なぜAIサーバーの高密度化が液冷を不可避にするのか?
生成AI向けサーバーは消費電力と発熱量が大きく、高発熱のラックでは空冷だけでは冷やしきれません。
GPUを多数搭載するAIサーバーは1ラックあたりの発熱が従来より大きく、空気で冷やす方式では冷却能力が頭打ちになります。そこで、サーバーに冷却液を直接当てるDLCや、ラック背面の扉で冷やすリアドアといった液冷が選択肢になります。JEITAは高発熱ラックのうち液冷が2027年に53.3%を占めると予測し、富士キメラ総研は液冷関連製品の市場が2024年に前年比57.1%増と見込みます。AIの計算需要が冷却方式の転換を後押ししている構図です。なお、AIの計算需要とGPU高密度化そのものは生成AIの計算基盤データの加算参照として押さえています。