オンライン学習はどこまで広がっているのか?
オンライン学習は、個人向けと学校向けの両面で広がっています。個人向けでは、スタディサプリがコロナ禍の2020年度に有料会員を約157万人へ倍増させたと各社決算報道で伝えられ、低価格の映像授業を全国の家庭に届けました。累計の利用者は約1,300万人に達したとされます。
学校向けの広がりも見逃せません。リクルートは「全国の高校の約4割に導入された」としており(2022年時点)、その後も導入は増えて、報道では2024年3月時点で約2,322校に達したとされます。家庭が個人で契約する形と、学校が一斉に導入する形の両方で、デジタル学習は教育の現場に浸透しています。
この広がりは、従来の塾にとって無視できない規模です。低価格で全国どこからでも質の高い授業を受けられる選択肢が一般化したことで、塾は「自分たちにしか出せない価値は何か」を問われるようになりました。オンラインの普及そのものが、塾にあり方の見直しを迫る要因になっています(指導形態としての映像・オンラインの仕組みは、指導形態のページで扱います)。