株
株式会社ハチバン
カブシキガイシャハチバン上場小売業9950EDINET: E03202HACHI-BAN CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
73.8億円
7.85%営業利益 (FY25)
2.6億円
12.34%経常利益 (FY25)
4.6億円
26.50%純利益 (FY25)
2.4億円
46.58%総資産
55.5億円
3.59%自己資本比率
66.2%
—ROE
6.7%
1.83%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ハチバンは、石川県を本拠地とする「8番らーめん」フランチャイズチェーンを中核に、外食・外販・海外の3事業を展開する外食企業である。国内では北陸・中部・中国地方に123店舗、海外ではタイ169店舗・ベトナム3店舗を含む172店舗を展開し、合計295店舗を運営する。FY2025の売上高は74億円(前年比+7.8%)と2021年のコロナ禍底値53億円から着実に回復し、経常利益は5億円(+26.8%)、純利益は2億円(+47.1%)と増益基調が鮮明である。収益の柱は外食事業(営業収益62億円)で、海外事業(同14億円、+24.8%)が次なる成長エンジンとして台頭している。一方で外販事業は60億円規模ながら赤字が続いており、構造改善が課題である。事業モデルの特長は、自社工場による食材製造とFC向け物流を一体運営する「2つのチェーン・マネジメント」にあり、ブランド力と製造ノウハウを海外ライセンス収入にも転換している。原材料費・人件費高騰、人口減少による国内市場縮小、タイ景況悪化など複数のリスクを抱えつつも、財務の健全性(純資産37億円、自己資本比率約66%)は維持されており、中小外食チェーンとしては安定した財務基盤を持つ。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 外食事業がFC加盟金・ロイヤルティ・直営店売上で営業収益62億円(全体の75%)を占め主柱である。
- 2顧客: 北陸を地盤とする国内FCオーナーと、タイ・ベトナムのエリアライセンス契約先企業が主要顧客である。
- 3価値提案: 自社工場製造の麺・タレを全店に安定供給し、低価格・均一品質のラーメンをFC網で提供する。
- 4コスト構造: 商品仕入が34億円(前年比+13.1%)と最大コストで、原材料費・人件費高騰が収益を圧迫している。
Risks · リスク要因
- 1原材料費・人件費の構造的高騰: 商品仕入が前年比+13.1%増と急拡大し、最低賃金上昇も重なり利益率を継続的に圧迫するリスクがある。
- 2生産・物流の集中リスク: 麺・タレ等を本社工場1拠点、物流を1社に集約しており、自然災害や感染症で全社供給が停止する恐れがある。
- 3食品安全・衛生問題による風評リスク: 食中毒や異物混入が発生した場合、FC加盟店を含むブランド全体への連鎖的な打撃となりうる。
- 4タイ景況悪化と海外依存度上昇: 海外事業が営業収益の17%を占める中、タイ下半期の景況悪化が客数鈍化を招き今後の成長を制約するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1北陸における圧倒的なブランド認知: 北陸発祥50年超の歴史を持ち「食はハチバン」と呼ばれるほど地域に深く浸透している。
- 2自社一貫製造による品質統制: 本社工場1拠点でISO22000:2018認証を取得し、麺・タレ・餃子の均一品質を担保している。
- 3タイでの169店舗規模の海外基盤: 東南アジアにおいてライセンス収入と液体調味料輸出を組み合わせ、安定した海外収益を確立している。
- 4外販事業を通じたB2B展開: 地元スーパーや全国の生協への卸販売とeSHOPを組み合わせ、中食・内食需要を取り込んでいる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1海外事業のさらなる拡大: タイ・ベトナム・カンボジアのライセンス先との関係強化と、他東南アジア地域への展開を推進する方針である。
- 2国内店舗のスクラップアンドビルド推進: 立地環境変化に対応した既存店改装やドライブスルー併設、配膳ロボット・セルフオーダー導入で店舗収益を底上げする。
- 3外販事業の黒字転換: 生協・量販店向け卸とeSHOPを拡充し、FY2025に2百万円の損失が続く外販セグメントの早期黒字化を目指す。
- 4工場設備刷新と生産性向上: 有形固定資産取得663百万円を投じた設備更新を通じ、製造原価低減とISO22000水準の品質管理強化を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高74億円・純利益2億円で47.1%増益: 北陸新幹線延伸効果やインバウンド需要回復が和食部門を押し上げ、全セグメントで増収を達成した。
能登半島地震被災店舗が2025年3月に全面再開: 2024年1月の地震で休業していた内灘店が2025年3月26日に営業再開し、国内全店舗の正常稼働が回復した。
海外事業が営業収益14億円・前年比+24.8%と急成長: タイの新規13店舗出店と液体調味料の新取引先開拓が牽引し、セグメント利益4億円を計上した。
設備投資663百万円と現預金568百万円減少: 工場設備刷新を中心とした積極投資でFCF はマイナスとなり、現金残高は10億円に低下した。
02
業績推移
売上高
73.8億円▲7.8%FY25
営業利益
2.6億円▲12.3%FY25
純利益
2.4億円▲46.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 76.8 | 76.5 | 53.1 | 54.0 | 64.3 | 68.4 | 73.8 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -3.4 | 1.7 | 2.4 | 2.6 |
| 経常利益 | 4.1 | 2.9 | -5.2 | -0.7 | 2.2 | 3.7 | 4.6 |
| 純利益 | 2.1 | 1.1 | -6.5 | -1.7 | 0.6 | 1.6 | 2.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 52.6 | 51.9 | 53.3 | 50.9 | 46.9 | 57.6 | 55.5 |
| 純資産 (自己資本) | 42.1 | 41.0 | 33.9 | 31.6 | 32.2 | 33.9 | 36.7 |
| 自己資本比率 (%) | 80.0 | 79.0 | 63.6 | 62.1 | 68.7 | 58.8 | 66.2 |
| 現金及び預金 | 10.2 | 10.6 | 13.1 | 13.2 | 8.2 | 15.8 | 10.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 4.8 | 4.3 | ▲5.3 | 1.4 | 3.8 | 5.0 | 4.2 |
| 投資CF | ▲1.8 | ▲1.6 | ▲1.5 | 0.4 | ▲2.4 | ▲2.8 | ▲7.0 |
| 財務CF | ▲1.0 | ▲2.2 | 9.3 | ▲1.7 | ▲6.7 | 5.3 | ▲3.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
80.49
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.7%
自己資本利益率
ROA
4.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
OverseasBusiness0.0兆17.5%
RestaurantBusiness0.0兆75.2%
WholesaleBusiness0.0兆7.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
158人
平均年齢
44.5歳
平均勤続
13.1年
単体 平均年収
577万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
30.00円
配当性向
38.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
30
FY21
30
FY22
30
FY23
30
FY24
30
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。