東
東テク株式会社
トウテクカブシキガイシャ上場卸売業9960EDINET: E02769TOTECH CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
1560億円
10.82%営業利益 (FY25)
147億円
48.32%経常利益 (FY25)
156億円
47.13%純利益 (FY25)
112億円
59.82%総資産
1052億円
4.73%自己資本比率
58.2%
—ROE
19.5%
5.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
東テク株式会社は、業務用空調機器を中心とした設備機器の販売(商品販売事業)と計装工事・電気管工事の施工(工事事業)を2本柱とする建築設備専門商社である。売上高は2019年の1,037億円から2025年には1,560億円へと6年間で約50%拡大しており、都市部再開発・データセンター需要・製造業の国内回帰という強い追い風を捉えている。FY2025は売上高1,560億円(+10.8%)、営業利益147億円(+48.3%)、純利益112億円(+59.8%)と大幅な増益を達成し、ROEは19.5%に達した。利益率向上の主因は、相対的に粗利率の高い工事事業(売上総利益+32.5%)の伸長と、保守メンテナンス案件の拡大にある。自己資本比率は58.2%と財務体質も堅固で、有利子負債依存度はわずか3.6%に低下した。中期経営計画では2026年3月期に売上高1,600億円・経常利益158億円・ROE12%以上を目標とし、東南アジア地域へのM&Aを含む海外展開も加速させる方針である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 商品販売事業(売上比59%)と工事事業(同42%)の2事業で構成し、保守が利益率を底上げしている。
- 2顧客: オフィスビル・データセンター・製造工場など国内外の法人向けに空調・計装ソリューションを提供している。
- 3価値提案: 機器販売から設計・施工・保守・リニューアルまで建物設備ライフサイクル全域をカバーするワンストップ対応が強みである。
- 4仕入構造: ダイキン工業など主要メーカーと代理店・特約店契約を結び、仕入先上位1社集中度は26.1%(FY2025)となっている。
Risks · リスク要因
- 1主要仕入先集中リスク: ダイキン工業1社への仕入依存度が26.1%と高く、同社との関係悪化や供給停止が業績に直結する可能性がある。
- 2景気・建設投資変動リスク: 民間設備投資や公共投資の急減速は受注量を直撃し、季節偏重(下半期・期末集中)が収益の振れを増幅させる。
- 3人材不足・労務リスク: 技術者不足が慢性化する中で採用・育成コストが増大しており、確保できなければ受注能力の上限が制約される。
- 4海外事業リスク: シンガポール・インドネシア・ベトナム等の東南アジア拠点では法規制変更・政治混乱・人材確保難など複合リスクがある。
Strengths · 強み
- 1利益率改善力: 粗利率の高い工事事業が大きく伸長し、FY2025の売上総利益は前期比21.2%増と売上増加率を大幅に上回った。
- 2財務健全性: 自己資本比率58.2%・有利子負債依存度3.6%と無借金経営に近い財務基盤が資本コストを低く保っている。
- 3保守事業の安定収益: 空調機器の保守メンテナンス案件が継続的に積み上がり、景気変動を緩和するストック収益源となっている。
- 4受注残の積み上げ: FY2025末の受注残高は約900億円(前期比+4.9%)で、工事事業残高は前期比+11.1%と次期業績の視界が開けている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期計画最終目標: 2026年3月期に売上高1,600億円・経常利益158億円・ROE12%以上・PBR1倍以上の達成を目指している。
- 2コア事業深耕: 大型・高収益案件への選択集中と既存顧客深耕を進め、データセンター・カーボンニュートラル関連需要を取り込む方針である。
- 3海外事業拡大: 東南アジアの現地拠点強化とM&A活用により、日本で培ったトータルソリューション力を海外市場へ展開する計画である。
- 4人財・ESG投資: 2025年4月入社115名の採用継続とテクニカルセンターでの技術研修を軸に人財投資を強化し、GHG削減・再生冷媒対応を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増益: 売上高1,560億円(+10.8%)に対し営業利益147億円(+48.3%)・純利益112億円(+59.8%)と利益の伸びが売上を大きく上回った。
工事事業の急拡大: データセンター需要等を背景に工事事業売上が653億円(+14.8%)・売上総利益が前期比+32.5%と全社利益拡大を牽引した。
財務改善: 有利子負債を51.8億円純減し残高38.2億円まで圧縮、自己資本比率は前期比5.0pt上昇の58.2%に達した。
賃上げ促進税制の活用: ベースアップを含む人件費増加(販管費+10.3%)を実施しつつ賃上げ促進税制適用で税負担を抑制し、最終利益を押し上げた。
02
業績推移
売上高
1,560億円▲10.8%FY25
営業利益
147億円▲48.3%FY25
純利益
112億円▲59.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1037 | 1171 | 1097 | 1101 | 1267 | 1407 | 1560 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 63.0 | 77.3 | 99.1 | 147 |
| 経常利益 | 58.5 | 67.1 | 68.1 | 71.2 | 81.7 | 106 | 156 |
| 純利益 | 40.3 | 47.6 | 47.9 | 47.2 | 52.3 | 70.0 | 112 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 824 | 802 | 815 | 847 | 921 | 1005 | 1052 |
| 純資産 (自己資本) | 292 | 323 | 386 | 417 | 455 | 534 | 612 |
| 自己資本比率 (%) | 35.4 | 40.3 | 47.4 | 49.2 | 49.4 | 53.2 | 58.2 |
| 現金及び預金 | 55.0 | 57.0 | 48.8 | 76.6 | 49.4 | 85.2 | 130 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 20.1 | 79.7 | 52.4 | 110 | 47.6 | 99.4 | 139 |
| 投資CF | ▲56.0 | ▲31.9 | ▲22.7 | ▲51.3 | ▲50.3 | ▲4.4 | ▲11.0 |
| 財務CF | 17.9 | ▲45.7 | ▲38.0 | ▲33.0 | ▲26.5 | ▲60.2 | ▲84.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
272.06
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
19.5%
自己資本利益率
ROA
10.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
Engineering0.1兆41.8%
GoodsSales0.1兆58.1%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,101人
平均年齢
41.0歳
平均勤続
12.0年
単体 平均年収
841万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
140.00円-126
配当性向
59.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
97
FY21
101
FY22
156
FY23
211
FY24
266
FY25
140
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。