認可保育所 — 市町村が実施義務を負い、社会福祉法人・公営・営利法人が運営
認可保育所(保育所)は児童福祉法の児童福祉施設で、市町村が保育の実施義務を負います。保護者は市町村に申し込み、市町村が入所を調整し、私立保育所には市町村が保育の実施を委ねる費用として委託費を支払います。公立保育所の運営費は2004年度から国の負担金を離れ、自治体の一般財源で賄われています。厚生労働省の社会福祉施設等調査では、保育所は2024年10月1日に2万1,755か所で、運営主体は社会福祉法人1万1,162、公営(市町村など)6,049、営利法人(株式会社など)3,443、NPOや学校法人などその他の法人955、医療法人18、公益法人42、個人などその他86です。
主体別の数は3年で動いています。社会福祉法人は2022年の1万1,650から2024年の1万1,162へ、公営は6,481から6,049へ毎年減り、営利法人は3,278から3,443へ毎年増えました。社会福祉法人は社会福祉法に基づく非営利の法人で、保育所の運営主体として最も多く、公営が2番目、営利法人が3番目です。上場企業ではJPホールディングス(日本保育サービス)、グローバルキッズCOMPANY、さくらさくプラス、Smile Holdingsなどが認可保育所を運営しており、各社の施設数や業績は主要企業のページで扱います。
保育所が教育の機能を加えた保育所型認定こども園は、同じ調査で2024年10月1日に1,756か所あり、運営主体は社会福祉法人1,141、公営368、営利法人120、その他の法人100です(こども家庭庁が2025年4月1日に集計した保育所型2,017園とは調査と時点が違います)。保育所型認定こども園は2022年の1,353か所、2023年の1,537か所から毎年増えており、保育所から認定こども園へ移る動きは、保育所の数が減り保育所型認定こども園が増える形で、この調査の主体別の数にも表れています。