業界全体の市場規模は今後どう推移するか?
業界全体売上は2008年3兆9,689億円から2023年3兆6,259億円まで16年間で約3,430億円縮小し、民放地上波が縮小の主因 (2008年2兆4,493億円→2023年2兆1,582億円、約2,911億円減) となっています。NHKは6,500億-7,400億円台を維持してきましたが、2024年10月の受信料値下げで2024年度に6,125億円まで一段下落しました。2020年のコロナ局面では業界全体が3兆5,522億円まで一段下落し、特に民放地上波が1兆9,993億円まで縮小しましたが、2021年以降は2兆1,000億円台で回復しています。
中期の方向性は、地上波広告の構造的縮小傾向と配信視聴拡大が並行する局面で、放送外事業 (不動産・観光・ライフスタイル) の収益比重が各社で増加しています。業界規模の評価は集計範囲と時点で見え方が変わり、総務省白書とJBA決算とNHK決算をどう組み合わせるかで読み方に幅が生じます。