クボタ(6326)— 国内首位・世界トップクラスの総合機械メーカー
クボタ(東証プライム6326)は1890年(明治23年)創業の総合機械メーカーで、本社は大阪市浪速区。事業セグメントは農機・建機・水関連の3本柱で、農機単独でも世界トップクラスの規模を有します。1953年に日本初の耕耘機を量産化、1960年代に農機専業から多角化を進め、現在は小型建機(ミニショベル)でも世界首位という独自のポジション。グループ従業員は約53,000名(2024年末)。
FY2025(2025年12月期)連結売上3兆189億円(前年比 +0.1%)、営業利益2,655億円(同 -15.9%)、純利益2,168億円。海外売上比率は70% 超で、北米・アジアを中心とした事業展開が特徴です。FY2025の利益減少は為替・コスト影響が主因で、本業のトレンドは継続しています。
北米では1969年に小型トラクターで参入後、住宅・芝刈り・果樹栽培向けの小型機提案でシェア40% 超を獲得した歴史があり、現在も北米が海外売上の中核を占めます。アジアでは2008年にインドに参入し、2021年11月発表の公開買付(TOB)と第三者割当増資を経て2022年4月にインド大手エスコーツ社を連結子会社化(出資比率約44.8%、TOB取得額約1,200億円・関連投資総額約1,400億円規模)、2030年に両社合計でシェア25%(販売台数ベース)を目標。中期経営計画2030(mp137)では次世代農機・スマート農業を中核戦略に据え、KSAS(営農管理SaaS)展開、自動運転Lv2機の量産、カナダ・アグジャンクション社買収(自動運転技術)など、機械販売から「機械 + データサービス」への転換を進めています。