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株式会社王将フードサービス
カブシキガイシャオウショウフードサービス上場小売業9936EDINET: E03193OHSHO FOOD SERVICE CORP.
決算期: 03月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
1110億円
9.50%営業利益 (FY25)
109億円
6.01%経常利益 (FY25)
113億円
7.77%純利益 (FY25)
80.7億円
2.02%総資産
966億円
5.65%自己資本比率
76.8%
—ROE
11.3%
0.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社王将フードサービスは「餃子の王将」ブランドで中華系ファミリーレストランを全国展開する外食企業である。FY2025(2025年3月期)の売上高は1,110億円(前期比+9.5%)、営業利益は109億円(営業利益率9.8%)と、いずれも過去最高を更新した。2022年2月以降、同月比過去最高売上を毎月連続更新するという驚異的な客数増加トレンドを維持しており、コロナ禍に落ち込んだ2021年(806億円)からの回復・成長が鮮明である。 競争優位の核心は、直営工場による食材の一貫管理と「餃子の王将アカデミー」に代表される調理技術の標準化・向上にある。価格改定を2回実施しながらも客数が増加し続けた事実が、ブランド力と品質への顧客信頼を裏付けている。成長戦略の柱は、(1)関東を中心とした積極出店による1,000店舗達成、(2)3年連続ベースアップによる人的資本投資、(3)工場・DX投資による生産性向上であり、資本効率(ROE 11.3%)も安定的に向上している。一方で、原材料・人件費・エネルギーコストの上昇圧力が続くほか、食品衛生リスクや出店用地確保の難易度上昇が中長期の課題として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 直営店(約730店超)の飲食・テイクアウト・デリバリー売上が主軸で、FC店舗のロイヤルティも補完する。
- 2顧客: ファミリー・学生・シニアなど幅広い層に、低価格・高品質の中華料理を日常的に提供している。
- 3価値提案: 直営工場製の餃子・麺と店内調理の組み合わせにより、外食チェーンで差別化された本格的な味を実現する。
- 4コスト構造: 原材料・人件費・店舗賃借料が主要費用で、工場内製化とDXによる省力化でコスト効率を追求する。
Risks · リスク要因
- 1原材料・コスト上昇: 食材・エネルギー・物流費が予想を超えて高騰しており、価格改定で転嫁しきれない場合に利益率を圧迫するリスクがある。
- 2人件費上昇と人材確保: 3年連続ベースアップで直近3年間の賃上げ率は約29%に達しており、人件費負担の増大が収益構造を変化させるリスクがある。
- 3食品衛生・風評リスク: 食中毒・異物混入等が発生した場合、SNS拡散により企業イメージが急速に毀損し、営業停止や売上激減につながる可能性がある。
- 4出店計画達成リスク: 1,000店舗目標に向け関東出店を加速する中、条件合致物件の確保難や建築コスト上昇が計画遅延・収益圧迫を引き起こすリスクがある。
Strengths · 強み
- 1ブランド力: 創業58年の「餃子の王将」は認知度が極めて高く、2回の価格改定後も客数が増加し続けた実績が顧客粘着性を証明する。
- 2一貫品質管理: 久御山工場等の直営工場で餃子・麺を内製し、産地訪問・FSSC22000取得で原材料品質を厳格に管理する。
- 3人材育成体制: 王将アカデミーによる調理技能検定とランクアップシステムを整備し、多店舗でのQSC水準を均質に維持できる。
- 4収益成長トレンド: 2022年以降36カ月超の同月比最高売上更新と4期連続営業最高益が、ビジネスモデルの再現性と成長持続力を示す。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 11,000店舗達成: 関東を重点地域とした積極出店、FC直営化、都心向け「ジョイ・ナーホ」業態展開などで店舗網を拡大する計画である。
- 2人的資本投資: 2025年度も賃上げ率8.2%・大卒初任給30万円を実現し、採用ブランディング強化と従業員エンゲージメント向上を継続する。
- 3商品力・DX投資: 久御山工場の麺ライン刷新に続き「Challenge2025」で麺リニューアルを推進し、IT基盤最適化・セミセルフレジ導入で生産性を高める。
- 4サステナビリティ推進: 8つのマテリアリティを特定し、Scope1・2排出量削減やプラスチック使用量削減を2030年・2050年目標に向けて具体化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1,110億円(+9.5%)・営業利益109億円(営業利益率9.8%)でともに過去最高を更新し、4期連続増収増益を達成した。
2回の価格改定: 2024年6月と2025年2月に実施したが、日経新聞全面広告等の告知戦略が奏功し、いずれの改定後も客数は増加傾向を維持した。
賃上げ: 2024年度の月例給は平均39,162円引き上げ(賃上げ率11.5%)、大卒初任給を52,000円増の278,500円とし、社員平均年収が10年前比で100万円超増加した。
新規出店: FY2025に11店舗を出店(金閣寺店・なんばグランド花月店・イオン新浦安店など)し、FC直営化3店舗を含む多様な業態・立地へ展開した。
02
業績推移
売上高
1,110億円▲9.5%FY25
営業利益
109億円▲6.0%FY25
純利益
80.7億円▲2.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 816 | 856 | 806 | 848 | 930 | 1014 | 1110 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 69.6 | 79.8 | 103 | 109 |
| 経常利益 | 73.1 | 80.8 | 68.7 | 130 | 91.4 | 105 | 113 |
| 純利益 | 41.9 | 53.1 | 42.9 | 88.1 | 62.1 | 79.1 | 80.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 640 | 675 | 912 | 894 | 841 | 915 | 966 |
| 純資産 (自己資本) | 469 | 503 | 530 | 591 | 628 | 686 | 742 |
| 自己資本比率 (%) | 73.3 | 74.5 | 58.1 | 66.1 | 74.6 | 75.0 | 76.8 |
| 現金及び預金 | 141 | 171 | 396 | 374 | 320 | 363 | 381 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 87.8 | 77.4 | 58.2 | 136 | 73.3 | 122 | 112 |
| 投資CF | ▲16.0 | ▲21.5 | ▲34.4 | ▲29.4 | ▲32.3 | ▲32.2 | ▲45.7 |
| 財務CF | ▲55.6 | ▲25.9 | 201 | ▲128 | ▲95.1 | ▲47.3 | ▲48.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
142.88
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.3%
自己資本利益率
ROA
8.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
2,320人
平均年齢
37.3歳
平均勤続
11.4年
単体 平均年収
579万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
178.00円-37
配当性向
37.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
180
FY21
150
FY22
170
FY23
195
FY24
215
FY25
178
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。