なぜアニメの海外売上はここまで伸びたのか?
日本のアニメの海外売上は、2002年の3,725億円から2024年に2兆1,702億円へと拡大し、とくに2015年以降の伸びが大きくなっています。2024年の前年比は126.0%で、産業市場全体の56.5%を占めるまでになりました。
最大の要因は、配信プラットフォームの普及です。NetflixやCrunchyrollなどを通じて、日本のアニメが世界中の視聴者に同時に届くようになりました。これにより、海外での配信権の販売に加え、人気作品の商品化やゲームのライセンスなど、海外からの収益経路が広がりました。
国内市場が人口減少を背景に大きな伸びを見込みにくいなか、海外は今後も成長の中心となる見通しです。配信を起点に、どの地域・どの作品で収益を伸ばせるかが、各社の戦略の焦点になっています。