なぜ24時間営業が大きな論点になったのか?
24時間営業は長らくコンビニの基本でしたが、人手不足の深刻化によって、オーナーや家族が深夜帯を含めて長時間勤務せざるを得ないケースが増え、加盟店の負担として表面化しました。深夜帯の人件費や採用難が、加盟店の収益と働き方を圧迫したためです。
公正取引委員会の実態調査(大手8社の全加盟店57,524店対象、回答12,013店)でも、営業時間をめぐる本部と加盟店の関係が論点の一つとして取り上げられました。24時間営業は、来店客の利便性や物流の効率という本部・社会の側のメリットと、加盟店の人手・コストの負担とが、最も鋭く対立する論点です。
これを受けて、全店一律ではなく立地や人手に応じて営業時間を選べるようにする動きが各社で進みました。営業時間のあり方は、本部と加盟店がメリットと負担をどう分かち合うかを映す象徴的なテーマとなっています。