株
株式会社ベルク
カブシキガイシャベルク上場小売業9974EDINET: E03216Belc CO., LTD.
決算期: 02月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
3814億円
10.22%営業利益 (FY25)
170億円
17.36%経常利益 (FY25)
174億円
16.14%純利益 (FY25)
124億円
16.00%総資産
2007億円
8.87%自己資本比率
54.8%
—ROE
11.8%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ベルクは、埼玉県を核とする首都圏(東京・群馬・千葉等)で食品スーパーマーケット「ベルク」および小型業態「クルベ」を計144店舗展開する中堅食品スーパーである。イオンと業務・資本提携を結びながらも独立した経営を維持し、「Better Quality & Lower Price」を掲げて生鮮・惣菜・グロサリーを幅広く扱う。FY2025(2025年2月期)は売上高3,814億円(前年比+10.2%)、営業利益170億円(同+17.4%)、ROE11.8%と好調な業績を記録した。成長の主因は7店舗の新規出店に加え、仕入コスト上昇局面での適時値上げと競合比較での価格競争力維持、ポイントカードやSNSを活用した集客強化であった。自社物流センターによる大量一括調達・集中配送体制が粗利率27.0%および販管費率の抑制に寄与し、プライベートブランド「クラベルク」の拡充や移動スーパー「とくし丸」による商圏深耕も進んでいる。今後は新規優良立地の確保・自社物流の更なる効率化・連結子会社(ホームデリカ等)の収益向上を課題に据え、2050年カーボンニュートラル目標も含むサステナビリティ経営を推進している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 食品スーパー1業態に集中し、生鮮計162,910百万円(42.7%)とグロサリー計218,530百万円(57.3%)が両輪を形成している。
- 2顧客: 首都圏在住の一般消費者を主対象に、移動スーパー「とくし丸」で高齢者等の買い物弱者にも販売圏を拡張している。
- 3価値提案: 自社物流による大量一括調達と標準化チェーンオペレーションで、競合比較での相対的低価格と鮮度品質を同時に実現している。
- 4コスト構造: 自社物流センターからの集中配送と省力器具活用により販管費率を抑制し、目標経常利益率4.5%以上を維持する構造である。
Risks · リスク要因
- 1競合激化と出店用地不足: 首都圏は競合SMや他業態との競争が激しく、優良立地確保が困難になれば出店計画未達と既存店売上の侵食が生じうる。
- 2人件費・光熱費の上昇: 賃金上昇で給与手当が前年比3,146百万円増、電気料金も772百万円増加しており、コスト上昇が継続すると利益率を圧迫するリスクがある。
- 3食の安全・衛生問題: 食中毒や産地偽装等が発生した場合、社会的信用の毀損と売上急減につながる可能性があり、生鮮比率の高い業態特性上リスクが大きい。
- 4首都圏集中による自然災害リスク: 店舗・本社・物流センターが埼玉県中心の首都圏に集中しており、大規模地震等の発生時に広域かつ同時多発的な被害が生じうる。
Strengths · 強み
- 1ドミナント出店戦略: 首都圏に144店舗を高密度展開し、物流効率と広告費効率の両面で競合他社に対してコスト優位を持つ。
- 2自社物流体制: 産地・メーカーからの大量一括調達と自社センター配送で仕入コストを圧縮し、商品品質の安定化にも貢献している。
- 3標準化されたチェーンオペレーション: フォーマット標準化により新店立ち上げコストと教育コストを削減し、高い労働生産性を維持している。
- 4イオンとの業務提携: 2006年以来のイオンとの商品供給・販促・開発連携により、独立中堅SMとしてスケールメリットを部分的に享受している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1計画出店の継続: 標準化フォーマットで年間複数店を出店し、首都圏でのドミナント密度を高めて2030年代に向けた規模拡大を目指す方針である。
- 2売上高経常利益率4.5%以上の維持: ローコストオペレーションの深化と経費コントロールにより、厳しい競争環境下でも高収益体質を堅持する目標を掲げている。
- 3自社物流の更なる展開: 店舗数増加に対応した配送体制の再設計と物流センター機能強化により、SCM全体の効率化と商品原価低減を推進する。
- 42050年GHG排出実質ゼロ: 再生可能エネルギー転換・省エネ・食品ロス削減・資源回収を段階的に推進し、長期的な環境負荷低減と企業価値向上を両立する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高3,814億円(前年比+10.2%)、営業利益170億円(同+17.4%)、純利益124億円(同+16.0%)と過去最高水準を更新した。
7店舗新規出店: 練馬高松店・葛飾高砂店・杉戸下高野店など首都圏7店舗を開設し、2025年2月末時点で計144店舗体制となった。
コスト増圧力: 給与手当が前年比3,146百万円増、水道光熱費が772百万円増となり、販管費合計は924億円(前年比+8.1%)に膨らんだ。
デジタル・新サービス拡充: 電子マネー「ベルクペイ」とネットスーパー「ベルクお届けパック」の導入店舗を拡大し、移動スーパー「とくし丸」も展開を継続した。
02
業績推移
売上高
3,814億円▲10.2%FY25
営業利益
170億円▲17.4%FY25
純利益
124億円▲16.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2229 | 2369 | 2817 | 2970 | 3056 | 3461 | 3814 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 131 | 140 | 145 | 170 |
| 経常利益 | 104 | 111 | 127 | 139 | 143 | 150 | 174 |
| 純利益 | 65.7 | 73.0 | 88.3 | 91.9 | 96.1 | 107 | 124 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1158 | 1262 | 1366 | 1532 | 1693 | 1844 | 2007 |
| 純資産 (自己資本) | 635 | 691 | 763 | 837 | 913 | 1000 | 1099 |
| 自己資本比率 (%) | 54.8 | 54.7 | 55.9 | 54.6 | 53.9 | 54.2 | 54.8 |
| 現金及び預金 | 69.6 | 75.2 | 73.7 | 118 | 156 | 170 | 178 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 125 | 122 | 173 | 171 | 156 | 211 | 227 |
| 投資CF | ▲71.4 | ▲113 | ▲140 | ▲185 | ▲159 | ▲162 | ▲217 |
| 財務CF | ▲23.4 | ▲3.3 | ▲35.0 | 58.4 | 41.0 | ▲33.8 | ▲1.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
594.16
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.8%
自己資本利益率
ROA
6.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
2,685人
平均年齢
33.5歳
平均勤続
9.4年
単体 平均年収
552万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
178.00円+20
配当性向
21.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
111
FY21
126
FY22
133
FY23
139
FY24
158
FY25
178
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。