専門葬儀社 — 地域に根ざした中小の事業者が大半
葬儀の施行(葬儀を執り行うこと)を本業とし、通夜・葬儀・告別式の運営、祭壇や式場の設営、生花・料理・返礼品の手配、火葬場の予約までを請け負います。全葬連には56の事業協同組合を通じて1,186社が所属し、葬祭ディレクター技能審査などの業界共通の仕組みを担っています。経済センサスの葬儀業8,070事業所は担い手の類型別には分けられていませんが、従業者4人以下が3,803か所、5〜9人が2,009か所と、家族経営に近い規模の事業者が多数を占めます。
上場企業では燦ホールディングス(公益社・きずなホールディングスなど)が267会館(2025年3月末、2026年2月に子会社化したこころネットは含まない)、ティアが直営とフランチャイズで219店(2025年11月)を持ち、買収で会館網を広げています。それでも従業者10〜29人の事業所が1,643か所、30人以上が392か所という分布は、葬儀が地域の寺院や火葬場、慣習と結びついた事業で、全国一律の運営で効率を出しにくいことを示しています。各社の業績は主要企業のページで扱います。