コンタクトレンズの輸入依存を、どう持続するか?
視力補正用コンタクトレンズは、供給額(国内生産と輸入の合計、約3,315億円)のうち輸入が約79.7%を占めます。海外メーカーが供給の多くを担う構造で、為替や海外の生産・物流の動向の影響を受けやすい分野です。
一方で、国内メーカーが強みを持つ領域もあります。角膜矯正用(オルソケラトロジー)は国内生産が約49億円と輸入を大きく上回り、近視の進行抑制という需要を背景に国内メーカーが独自の位置を占めています。メニコンやシードなどの国内メーカーは、こうした独自製品や定額制を通じて、輸入依存のなかでの差別化を進めています。
コンタクトレンズは医療機器に分類され、安定供給が求められます。輸入依存が高いほど、供給網の安定や国内での独自領域の確保が、持続上の論点となります。