邦産業は、電子部品・自動車部品・医療機器向けに専門商社機能とファブレスメーカー機能を併せ持つ複合型製造サービス企業である。国内外11工場を擁し、エレクトロニクス(売上構成比46%)、モビリティ(38%)、医療・精密機器(17%)の3セグメントで事業を展開する。主要顧客にデンソーを擁し、日本・アセアン・中華圏に生産・販売拠点を構えるグローバル体制が特徴だ。 FY2025は売上高449億円(前期比+7.1%)と2022年度を底に3期連続の回復を達成したが、タイ(コラート)工場の減損損失444百万円やメキシコ支店撤退損86百万円の計上が利益を圧迫し、純利益は14億円と前期比4.1%減にとどまった。一方で生成AI関連サーバー向け配線板材料が好調で、エレクトロニクスセグメントの営業利益は前期比+20.5%と牽引役となっている。中期経営計画2025の最終年度(FY2026)に向け、3カ年累計営業利益57.3億円・ROE平均10%以上の達成を目指すとともに、長期経営目標2031ではメーカー事業比率の2/3超への引き上げとEcoプロダクツ新セグメントの立ち上げを掲げている。成長投資枠を30億円から60億円超に倍増しており、資本効率改善と事業ポートフォリオ転換の実行力が今後の評価軸となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 専門商社販売(エレクトロニクス中心)と自社製造(モビリティ・医療精密機器)の二軸で売上449億円を構成している。
- 2顧客: デンソー(売上比17%)をはじめ、自動車・電子部品・医療機器メーカーに国内外で製品・材料を供給している。
- 3価値提案: 高機能材料の商社機能と国内外11工場のものづくり能力を組み合わせた「異色ある価値」をワンストップで提供している。
- 4地域構成: 日本を本拠地に、タイ・ベトナム・中国等アセアン・中華圏に生産拠点を展開するグローバル体制を持っている。
Risks · リスク要因
- 1地政学・関税リスク: 米国の関税政策変動とアセアン・中国市場の自動車販売不振が継続しており、FY2026業績の下振れ要因として最大懸念である。
- 2固定資産減損リスク: FY2025にタイ(コラート)工場で444百万円の減損を計上済みで、アセアン工場の収益悪化が続けば追加損失の可能性がある。
- 3サプライチェーン集中リスク: レゾナック等特定パートナーの事業方針変更や顧客の調達方針転換により、売上・利益が大きく変動する可能性がある。
- 4ROE目標未達リスク: 3カ年平均ROE10%以上の目標に対しFY2025実績は8.9%にとどまり、最終年度での目標達成には収益力の一段の改善が不可欠である。
Strengths · 強み
- 1商社×メーカー複合体制: 専門商社機能とファブレス製造機能を一体化し、材料調達から加工・供給まで付加価値を積み上げられる点が差別化要因である。
- 2生成AI需要への対応力: エレクトロニクスセグメントでサーバー向け配線板材料の受注が急拡大し、FY2025セグメント利益が前期比+20.5%増を実現している。
- 3アセアン製造ネットワーク: タイ・ベトナム・フィリピン等に工場を分散配置し、医療機器や自動車部品の多国間サプライチェーンを構築している。
- 4レゾナックとの特約店関係: 株式会社レゾナックをはじめ複数パートナーと特約店契約を結び、高機能材料の安定的な仕入れ・販売権を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中計最終年度の営業利益20億円達成: FY2026に3カ年累計57.3億円・ROE平均10%以上を達成すべく、スマートフォン・アセアン・プリンター関連の3つの懸念要素を克服する活動を推進する。
- 2長期経営目標2031でメーカー比率拡大: 売上高に占めるメーカー事業比率を現状の約50%から2/3超へ引き上げ、収益構造の高度化と安定化を図る。
- 3Ecoプロダクツ新セグメントの創設: 持続可能社会への対応として新セグメントを立ち上げ、環境関連製品・材料を成長の第4の柱に育てることを目指す。
- 4成長投資枠を60億円超に倍増: 能力増強・自動化・R&D・人的資本投資の計画枠を30億円から60億円超に拡大し、資本コストを上回るリターンの獲得を長期目標に置く。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高449億円・前期比+7.1%を達成し、連結業績予想を全項目で上回る結果となった。
エレクトロニクスセグメントが生成AI関連需要を取り込み、売上208億円(前期比+10.2%)・セグメント利益153億円(前期比+20.5%)と牽引した。
タイ(コラート)工場で減損損失444百万円・メキシコ支店撤退損86百万円を計上し、事業ポートフォリオの入れ替えを実行した。
2024年11月に長期経営目標2031を策定・公表し、成長投資計画枠を30億円から60億円超に倍増することを発表した。
02
業績推移
売上高
449億円▲7.1%FY25
営業利益
19.7億円▲2.7%FY25
純利益
14億円▼4.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 445 | 435 | 400 | 355 | 389 | 419 | 449 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 13.4 | 19.1 | 19.2 | 19.7 |
| 経常利益 | 4.5 | 11.5 | 5.0 | 14.2 | 18.7 | 21.5 | 21.1 |
| 純利益 | -10.3 | 5.5 | 0.1 | 10.3 | 12.7 | 14.6 | 14.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 293 | 275 | 247 | 261 | 287 | 308 | 325 |
| 純資産 (自己資本) | 96.0 | 98.1 | 90.0 | 104 | 125 | 148 | 165 |
| 自己資本比率 (%) | 32.8 | 35.7 | 36.4 | 39.7 | 43.7 | 48.1 | 50.9 |
| 現金及び預金 | 49.4 | 43.3 | 29.3 | 45.7 | 49.0 | 56.7 | 62.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 15.5 | 21.7 | 16.0 | 22.4 | 29.8 | 36.8 | 27.7 |
| 投資CF | ▲23.2 | ▲12.3 | ▲4.4 | ▲2.9 | ▲16.1 | ▲15.6 | ▲16.8 |
| 財務CF | 11.2 | ▲16.2 | ▲22.7 | ▲2.7 | ▲13.8 | ▲16.4 | ▲10.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
155.15
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.9%
自己資本利益率
ROA
4.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Electronics0.0兆46.3%0.00兆7.4%
Mobility0.0兆37.2%0.00兆6.9%
PrecisionMedicalMachinery0.0兆16.5%0.00兆5.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
332人
平均年齢
38.1歳
平均勤続
11.4年
単体 平均年収
560万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
76.00円+2
配当性向
47.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
10
FY22
22
FY23
33
FY24
74
FY25
76
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。